JRA現役最後のSS産駒アクシオン引退2012年8月21日(火) 05:00
大種牡馬サンデーサイレンス産駒最後のJRA現役馬アクシオン(美・二ノ宮、牡9)が19日の札幌記念13着を最後に引退し、札幌競馬場で乗馬として余生を送ることになった。20日に二ノ宮調教師が明らかにした。
2003年生まれのアクシオンはGI4勝馬メイショウサムソン(今年の新種牡馬)と同期で、06年3月の未勝利戦(中山ダ1800メートル)でデビュー勝ちを飾り、34戦7勝の成績を残し、重賞は09年鳴尾記念、10年中山金杯と2勝した。
札幌記念には10年から3年連続で出走して3、2着と好走したが、02年8月19日に16歳で死亡した父の命日だった今年は大敗。二ノ宮調教師は「長い間、よく頑張ってくれました」と引退を決めた。これにより、JRA所属のSS産駒はいなくなったが、地方にはパルジファル(船橋・出川克、牡9)など4頭が在籍している。
SS産駒はJRA通算2749勝(2位はノーザンテーストの1757勝)、JRA重賞311勝(2位はヒンドスタンの113勝)。ディープインパクトをはじめ数々の名馬を送り出し、日本の競馬界に大きな功績を残している。 |
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【中山金杯】最新ナマ情報2012年1月5日(木) 05:04
◆巻き返しに期待 (13)エクスペディション
重賞2戦目となる(13)エクスペディションは、4日に中山競馬場に移動。実質的な最終追い切りは31日に消化しており、年明けは微調整にとどめた。重賞初挑戦となった前走は、勝負どころで反応の鈍さを見せたが直線でしっかり伸びて4着。3カ月半ぶりだったことも影響したようだ。「輸送は何度も経験している馬だし、心配していない。オープンで一度使った経験が生きれば」と古川調教助手は巻き返しに期待していた。
◆兄弟制覇狙う (5)アドマイヤコスモス
中央再転入後5連勝の(5)アドマイヤコスモスは、福島記念に続いて重賞制覇を狙う。「予定通りにきています。追い切りの動きは前走よりもよかった」と橋田調教師は満足顔。中山は初めてだが「輸送は気にしないし、小回りコースも器用な馬だから大丈夫」とトレーナー。半兄アドマイヤフジは08、09年の覇者。兄弟制覇を狙う。
◆精神面大きく成長 (12)フェデラリスト
上がり馬(12)フェデラリストは、北の角馬場で最終調整。時間は20分ほどだったが、落ち着いており気配は目立っていた。「精神面での成長が大きいですね。ヤンチャを全くしなくなったので、無駄にエネルギーをロスすることがなく、レースに集中できています」と中野渡調教助手は愛馬の成長に目を細める。
◆B着で重賞初Vだ (11)ダイワファルコン
重賞初制覇を目指す(11)ダイワファルコンは、北の角馬場で軽めながらも時間をかけてじっくりと調整。「追い切りの翌日なので、歩様等を確認しつつ軽めに乗りました。今後を考えて、いろいろ試してみたいことがあるので、今回はブリンカーを着用してみます」と秘策をにおわせる上原調教師。ムードは高まっている。
◆前走の勢いで (6)コスモファントム
昨年の覇者(6)コスモファントムは久々の前走、中日新聞杯を快勝と勢いに乗って臨む。「前走よりメンバーは強くなるけど、冬場は具合がいいからね。状態は前走以上だし、ハンデ(57・5キロ)がどうかだが、こなしてくれると思う」と宮調教師は期待している。
◆10歳衰え知らず (1)ダンスインザモア
明けて10歳になった(1)ダンスインザモアだが、年齢的な衰えは感じられず連日好気合を見せている。「追い切りの翌日ですし、攻め動く馬で予定よりも速い時計が出たので、オーバーワークを避ける意味でけさは厩舎周りの運動にとどめました」と相沢調教師。「あくまでも展開次第の脚質ですが、はまればまとめて負かすだけの力はありますよ」とトレーナーは末脚に期待を寄せていた。
◆若々しい馬体 (14)アクシオン
一昨年の覇者(14)アクシオンは明けて9歳になったが、張りのある馬体は若々しく元気いっぱいだ。「追い切りの翌日なので、きょうは北馬場でハッキング。状態は変わりなく順調にきていますよ」と二ノ宮調教師は予定通りの調整に満足げな表情を浮かべていた。 |
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【中山金杯】アクシオンはシャープな走り2012年1月4日(水) 05:07
SS産駒の9歳馬アクシオンはWコースで京都金杯出走のブリッツェン(牡6、OP)と直線併せで5ハロン67秒0、3ハロン37秒4-12秒6で同入。年齢を感じさせないシャープな走りで健在ぶりをアピールした。前走の天皇賞12着に続き手綱を任された柴田善騎手は「リラックスして走れていたね」と好感触。二ノ宮調教師も「テンはゆっくりと走ってしまい併せの指示。中身ができてきたので、掛からずにうまく折り合いもついていた」と動きの良さに満足そうな表情を浮かべていた。 |
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【次走報】アクシオンは毎日王冠へ2011年8月25日(木) 05:02
★…札幌記念2着で北海道日高町のファンタストクラブに放牧中のアクシオン(美・二ノ宮、牡8)は、毎日王冠(10月9日、東京、GII、芝1800メートル)へ。9着ダンスインザモア(美・相沢、牡9)はポートアイランドS(10月2日、阪神、OP、芝1600メートル)か、アイルランドT(10月15日、東京、OP、芝2000メートル)。10着ヤングアットハート(美・松山康、牡4)は北海道千歳・社台ファームに放牧。アイルランドTなどが視野に。
★…関屋記念を勝ったレインボーペガサス(栗・鮫島、牡6)は毎日王冠を予定も、京成杯AH(9月11日、中山、GIII、芝1600メートル)や産経賞オールカマー(9月25日、中山、GII、芝2200メートル)も選択肢に。
★…小倉日経オープンを勝ったガンダーラ(栗・岩元、牡5)は、ポートアイランドSへ。
★…宝塚記念12着以降休養中のシンゲン(美・戸田、牡8)は今週中に帰厩。毎日王冠に向かう。
★…ダービー10着ユニバーサルバンク(栗・松田博、牡3)は24日に帰厩。田辺騎手でセントライト記念(9月18日、中山、GII、芝2200メートル)へ。
★…NHKマイルC4着エイシンオスマン(栗・松永昌、牡3)は放牧先で脚部不安を発症。年内出走は絶望的となった。
★…目黒記念8着以来戦列を離れているマイネルキッツ(美・国枝、牡8)は京都大賞典(10月9日、京都、GII、芝2400メートル)で復帰。
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