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【血統アナリシス】エリザベス女王杯2022 キズナ産駒が初出走でワンツー決着、シンボリクリスエスの血脈にも注目

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【血統アナリシス】エリザベス女王杯2022 キズナ産駒が初出走でワンツー決着、シンボリクリスエスの血脈にも注目


ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回はエリザベス女王杯2022・血統予想をお届けします!


今年も京都競馬場整備工事に伴う開催日割の変更があり、20・21年に続いてエリザベス女王杯は阪神芝2200m・内に舞台を移して施行される。なお、昨年はキズナ産駒の10番人気アカイイトが勝利するほか、2着にも同産駒の7番人気ステラリアが入線。2年前にはディープインパクト産駒のサラキアラヴズオンリーユーで2・3着となっていたが、2年連続でディープインパクト直系かつ同種牡馬の産駒が揃って3着以内に好走する結果となった。

また、昨年は1着アカイイト(母の父シンボリクリスエス)、3着クラヴェル(父エピファネイア)とシンボリクリスエスの血を引く馬の1・3着であったことも念頭に置くべきだろう。19・20年と別場所で2連覇を達成したラッキーライラックとの共通点を挙げるとすれば、シンボリクリスエスが持つSeattle Slewの血脈はポイントになりそうだ。

アカイイトは、父キズナ×母ウアジェト(母の父シンボリクリスエス)。昨年は重賞未勝利、G1初出走の立場ながら、大外を豪快に立ち回る強気な競馬で後続に2馬身差を付ける圧巻のパフォーマンスを披露。もとより阪神競馬場では末脚が際立っており、G1の厳しいペースで持ち味が活きる結果になったことも奏功したのだろう。今年は少し順調さを欠き、昨年ほどの勢いこそないものの、産駒初出走で1・2着となった種牡馬適性は軽視できない。


イズジョーノキセキは、父エピファネイア×母キングダンサー(母の父キングカメハメハ)。「父エピファネイア×母の父キングカメハメハ」という配合は、昨年の3着馬クラヴェルと共通するが、本馬自身も同馬とタイム差のない5着で入線している。その昨年は勝負所でブレーキをかける不利があり、スムーズに運べていれば更に上の着順で入線していても不思議ではなかった。前走、12番人気での重賞勝ちがフロック視されるようなら要注意。

デアリングタクトは、父エピファネイア×母デアリングバード(母の父キングカメハメハ)。上記イズジョーノキセキとは父と母の父が共通する配合で、同馬との違いは母系でもサンデーサイレンスの血脈を持つことだろう。故障で1年以上の長期休養を強いられることになったが、復帰後にはG1でも上位争いを繰り広げ、今回と同じコースで行われた2走前の宝塚記念では3着。JRA史上初となる無敗で牝馬三冠を達成した馬の完全復活が待たれる。


【血統予想からの注目馬】
アカイイト ⑦イズジョーノキセキ ④デアリングタクト

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