14日の福島11Rバーデンバーデンカップ(3歳上オープン、芝1200メートル)は、柴田大知騎手騎乗の2番人気マイネルエテルネル(牡3歳、栗東・西園正都厩舎)が直線で差し切り快勝した。タイムは1分10秒5(稍重)。
フィールドシャインがゲートで突進して外枠発走となり、同馬が好スタートを切ったが、内のアンシェルブルーが外の各馬を制して先手を取り切る。ハノハノ、フィールドシャイン、ケイアイアストンなどがこれに続き、1番人気のレオアクティブは後方の外からレースを進めた。直線に向いてハノハノが抜け出しを図るが、中団追走から4コーナーで外に持ち出したマイネルエテルネルがグイグイと脚を伸ばし、きっちり差し切ってフィニッシュ。1/2馬身差2着が6番人気ハノハノで、レオアクティブは猛追したものの2着から2馬身差の3着に終わった。
マイネルエテルネルは、父Tamayuz、母For Evva Silca、母の父Piccoloという血統。通算成績は9戦3勝となった。なお、今年の古馬混合オープン戦で3歳馬は初勝利。
柴田大騎手は「52キロが良かったですし、夏場に調子を上げるタイプらしく、具合も良かったです。コントロールのしやすい馬ですし、4コーナーではいつでも弾けそうな手応えでした。距離もこのくらいが良さそうです」と会心のVを振り返っていた。
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