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【馬齢】
2014年以降(過去10年)の1~3着馬延べ30頭の馬齢をみると、4歳から8歳までの範囲で収まっている。ただし、7~8歳の2着連対圏入りは、中山芝の重賞で3着以内の好走経験があった馬だけ。その点には注意したい。
(減点対象馬)
④グレイトゲイナー ⑥ボンボヤージ ⑦ジュビリーヘッド ⑫カイザーメランジェ
【前走場所】
2014年以降の3着以内馬延べ30頭の前走使用競馬場を確認すると、香港(シャティン)、東京、中山、中京、京都、阪神の6場に集約される。これ以外のステップで臨む馬は、疑ってかかったほうがよさそうだ。
(減点対象馬)
②ヨシノイースター ⑧バルサムノート
【前走距離】
2014年以降の3着以内馬延べ30頭の前走使用距離を検証すると、1200m、1400m、1600mの3通り。なお、1400・1600m組の連対(2着以内)は、1200mの重賞で3着以内の好走歴、または1200mのOP特別で1着経験があった馬に限られる。1400・1600m組を狙う場合は、過去の戦績をしっかり確認しておきたい。
(減点対象馬)
⑤マテンロウオリオン ⑬ダディーズビビッド
【前走クラス】
2014年以降の1~3着馬延べ30頭の前走クラス(レース格)を検証すると、G1から条件クラスまで幅広い。その一方、前走が非重賞かつ、前走の着順が3着以下だった馬の連対(2着以内)は、中山芝で3着以内の好走歴を有していた馬に限定される。気にとめておきたい傾向といえよう。
(減点対象馬)
⑧バルサムノート
【前走内容】
前走の着順・タイム差に関しては、G1・G2なら問わないが、それ以外の場合は1着か、負けてもタイム差1秒0以内に収めているのが理想。2014年以降、前走非G1・G2組で2着連対圏に入った全馬が、この条件をクリアしていた。
(減点対象馬)
⑤マテンロウオリオン ⑫カイザーメランジェ ⑭オタルエバー
【前走馬体重】
前走の馬体重が470キロに満たなかった馬は苦戦傾向にあり、過去10年の当レースにおいて2着連対圏を確保したケースは1例のみ。その1頭は前走で重賞に出走、なおかつ2着連対を果たしていた。相応のステップを踏んでいない、前走馬体重470キロ未満の馬に手を出すのはリスクが高い。
(減点対象馬)
⑥ボンボヤージ ⑪キミワクイーン
【データ予想からの注目馬】
上記6項目で減点がないのは、①バースクライ、③ショウナンハクラク、⑨シュバルツカイザー、⑩ビッグシーザー、⑮トウシンマカオ、⑯シナモンスティックの6頭。
中心には、⑮トウシンマカオを据えたい。2014年以降の年齢別で、最多5勝を挙げている5歳馬に該当。そのなかでも、前走G3から臨戦の美浦所属馬は【2.1.1.3】という、上々のパフォーマンスを示している。引き続き相応の警戒が必要だろう。
過去10年、前走カーバンクルS組は【1.1.1.4】。それに当てはまる、⑨シュバルツカイザー、⑯シナモンスティックらも上位候補。以下は、①バースクライ、③ショウナンハクラク、⑩ビッグシーザーの3頭横並びの評価としたい。
<注目馬>
⑮トウシンマカオ ⑨シュバルツカイザー ⑯シナモンスティック ①バースクライ ③ショウナンハクラク ⑩ビッグシーザー
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