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【血統アナリシス】京阪杯2021 サンデーサイレンスの血脈を持たない馬が幅を利かせる

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【血統アナリシス】京阪杯2021 サンデーサイレンスの血脈を持たない馬が幅を利かせる

ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回は京阪杯2021・血統予想をお届けします!


今年は京都競馬場整備工事に伴う開催日割の変更があり、昨年に引き続き京阪杯は阪神芝1200m・内に舞台を移して施行される。なお、代替開催された昨年は1着フィアーノロマーノ(父Fastnet Rock)、2着カレンモエ(父ロードカナロア)とサンデーサイレンスの血を全く引かない馬同士でのワンツー決着となっていた。

2006年12月のコースリニューアル以降、当該コースではサンデーサイレンス直系の重賞勝利例が、09年セントウルS・アルティマトゥーレ(父フジキセキ)、11年高松宮記念キンシャサノキセキ(父フジキセキ)、12年セントウルS・エピセアローム(父ダイワメジャー)の3頭に限られる。3頭のうち2頭がフジキセキ産駒であるほか、キンシャサノキセキエピセアロームはDamasiに遡る遠縁であったこともポイントと言えるだろう。

ファストフォースは、父ロードカナロア×母ラッシュライフ(母の父サクラバクシンオー)。父は阪神芝1200mで他の追随を許さぬ好成績を残しており、昨年の京阪杯でもカレンモエが2着と好走。また、母の父も種牡馬として当該コースで延べ4頭の重賞勝ち馬を出している。52㎏の軽ハンデだったとはいえ、3走前のCBC賞ではピクシーナイトを負かして重賞初制覇を飾っているだけに、持ち前のスピードが活きる展開になれば侮れない。


シヴァージは、父First Samurai×母Indian Bay(母の父Indian Charlie)。父はGiant's Causewayの直仔で、この系統はStorm Cat系のなかでも道悪を得意とするが、本馬も芝・ダート問わずに稍重または重の馬場状態で5勝を挙げている。重賞初制覇となった21年シルクロードSにおいても、雨中開催影響が残ったタフな馬場で行われたことが追い風となっていた。前走はG1で3着と復調しただけでなく、先行して結果を残したことも称賛できるだろう。

ライトオンキューは、父Shamardal×母グレイトタイミング(母の父Raven's Pass)。欧州で活躍した父の産駒らしく、本馬は洋芝や道悪などタフな馬場でこそ真価を発揮するので、開催が進んで荒れてきた阪神の馬場は好都合に思える。なお、4番人気の支持を集めた前走高松宮記念は鼻出血とあれば大敗も致し方なかった。今回も長期休養明けで信頼しづらい部分はあるものの、G2以下では大崩れしていない実績に一目置きたい。


【血統予想からの注目馬】
ファストフォース ⑥シヴァージ ⑯ライトオンキュー


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