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昨年のダービーと天皇賞・秋で2着に好走したフェノーメノ(美浦・戸田博文厩舎、牡4歳)が今年の始動戦を迎える。ジャパンC5着以来、約4カ月ぶりになるが、2月中旬からしっかりと乗り込んで仕上がりは良好。課題の右回りもセントライト記念勝ちで克服しており、念願のGIタイトルを獲るためにもここでは負けられない。
有馬記念2着のオーシャンブルー(栗東・池江泰寿厩舎、牡4歳)は、春の始動をここに定めて順調な仕上がり。気性的な難しさはあるタイプだが、昨秋からの充実ぶりが著しく、本格化は明らか。有馬記念と同じ舞台だけに期待は大きい。
AJCC勝ちのダノンバラード(栗東・池江泰寿厩舎、牡5歳)は中山記念で6着。結果的に距離が短かった印象で、2500メートルなら巻き返しがある。
500万下から3連勝でオープン入りしたアドマイヤフライト(栗東・橋田満厩舎、牡4歳)、中山金杯勝ちのタッチミーノット(美浦・柴崎勇厩舎、牡7歳)、AJCCはゴール前で致命的な不利があって2着のトランスワープ(美浦・萩原清厩舎、せん8歳)なども有力だ。
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