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【血統アナリシス】桜花賞2021 ディープインパクトが頭ひとつ抜けた存在、初年度産駒の戴冠も目立つ

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【血統アナリシス】桜花賞2021 ディープインパクトが頭ひとつ抜けた存在、初年度産駒の戴冠も目立つ

ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回は桜花賞2021・血統予想をお届けします!


昨年はエピファネイア産駒の2番人気デアリングタクトがデビューから無傷の3連勝で重賞初制覇。父エピファネイアも種牡馬としての初重賞タイトルとなり、大舞台で強い競馬を見せる姿こそRoberto系の神髄とも言えるだろう。

過去10年の種牡馬傾向としては、5勝を挙げるディープインパクトが頭ひとつ抜けた存在。また、2020年デアリングタクト(父エピファネイア)、2016年ジュエラー(父ヴィクトワールピサ)の勝ち馬2頭は初年度産駒となり、ロードカナロアディープインパクトも種牡馬としての初G1制覇が桜花賞であったように、期待の種牡馬が箔を付けるレース傾向もうかがえる。


メイケイエールは、父ミッキーアイル×母シロインジャー(母の父ハービンジャー)。近親に同世代の2歳女王として君臨するソダシがいる血統。本馬は父ミッキーアイルを彷彿とさせるスピードが武器で、20年ファンタジーSでは芝1400mの2歳日本レコードを更新しているほど。闘争心が強く、前向きすぎる気性に課題は残すが、好相性を示すディープインパクトの直系かつ新種牡馬の産駒という観点からも注目しておきたい存在だ。


アカイトリノムスメは、父ディープインパクト×母アパパネ(母の父キングカメハメハ)。過去10年で5勝と他の種牡馬を圧倒するディープインパクト産駒であることを強調しやすく、母の父キングカメハメハも昨年の勝ち馬デアリングタクトを出している。なお、母アパパネは10年桜花賞の勝ち馬でもあり、本馬は母娘制覇のかかった一戦としても注目度が高い。母は一度使われるとパフォーマンスを上げるタイプでもあったので、休み明け2戦目となる臨戦にも好感を抱ける。

ククナは、父キングカメハメハ×母クルミナル(母の父ディープインパクト)。芝とダートで活躍したピオネロの姪にあたる血統で、母クルミナルは15年エルフィンSを勝ち、15年桜花賞で7番人気2着、15年優駿牝馬で6番人気3着と人気薄ながら牝馬クラシックでも存在感を示した。良く言えばオールラウンダー、悪く言えば器用貧乏なファミリーではあるが、相手なりに走れる競馬センスは大舞台でこそ真価を発揮する。


【血統予想からの注目馬】
メイケイエール アカイトリノムスメ ククナ

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