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【血統アナリシス】京王杯SC2023 産駒初出走時から毎年上位争いを繰り広げているロードカナロア

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【血統アナリシス】京王杯SC2023 産駒初出走時から毎年上位争いを繰り広げているロードカナロア


ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回は京王杯SC2023・血統予想をお届けします!


2020年に産駒が初出走を果たしたロードカナロアだが、同年は1着ダノンスマッシュ、2着ステルヴィオ、3着グルーヴィットと出走した同産駒3頭によって上位を独占。以後、21年3着カイザーミノル、22年3着タイムトゥヘヴンと少なからず一頭以上のロードカナロア産駒が3着以内に好走を続けている。今年も該当馬には注意を払うべきだろう。

ほか、Fairy Kingの血を引く馬も人気不問で上位を賑わす傾向にあり、08年3着スズカフェニックス、12年1着サダムパテック、18年1着ムーンクエイク、18年2着キャンベルジュニア、20年2着ステルヴィオ、21年3着カイザーミノルなどが挙げられる。

レッドモンレーヴは、父ロードカナロア×母ラストグルーヴ(母の父ディープインパクト)。同産駒は1番人気がいないなかで「1-1-3-4」と半数以上が3着以内に好走。本馬においては牝系の実績も強調しやすく、近親には22年2着スカイグルーヴ、20年3着グルーヴィット、06年の勝ち馬で05年2着、07年3着とリピーターとしても存在感を放ったオレハマッテルゼが挙げられる。晩成型の血筋でもあるので、そろそろ飛躍を遂げても不思議ない。


タイムトゥヘヴンは、父ロードカナロア×母キストゥヘヴン(母の父アドマイヤベガ)。本馬は昨年の3着馬であるとともに、好相性を示すロードカナロア産駒のうちの一頭。なお、同産駒で母系にサンデーサイレンス、トニービン、ノーザンテーストの血脈を併せ持つ配合は、20年3着グルーヴィットも引き合いに出しやすい。本馬は母も08年京王杯スプリングCで2着に好走しているため、血統背景を踏まえればリピーターとしての資質も高そうだ。

アヴェラーレは、父ドゥラメンテ×母アルビアーノ(母の父Harlan's Holiday)。本馬は父がキングカメハメハ系、母の父がStorm Cat系種牡馬となるため、配合の大枠はロードカナロアを想起させる。また、父は上記レッドモンレーヴの近親でもあり、本競走でも一族の活躍が目立つことは前述のとおり。本馬においては3代母Auroraが97年2着ヤマニンパラダイスの全姉。母はスワンSの勝ち馬でもあるので、1400mへの距離短縮は一考に値する。


【血統予想からの注目馬】
レッドモンレーヴ ⑰タイムトゥヘヴン ⑯アヴェラーレ


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