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【ドバイWCデー】日本馬22頭が参戦!世界競馬の祭典の注目点

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【ドバイWCデー】日本馬22頭が参戦!世界競馬の祭典の注目点

★ドバイワールドCデーに今年も日本馬が参戦 8競走に歴代最多の22頭が出走予定

3月26日、アラブ首長国連邦ドバイのメイダン競馬場で開催されるドバイワールドカップデーに、過去最多の出走頭数を記録した2018年(14頭)を大きく上回る日本馬22頭が8競走に参戦予定。このうち、日本国内で勝馬投票券発売を実施するのはドバイワールドC(GI:ダート2000メートル)、ドバイシーマクラシック(GI:芝2410メートル)、ドバイターフ(GI:芝1800メートル)、ドバイゴールデンシャヒーン(GI:ダート1200メートル)の4 レースで、メインレースとして実施されるドバイワールドCには、昨年の同レース2着馬チュウワウィザード(牡7歳、栗東・大久保龍志厩舎)が出走する予定。果たして、今年の日本勢は海外の強豪を破って勝利を挙げることができるだろうか。

★昨年2着のチュウワウィザードが今年も出走予定 日本馬2頭目の制覇なるか/ドバイワールドC

ドバイワールドCには、日本からチュウワウィザード(牡7歳、栗東・大久保龍志厩舎)が出走予定。同馬は昨年の同レースで2着と好走しており、2年連続の参戦となる。チュウワウィザードは前走の川崎記念では、2着馬に4馬身差をつける快勝でダートGI4勝目を挙げたが、2011年ヴィクトワールピサ以来2頭目の日本馬によるドバイワールドC制覇を遂げることができるかどうか。なお、チュウワウィザードには昨年ラヴズオンリーユーとのコンビで海外GI・2勝を挙げた川田将雅騎手が騎乗予定。


★ペガサスワールドCで米年度代表馬を圧倒 GI連勝中のライフイズグッドが参戦/ドバイワールドC

ドバイワールドCには、昨年のブリーダーズCダートマイル、今年のペガサスワールドCとGI・2連勝中のライフイズグッド(牡4歳、米、T・プレッチャー厩舎)が出走を予定している。同馬は前走のペガサスワールドCでは、前年のアメリカ年度代表馬に選出されたニックスゴーなどを寄せ付けず、2着となったニックスゴーに3馬身1/4差をつけて逃げ切り勝ちを果たした。ライフイズグッドがアメリカ以外の国で出走するのは今回が初めてだが、ドバイワールドCでも圧倒的なパフォーマンスを見せることができるかどうか。

なお、地元のUAE勢は前哨戦のアル・マクトゥームチャレンジラウンド3を制したハイポセティカル(牡5歳、S.ビン・ガデイヤー厩舎)などが出走する予定。

★5頭の日本馬が参戦 昨年のタービー馬、オークス馬が初の海外遠征/ドバイシーマC

ドバイシーマクラシックには、昨年のダービー馬シャフリヤール(牡4歳、栗東・藤原英昭厩舎)、昨年のオークスユーバーレーベン(牝4歳、美浦・手塚貴久厩舎)、昨年の神戸新聞杯勝ち馬ステラヴェローチェ(牡4歳、栗東・須貝尚介厩舎)の海外初挑戦となる4歳馬3頭に加え、海外で勝利経験があるグローリーヴェイズ(牡7歳、美浦・尾関知人厩舎)、オーソリティ(牡5歳、美浦・木村哲也厩舎)が出走を予定しており、2014年ジェンティルドンナ以来の日本馬による勝利を目指す。ちなみに、同一海外競走に5頭の日本馬が出走すれば、歴代最多タイ記録となる。なお、ステラヴェローチェにはM・デムーロ騎手、シャフリヤールにはC・デムーロ騎手が騎乗予定となっており、海外での兄弟対決の行方にも注目が集まる。また、シャフリヤールが勝てば、日本ダービー馬としては初の海外GI制覇となる。

★最多勝のW・ビュイック騎手 前哨戦を制したフクムにも注目/ドバイシーマC

ドバイシーマクラシックは1998年に創設され、2002年にGIへ昇格したレースだが、同レースの歴代最多勝ジョッキーは W・ビュイック騎手。同騎手はドバイシーマクラシック初騎乗となった2010年から騎乗機会4連勝を果たし、通算5戦4勝という成績を残している。ビュイック騎手は、昨年11月のブリーダーズCターフを制したユピアー(セン4歳、UAE、C・アップルビー厩舎)への騎乗が予想されるが、ドバイシーマクラシック5勝目を挙げることができるかどうか。

また、前哨戦のドバイシティーオブゴールドを制したフクム(牡5歳、英、O・バローズ厩舎)にはGI初制覇がかかる。同馬はこれまでに重賞5勝を挙げており、今回は2020年の英セントレジャー(5着)以来2度目のGI挑戦となるが、前哨戦に続いて勝利を挙げることができるかどうか。


★昨年2着のヴァンドギャルドか今年も参戦 シュネルマイスターパンサラッサも出走予定/ドバイターフ

ドバイターフに出走予定の日本馬はヴァンドギャルド(牡6歳、栗東・藤原英昭厩舎)、シュネルマイスター(牡4歳、美浦・手塚貴久厩舎)、パンサラッサ(牡5歳、栗東・矢作芳人厩舎)の3頭。ヴァンドギャルドは昨年、海外GIに3回出走し、ドバイターフでは2着と好走している。また、シュネルマイスターパンサラッサは今回が初の海外遠征となる。ドバイターフではこれまでに日本馬が5勝を挙げているが、今年出走する日本馬は勝利を挙げることができるかどうか。ヴァンドギャルドにはM・バルザローナ騎手、シュネルマイスターにはC・ルメール騎手、パンサラッサには吉田豊騎手が騎乗する予定となっている。なお、シュネルマイスターはKingman産駒の独国産馬だが、JRA所属の外国産馬が海外GIを勝てば、2003年クイーンエリザベスII世C(香港)を制した米国産馬エイシンプレストン(父Green Dancer)以来、19年ぶりとなる。

★レース史上初の連覇を狙うロードノース 前哨戦ジェベルハッタはアルファリークがV/ドバイターフ

昨年のドバイターフを制したロードノース(セン6歳、英、J&T・ゴスデン厩舎)が、同レース連覇を狙う。同馬は昨年のドバイターフでは2着のヴァンドギャルドに3馬身差をつける快勝で、2020年のプリンスオブウェールズSに続くGI・2勝目を挙げた。ロードノースはその後レースから遠ざかっていたが、11カ月ぶりの出走となった前走のウインターダービーでは2着に入っている。ドバイターフを連覇すればレース史上初めてのこととなるが、ロードノースは今年も勝利を挙げることができるかどうか。

また、直近10回のドバイターフでは、前哨戦となるジェベルハッタに出走していた馬が3勝、2着3回という成績を挙げている。今年のジェベルハッタは、アルファリーク(セン5歳、UAE、M.アル・メイリ厩舎)が勝ったが、本番のドバイターフでも好走することができるかどうか。

レッドルゼルチェーンオブラブが参戦 日本馬初の制覇なるか/ドバイGシャヒーン

ドバイゴールデンシャヒーンには、日本からレッドルゼル(牡6歳、栗東・安田隆行厩舎)、チェーンオブラブ(牝5歳、美浦・小笠倫弘厩舎)が参戦予定(※同レースに出走を予定していたコパノキッキング(セン7歳、栗東・村山明厩舎)は出走回避)。レッドルゼルは、昨年の同レースで2着に入ったが、前年以上の走りを見せて日本馬初のドバイゴールデンシャヒーン制覇を遂げることができるかどうか。

また、チェーンオブラブには、牝馬初のドバイゴールデンシャヒーン制覇がかかる。ドバイゴールデンシャヒーンには牝馬が出走すること自体が少なく、GIに昇格した2002年以降では9頭が出走して2着が最高成績となっている。チェーンオブラブは、初の海外遠征となった前走、サウジアラビアのリヤドダートスプリントでは3着に入っているが、海外2戦目で勝利を挙げることができるかどうか。なお、レッドルゼルには川田将雅騎手、チェーンオブラブには坂井瑠星騎手が騎乗する予定。


★4連勝中のアメリカ勢はドクターシーヴェルなとが参戦 UAE勢は前哨戦Vイースタンワールドなとが出走予定/ドバイGシャヒーン

ドバイゴールデンシャヒーンではアメリカからの遠征馬が好成績を挙げており、2017・18年を連覇したマインドユアビスケッツ、2019年のエックスワイジェット、2021年のゼンデンと4連勝中(※2020年は中止)。今年のアメリカ勢は、昨年のブリーダーズCスプリント2着馬で、ダート1200メートル戦では5戦4勝、2着1回という成績を残しているドクターシーヴェル(牡4歳、M・グラット厩舎)などが参戦する予定だが、今年も勝利を挙げることができるかどうか。また、2016年ムアラブ以来の勝利を目指す地元・UAE勢は、前哨戦のマハブアルシマールを制したイースタンワールド(セン5歳、 A.ビン・ハルマシュ厩舎)などが出走する予定となっている。

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