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GIシリーズが再開し、阪神の日曜メインに天皇賞・春(5月2日、芝3200メートル)が行われる。3月末のドバイワールドCデー、1週前の香港チャンピオンズデーに遠征する馬も多くなり、ひと昔前ほどトップクラスが集まらなくなったとはいえ、人馬一体の呼吸が大きなファクターとなるのは長距離戦ならではの醍醐味だ。京都競馬場の改修工事ために、今年は“仁川”に舞台が移り、コース設定も外→内回りと京都の外回りコースを1周半する例年よりもトリッキーで、道中の駆け引きが見ものとなる。
最重要前哨戦の阪神大賞典を圧勝したのがディープボンド(栗東・大久保龍志厩舎、牡4歳)。跳びが大きな馬だけに前走は重馬場がどうかと思われたが、5馬身と決定的な差をつけた。後方に待機したユーキャンスマイル、ナムラドノヴァンが2、3着に入る流れのなかで好位追走から楽勝したのだから、ステイヤーとしての資質を疑う余地はない。馬体の成長も著しく、デビューしてから初めて体重が500キロを超え、トモに力強さも出てきた。2走前の中山金杯で14着に大敗したのは、2000メートルがやや忙しかった印象もあるが、前が壁になって直線では全く追えず、度外視できる結果。栗東CWコースでの1週前追い切りでは、6ハロン79秒6-12秒3の好タイムをシャープな動きでマークし、テンザワールド(3勝クラス)に2馬身先着と状態面に不安もない。本質的には良馬場向きで、馬場状態の良否も問わずゴール前をにぎわしそうだ。
※ディープボンドの前走成績(競馬予想ツール「Deep」より)
ワールドプレミア(栗東・友道康夫厩舎、牡5歳)もスタミナには定評がある。一昨年の菊花賞馬で、2500メートルの有馬記念でも3、5着と上位に入っている。前走の日経賞は3着だったが、通ったコースの内、外の差があった。荒れた馬場だっただけに、上位2頭と斤量がそれぞれ3、4キロの差があったことも大きかった。調教の動きから本調子手前の印象もあったことも考えると、上々の前哨戦といえる。1週前追い切りでは栗東CWコースで7ハロン95秒5-12秒4と意欲的な長め追いを消化。ひと叩きして状態は型通りに上向いており、GI2勝目に力が入る。
アリストテレス(栗東・音無秀孝厩舎、牡4歳)は単勝1・3倍の圧倒的な支持を受けた阪神大賞典で7着に完敗した。どちらかというと鞍上が少し追っつけていくタイプだが、道中で折り合いを欠いてしまった。不良馬場だった2走前のアメリカジョッキークラブCを勝っているとはいえ、本質的には良馬場で真価を発揮する馬。昨年の菊花賞では無敗で3冠を達成したコントレイルを最後まで苦しめた実力の持ち主。英国オークス、英セントレジャーなどに勝ったサンプリンセス(4代母)にさかのぼる奥深い血統からも距離適性は十分で、2018年秋から続くクリストフ・ルメール騎手の天皇賞連勝が6に伸びる可能性は十分だろう。
関東の牝馬2騎もチャンスは十分だ。カレンブーケドール(美浦・国枝栄厩舎、牝5歳)はこれまでGIで2着3回。昨年のジャパンC(4着)でもコントレイル(2着)、デアリングタクト(3着)の牡、牝3冠馬とクビ、ハナ差の接戦をしているように能力的にはまったく見劣りしない。まだ2勝が示すように勝ちみに遅いところはあるが、好ポジションでじっと脚をためられるレースセンスの良さがあり、3200メートルに泣くようなことはなさそう。1953年のレダ以来68年ぶりとなる牝馬のV達成があっても不思議はない。
ウインマリリン(美浦・手塚貴久厩舎、牝4歳)には、フィエールマンで制した一昨年、昨年に次ぐ同厩舎の天皇賞・春3連覇がかかる。切れるという印象はないものの、先行策から直線でしっかりと脚を伸ばす戦法には安定感があり、2周目が内回りというコース設定は味方しそうだ。
目下2連勝と勢いに乗るディアスティマ(栗東・高野友和厩舎、牡4歳)も侮れない存在だ。3走前の本栖湖特別(2着)で逃げ戦法を覚えてからの活躍は目覚ましく、続くグッドラックHを7馬身差で圧勝。さらに今回と同じ舞台で初めて実施された阪神外→内3200メートル戦の松籟Sも3馬身差で完勝している。
ユーキャンスマイル(栗東・友道康夫厩舎、牡6歳)は昨年のこのレース(4着)で最内をついて先頭に躍り出ようかというシーンがあった。左回りの方が力を出せるのは確かだが、展開などがかみ合えばあっと言わせる可能性もあるだろう。
青葉賞、アルゼンチン共和国杯と重賞2勝で前走のダイヤモンドS2着のオーソリティ(美浦・木村哲也厩舎、牡4歳)、ステイヤーズS優勝馬オセアグレイト(美浦・菊川正達厩舎、牡5歳)もスタミナは十分備えている。
他では実績では分が悪いが、桜花賞馬ソダシの叔父にあたる同じ白毛のシロニイ(栗東・池江泰寿厩舎、牡7歳)の挑戦も興味深い。
★天皇賞・春の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
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