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◆長距離重賞実績重要 連対20頭中17頭が重賞ウイナーで、うち13頭は芝2400メートル以上の重賞でV。重賞未勝利だった3頭、2007年2着エリモエクスパイアはダイヤモンドS2着、09年1着マイネルキッツは日経賞2着、12年1着ビートブラックは菊花賞3着とそれぞれ長距離実績があった。
◆長距離GI経験有利 14頭に菊花賞か天皇賞・春の出走経験があった。2桁人気で連対した6頭中4頭もこれに該当している。
◆4~6歳中心 4歳が最多8連対で、5歳6連対、6歳4連対。4歳は8頭中6頭が前年のクラシックで連対しており、GI実績が必要だ。7歳は2着が2度あるが、優勝はなく、8歳以上は3着もない。
◆前走はGII 18頭が前走でGIIに出走し、産経大阪杯、日経賞組がともに6連対、阪神大賞典が4連対で、この3レースが主力だ。
◆前走3着以内が理想 15頭が前走3着以内。4着以下から巻き返して優勝したのは2頭いるが、ともに菊花賞で3着以内の実績があった。
◇結論◇ トップ評価はゴールドシップ。昨年の菊花賞馬で、今年初戦の阪神大賞典を快勝。実績、ローテとも申し分なく、データからも1強ムードだ。やや差があって次点にトーセンラー。一昨年の菊花賞で3着の実績があり、京都記念からの参戦は主要ローテではないが、2010年にジャガーメイルが優勝している。フェノーメノは長距離GI経験がない点が不安だが、実績は十分で有力視できる。カポーティスターはGI初挑戦となるが、勢いのある4歳馬で、侮れない。(データ室)
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