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1週間の密着取材でGIの勝ち馬を探る連載企画『東西現場記者走る』。皐月賞は、大阪サンスポの山口大輝記者(25)が担当する。混戦ムードが漂う難解な一戦の初日は、スワーヴリチャードがターゲットだ。過去5年で4勝を挙げている前走、共同通信杯組。その勝ち馬が今年も好走できるのか、可能性を探った。
9日の桜花賞は単勝1・4倍のソウルスターリングが3着に敗れる波乱の結末となった。改めて競馬の難しさを痛感したが、密着取材する今週は一転して戦前から大混戦ムード。さらに、牝馬ファンディーナの参戦もあり、密着しがいのある1週間になりそうだ。
その初日に注目したのは、過去5年で前走、共同通信杯に出走した馬が4勝を挙げているデータだ。2012年のゴールドシップに始まり、イスラボニータ、ドゥラメンテ、ディーマジェスティが戴冠を果たした。約2カ月の間隔があくことが嫌われているのか、手頃な人気に落ち着くことも魅力だ。
今年の共同通信杯は、スワーヴリチャードが上がり3ハロン最速の末脚(34秒2)で2馬身半差Vと強い勝ち方だった。前走後は皐月賞直行を選択。ここまで、1800~2000メートルで4戦2勝、2着2回と連対率100%の安定感も光る。四位騎手がデビューから手綱を取り、息がぴったりな点も頼もしい。
真っ先に庄野厩舎を直撃すると、担当の久保淳助手がちょうどリチャードの馬房付近を掃除していた。共同通信杯組が強いというデータを伝えると「たまたまだと思いますよ」と笑顔で返されたが、「その通りになればいいですね」という言葉には力がこもっていた。
約2カ月のレース間隔も「問題ないですね」とキッパリ。前走後は短期放牧に出され、3月3日に帰厩した。「前走はねじを締めながらだったけど、今回は十分に乗り込んでいますから」。態勢は万全といわんばかり。もちろん、「それほど変わっていないと思っていたけど、見た目もふっくらしているし、背も伸びたかもしれないね」と成長を実感していた。
今回は先行粘り込みを図りたいタイプが多く、ハイペースは必至。世話役が「息の入りが早い。キャンターで息が乱れる馬は多いけど、この馬はないですね」と評価する心肺機能の高さは大きな武器になるはずだ。今年も共同通信杯組から皐月賞馬が生まれるかもしれない。 (山口大輝)
★展望
3戦無敗でスケールの大きさを強烈に示している牝馬ファンディーナが注目の的。相手は一気に強くなるが、楽にクリアしても不思議はない。カデナは折り合いに不安がなく、鋭い決め手にも安定感がある。共同通信杯を快勝したスワーヴリチャードは小回りに疑問が残るが、破壊力のある末脚が魅力。逆にウインブライト、アウトライアーズは中山コースの実績が強みだ。ひと叩きされた2歳王者サトノアレス、ぶっつけ本番ながら2000メートルで3戦全勝のレイデオロも軽視は禁物。大混戦ムードだ。
★皐月賞の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
東西現場記者走る 2014年の春から続くGI限定の連載企画。東西サンスポの精鋭記者がトレセンで1週間の密着取材を行い、勝ち馬に迫る。結論を出すのはレース当日の紙面。山口記者は初めてこの連載を担当した昨年のエリザベス女王杯で、3連単15万8930円を見事に的中し、前回担当した今年の高松宮記念も馬連2150円を仕留めて読者プレゼントに成功した。
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