中央競馬ニュース

【ズバリ!調教診断(水曜追い切りチェック)】中山記念2024 ドーブネ、ボーンディスウェイが活発な動きを披露!エルトンバローズ、ソールオリエンスも仕上がり良好!

 0   7   7,167
シェアする  x facebook LINEで送る
【ズバリ!調教診断(水曜追い切りチェック)】中山記念2024 ドーブネ、ボーンディスウェイが活発な動きを披露!エルトンバローズ、ソールオリエンスも仕上がり良好!


ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回は中山記念・調教予想(水曜版) をお届けします!


日曜日に行われる中山記念の登録馬の水曜追い切りについて、1頭ずつシンプルに考察していきます(出走馬決定順位1~14位タイの追い切り映像が確認できた馬に限る)。予想の際にお役立てください。なお、出走馬確定後に最終版記事を改めて掲載します。

※評価は上からA~D、F(判定不能)の5段階

イルーシヴパンサー【B】
美浦W単走。舌を出しながらの走りで、少し口向きの悪さを見せるところは相変わらず。とはいえ、コーナリングはスムーズだったし、直線で手前を替えてからの速度乗りの良さや、回転鋭い脚さばきで軽快に進む姿をみるに、体調は悪くないのだろう。それなりに整えてきた印象を持つ。


エエヤン【C】
美浦W単走。掛かり気味で姿勢の高い走り。直線では内にササる面を見せるなど、鞍上は制御にひと苦労の感じ。脚さばきは力強いのだが……。前回から2ハロン距離延長の別定G2に臨むにあたり、もう少しリラックスして体を大きく使って欲しいところ。今回は中山相性の良さで、どこまでカバーできるかが焦点になりそうだ。

エルトンバローズ【A】
栗東坂路単走。輸送を考慮して手控え気味の内容。とはいえ、直線中盤あたりで軽く手綱を譲られると、軸ブレの少ない整ったフォームで、キビキビと気持ちの乗った走りを見せていた。ゴール前の反応や伸びも良く、しっかり追えばさらに弾けそうな余韻を残しているのもいい。好気配。

ジオグリフ【C】
美浦W併走。やや頭の位置が高く、追い出しに対する反応も遅めだが、最近はいつもこんな感じ。ひと頃に比べると、後肢の入りが良くなっているし、そのぶん力感も増している。まだまだ上の走りがある馬ゆえ、判定はCにとどめておくが、当日の気配次第では再考の必要があるかもしれない。

ソールオリエンス【A】
美浦W併走。この馬とすればスムーズなコーナリング。直線入り口で先導役2頭に無理なく取りつき、そのままスピードを維持しつつ、ラストは軽い促しに好反応を示して最先着を果たした。3頭併せの真ん中でも、さほど気負わず指示を待てる余裕があるし、フットワークの安定性も高い。仕上がりの良さが伝わってくる好内容だった。

ソーヴァリアント【B】
美浦W併走。やや手控え気味の内容とあってか、トビこそ低めに映るものの、フォームは比較的安定しており、脚元の動きもパワフル。鞍上の促しに対する反応も悪くなかった。稽古と実戦の結果がリンクしないケースの多い馬ゆえ、アテにしづらい部分はあるが、少なくともフィジカル面での不安はなさそう。及第点の仕上がりだろう。

タイムトゥヘヴン【B】
美浦W単走。控えめな内容ながら、低い姿勢を保ちつつ安定した脚さばき。きちんと馬場をつかんで走ることができている。大きな減点材料はなく、きれいに仕上げてきた印象。稽古の良さが本番につながらない結果が続いているだけに、過度の評価はしづらいものの、もっとやれてもおかしくない攻め気配ではある。

テーオーシリウス【C】
栗東CW単走。フォームや脚さばきは悪くないものの、鞍上の促しに対する反応が渋く、何かモサモサとした感じでラストの伸びは今ひとつ。時計控えめのマイペース調整とはいえ、ジョッキーが騎乗していたことを考えれば、もう少し走りにメリハリが欲しいような気も。評価は上げづらい。

ドーブネ【A】
栗東CW単走。首を前に突き出すような感じで活気はじゅうぶん。体を上手に使って走れているし、フットワークに硬さがない。集中力を切らすことなく、ラストで気を抜くところを見せなかったのもいい傾向。状態は良く映る。馬場や展開がかみ合うようなら、前走14着敗退からガラリ一変の場面があってもいい。


ヒシイグアス【B】
美浦W併走。手前替えを嫌がるシーンもあったが、この馬には珍しくないことだし、こんな様子でも勝ったことがある。過度な心配は要らないのかもしれない。脚さばき自体は力強く、ゴール標識を過ぎても、鞍上の手ごたえには余力があった。まずまずの仕上がりではないか。

ボーンディスウェイ【A】
美浦W単走。整った好フォーム。コーナリングも上手。直線に入ってからも、最後まで脚いろが衰えることはなく、集中力を感じる走り。フットワークの弾力性が高く、なおかつ力感もある。稽古の気配に関しては、前回よりも今回のほうが明らかに上。デキの良さを活かせるようなら、上位争いに食い込む場面があっても不思議はない。

マイネルクリソーラ【B】
美浦W併走。セーブ気味の調整ながら、脚さばきは力強く、身のこなしに硬さもない。派手さには欠けるが、いつものこの馬の動き。追い切りを確認する限り、連戦の疲れやデキ落ちはうかがえない。本当にタフな馬。大きな上積みには至らないまでも、状態はいい意味での平行線。侮れない1頭だ。

マテンロウスカイ【B】
栗東坂路単走。直線序盤こそ行きたがる面を見せていたが、鞍上がなだめつつ我慢をさせて、持ち直したあとは体幹しっかりのフォームでキビキビと登坂。前回の当該週と比較して、ラストの踏ん張りも増している。デキ落ちの様子はなく、あとは実戦に行っての折り合い次第、といったところか。

ラーグルフ【B】
美浦W併走。首の高いフォームだが、それはこの馬のスタイルでもある。発汗が多い点は気になるものの、脚さばきはパワフル。前進気勢が強いなかでも折り合いはついており、手前変換もスムーズだった。100%には至らないかもしれないが、稽古の動き自体は決して悪くない。

レッドモンレーヴ【B】
美浦芝併走。3頭併せの真ん中から確認程度の調整。四肢のさばきは素軽く、折り合いもきちんとついている。鞍上の促しに対する反応こそ薄めだが、久々の1800m戦に臨むことを思えば、ガツンと掛かるよりはいいのかも。もとより当該週の稽古を地味に見せることが多い馬。その点を踏まえれば、悪くない内容といえる。


【調教予想からの注目馬】
エルトンバローズ ソールオリエンス ドーブネ ボーンディスウェイ


この記事はいかがでしたか?
ナイス (7)

このニュースへのコメント

コメントはありません。

関連競馬ニュース

新着競馬ニュース

人気競馬ニュース

会員登録(無料)でできること

レース情報

今週の注目レース

5月5日()
NHKマイル G1
新潟大賞典 G3
5月4日()
京都新聞杯 G2

⇒今週の番組表へ

先週のレース結果

4月28日()
天皇賞(春) G1
4月27日()
青葉賞 G2
ユニコーンS G3

⇒先週の番組表へ

総賞金ランキング
JRA競走馬総賞金ランキング
4歳以上
1 ドウデュース 牡5
102,726万円
2 スターズオンアース 牝5
84,098万円
3 リバティアイランド 牝4
74,444万円
4 ディープボンド 牡7
73,123万円
5 ジャスティンパレス 牡5
65,388万円
6 シャフリヤール 牡6
59,685万円
7 タスティエーラ 牡4
57,005万円
8 テーオーロイヤル 牡6
51,827万円
9 セリフォス 牡5
49,313万円
10 ジャックドール 牡6
49,004万円
» もっと見る

3歳
1 ジャスティンミラノ 牡3
27,482万円
2 ステレンボッシュ 牝3
21,547万円
3 ジャンタルマンタル 牡3
18,666万円
4 アスコリピチェーノ 牝3
16,854万円
5 コスモキュランダ 牡3
15,392万円
6 シンエンペラー 牡3
11,128万円
7 コラソンビート 牝3
9,942万円
8 エトヴプレ 牝3
9,644万円
9 スウィープフィート 牝3
9,386万円
10 レガレイラ 牝3
8,278万円
» もっと見る