【山崎エリカのダートグレード攻略】~スパーキングレディーカップ2022~
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川崎競馬場のナイター競走の名称「スパーキングナイター」より由来して名付けられたスパーキングレディーカップ。同レースはグランダム・ジャパン古馬シーズンの第2戦にあたり、JRA所属馬と地方馬が夏の川崎を舞台に激突する。また、年によっては、関東オークスやユニコーンSで上位の3歳牝馬が初めて古馬牝馬と激突することもある。
このレースは滅多に出走してこないが、牡馬トップクラスが相手の同年のかしわ記念に出走していた馬は有力。過去1年以内にダートグレード勝ちのある、同年のかしわ記念出走馬の過去10年の成績は、【1・0・1・0】である。1着の該当馬は2021年のサルサディオーネ、3着の該当馬は2015年のサンビスタ。遡れば2011年にラヴェリータが優勝している。
次点で有力なのは、近3走以内にJRAのダートのオープン特別に出走し、連対実績があった馬。それらの過去10年のこのレースでの成績は、【2・1・0・1】。1着の該当馬は、2014年のサウンドガガ、2019年のファッショニスタ。2着の該当馬は、2015年のサウンドガガ。遡れば2010年の優勝馬ラヴェリータ、2010年-2011年2着のトーホウドルチェも前記に該当する。
唯一の4着以下は、2013年のゴールドクイーン(8着)だが、同馬は休養明けでかきつばた記念1着と初重賞制覇を達成した後の一戦だった。休養明けで激走した反動が出たのだろう。これはJRAのオープン特別のレベルが高いのもあるが、この時期の川崎はダートが軽いことが多く、スピードが求められることも影響しているだろう。
さらに前走でさきたま杯に出走し、5着以内だった馬も有力。それらの過去10年の成績は【1・1・0・1】。1着の該当馬は2015年のトロワボヌール、3着の該当馬は2016年のホワイトフーガ。2017年のホワイトフーガこそ4着に敗れているが、同馬は世界的に類のない喉鳴りが発症した年。さきたま杯がJpnⅡに格上げされたのは2011年だが、同年のさきたま杯で5着だったラヴェリータがこのレースを優勝していることから、本命候補として信頼できるだろう。
またこのレースは逃げ馬の活躍が目立っており、過去10年でなんと逃げ馬が6連対、3着1回。該当馬は、2013年のサマリーズ(3番人気・1着)、2014年のサウンドガガ(3番人気・1着)、2015年のサウンドガガ(3番人気・2着)、2016年のブルーチッパー(4番人気・2着)、2019年のサルサディオーネ(6番人気・2着)、2020年のサルサディオーネ(3番人気・3着)、2021年のサルサディオーネ(2番人気・1着)。遡れば2011年のラヴェリータ(4番人気・1着)も前記に該当している。
小回りで前が残りやすい舞台の上に、前走・関東オークスなどの長距離組が多く出走することが多いため、逃げ、先行馬が手薄な状況になりやすい傾向が、逃げ切りを許す結果になっているのだろう。逆に3角6番手以下でレースを進めた馬は、1頭も連対していないので、基本的には逃げ馬は「買い」、差し馬は「消し」と考えて良さそうだ。
まとめるとこうなる!
●本命候補
・過去1年以内にダートグレード勝ちの実績がある、同年のかしわ記出走馬。
・近3走以内にJRAのダートのオープン特別に出走し、連対実績があった馬。(前走が休養明けで初重賞制覇だった馬を除く)
・前走のさきたま杯で5着以内の馬。
●穴馬候補
・逃げ馬。 |
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【山崎エリカのダートグレード攻略】~スパーキングレディーカップ2021~
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川崎競馬場のナイター競走の名称「スパーキングナイター」より由来して名付けられたスパーキングレディーカップ。今年は昨年同様に3歳馬が不在だが、関東オークスやユニコーンSで上位の3歳牝馬が初めて古馬牝馬と激突することもある。
実はこのレース、2017年に前年のJBCレディスクラシックの優勝馬ホワイトフーガが単勝オッズ1.4倍の断然1番人気に支持されながらも4着に敗れたように、実績馬よりも新興勢力が優勢の傾向。JBCレディスクラシックが新設された2011年度以降、JBCレディスクラシック優勝馬のこのレースでの成績は【1・0・2・1】と、案外と活躍していない。
唯一の優勝馬は、2016年のホワイトフーガ。その他、2012年のミラクルレジェンド、2015年のサンビスタが単勝オッズ1.0倍台の断然1番人気に支持されながら、ともに3着に敗れている。
また、前年のJBCレディスクラシックの2着馬に関しては、これまでに3頭が参戦して、このレースでの連対はゼロ。2018年のラビットランこそ3着とまずまず頑張れているが、2013年のクラーベセクレタは13着に、2014年のアクティビューティは5着に敗れている。つまり、前年のJBCレディスクラシックの上位馬を過信し過ぎるのは、危険であるということになる。
それらが人気を裏切る一番の理由としては、ここを本気で勝ちにこないからだろう。かしわ記念や帝王賞など、前走で牡馬相手のGⅠを目標にした後だったり、休養明けでぶつけてきたりで、人気を裏切っている傾向がある。
では、どのような新興勢力を狙えばいいのかというと、近3走以内にJRAのダートのオープン特別に出走し、連対実績があった馬だ。それらの過去10年のこのレースでの成績は、【2・2・0・1】。1着の該当馬は、2014年のサウンドガガ、2019年のファッショニスタ。2着の該当馬は、2011年のトーホウドルチェ、2015年のサウンドガガです。遡れば、2010年の優勝馬ラヴェリータ、同年2着のトーホウドルチェ、2009年の2着馬クィーンオブキネマも前記に該当する。
唯一の4着以下は、2013年のゴールドクイーン(8着)だが、同馬は休養明けでかきつばた記念1着と重賞初制覇を果たした後だった。休養明けで激走した反動が出たのだろう。これはJRAのオープン特別のレベルが高いのもあるが、この時期の川崎はダートが軽いことが多く、スピードが求められることも影響しているだろう。
次いで有力なのは、前走でさきたま杯に出走し、5着以内だった馬。さきたま杯がGⅡとなった2011年以降のこのレースでの成績は、【2・1・0・1】。1着の該当馬は、2011年のラヴェリータ、2015年のトロワボヌール、2016年のホワイトフーガ。2017年のホワイトフーガこそ4着に敗れているが、基本的に信頼してもよさそうだ。スピードが求められることが多いこのレースは、前走中距離組よりも短距離組のほうが信頼できる。
さらに前年のこのレースの覇者も有力で、このレースでの活躍は【2・1・0・1】。1着の該当馬は、2011年のラベリータ、2020年のファッショニスタ。2着の該当馬は、サウンドガガ。なお、ラベリータは2010年のこのレースでも優勝している。つまり、3連覇したということ。唯一の4着馬は2017年のホワイトフーガだが、喉鳴りの影響があったようだ。案外とリピーターの活躍も目立ているので、前記の該当馬がいないようであれば、狙ってみるのもひとつの手段だろう、
また、このレースは逃げ馬の活躍が目立っており、過去10年でなんと逃げ馬が6連対、3着1回。該当馬は2011年のラヴェリータ(4番人気・1着)、2013年のサマリーズ(3番人気・1着)、2014年のサウンドガガ(3番人気・1着)、2015年のサウンドガガ(3番人気・2着)、2016年のブルーチッパー(4番人気・2着)、2019年のサルサディオーネ(6番人気・2着)。昨年のサルサディオーネも3着に粘っており、遡れば2009年のクィーンオブキネマも2着に粘っている。
小回りで前が残りやすい舞台の上に、前走・関東オークスなどの長距離組が多く出走することが多いため、逃げ、先行馬が手薄な状況になりやすい傾向が、逃げ切りを許す結果になっているのだろう。逆に3角6番手以下でレースを進めた馬は、1頭も連対していないので、基本的には逃げ馬は「買い」、差し馬は「消し」と考えて良さそうだ。
まとめるとこうなる!
●本命候補
・近3走以内にJRAのダートのオープン特別に出走し、連対実績があった馬。(前走が休養明けで重賞初制覇だった馬を除く)
・前走さきたま杯で5着以内だった馬。
・前年のスパーキングレディーカップの優勝馬。
●穴馬候補
・逃げ馬。 |
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2020年7月14日(火) 14:13
山崎エリカ
【山崎エリカのダートグレード攻略】~スパーキングレディーカップ2020~
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川崎競馬場のナイター競走の名称「スパーキングナイター」より由来して名付けられたスパーキングレディーカップ。今年は3歳馬が不在ですが、関東オークスやユニコーンSで上位の3歳牝馬が初めて古馬牝馬と激突することもあります。
実はこのレース、2017年に前年のJBCレディスクラシックの優勝馬ホワイトフーガが単勝オッズ1.4倍の断然1番人気に支持されながらも4着に敗れたように、実績馬よりも新興勢力が優勢の傾向。JBCレディスクラシックが新設された2011年度以降、JBCレディスクラシック優勝馬のこのレースでの成績は【1・0・2・1】と、案外と活躍していません。
唯一の1着馬は、2016年のホワイトフーガ。その他は、一昨年のホワイトフーガをはじめ、2012年のミラクルレジェンド、2015年のサンビスタドが単勝オッズ1.0倍台の断然1番人気に支持されながら、ともに3着に敗れています。
また、前年のJBCレディスクラシックの2着馬に関しては、これまでに3頭が参戦して、このレースでの連対はゼロ。2018年のラビットランこそ3着とまずまずがんばれているものの、2013年のクラーベセクレタは13着に、2014年のアクティビューティは5着に敗れています。つまり、前年のJBCレディスクラシックの上位馬を過信し過ぎるのは、危険であるということ。
それらが人気を裏切る1番の理由としては、ここを本気で勝ちにこないからでしょう。かしわ記念や帝王賞など、前走で牡馬相手G1を目標にした後だったり、休養明けでぶつけてきたりで人気を裏切っているケースが目立っています。
では、どのような新興勢力を狙えばいいのかというと、近3走以内にJRAのダートのオープン特別に出走し、連対実績があった馬です。それらの過去10年のこのレースでの成績は、【3・2・0・1】。1着の該当馬は、2010年のラヴェリータ、2014年のサウンドガガ、2019年のファッショニスタ。2着の該当馬は、2011年のトーホウドルチェ、2015年のサウンドガガです。遡れば2009年の2着馬クィーンオブキネマも前期に該当します。
唯一の4着以下は、2013年のゴールドクイーン(8着)ですが、同馬は休養明けでかきつばた記念1着と初重賞制覇を果たした後の馬でした。休養明け好走の反動が出たのでしょう。これはJRAのオープン特別のレベルが高いのもありますが、この時期の川崎はダートが軽いことが多く、スピードが求められるからでしょう。
次いで有力なのは、前走さきたま杯に出走し、5着以内だった馬。さきたま杯がG2となった2011年以降のこのレースでの成績は、【2・1・0・1】。1着の該当馬は、2011年のラヴェリータ、2015年のトロワボヌール、2016年のホワイトフーガ。2017年のホワイトフーガこそ4着に敗れていますが、基本的に信頼してもいいでしょう。スピードが求められることが多いこのレースは、前走中距離組よりも短距離組のほうが信頼できます。
さらに前年のこのレースの覇者も有力で、このレースでの活躍は【2・1・0・1】。1着の該当馬は2010-2011年のラベリータ、2着の該当馬はサウンドガガ、唯一の4着馬は2017年のホワイトフーガです。案外とリピーターの活躍も目立ているので、前記の該当馬がいないようであれば、狙ってみるのもひとつの手段でしょう。
また、このレースは逃げ馬の活躍が目立っており、過去10年でなんと逃げ馬が6連対。該当馬は2011年のラヴェリータ(4番人気・1着)、2013年のサマリーズ(3番人気・1着)、2014年のサウンドガガ(3番人気・1着)、2015年のサウンドガガ(3番人気・2着)、2016年のブルーチッパー(4番人気・2着)、2019年のサルサディオーネ(6番人気・2着)。遡れば、2009年のクィーンオブキネマ(4番人気・2着)もそうです。
小回りで前が残りやすい舞台の上に、前走・関東オークスなどの長距離組が多く出走することが多く、逃げ、先行馬が手薄な状況も、逃げ切りを許す結果になっているのでしょう。逆に3コーナー6番手以下でレースを進めた馬は、1頭も連対していないので、基本的には逃げ馬は「買い」、差し馬は「消し」と考えて良さそうです。
まとめるとこうなります!
●本命候補
・近3走以内にJRAのダートのオープン特別に出走し、連対実績があった馬。
(前走が休養明けで重賞初制覇だった馬を除く)
・前走さきたま杯で5着以内だった馬。
・前年のスパーキングレディーカップの優勝馬。
●穴馬候補
・逃げ馬。
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【山崎エリカのダートグレード攻略】~スパーキングレディーカップ2019~
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川崎競馬場のナイター競走の名称「スパーキングナイター」より由来して名付けられたスパーキングレディーカップ。昨年こそ3歳馬牝馬は不出走でしたが、例年は、関東オークスやユニコーンSで上位の結果を出した3歳馬牝馬が、初めて古馬牝馬と激突する舞台です。
実はこのレース、一昨年、前年のJBCレディスクラシックの優勝馬ホワイトフーガが単勝オッズ1.4倍の断然1番人気に支持されながらも4着に敗れたように、実績馬よりも新興勢力が優勢の傾向。JBCレディスクラシックが新設された2011年度以降、JBCレディスクラシック優勝馬のこのレースでの成績は【1・0・2・1】と、案外と活躍していません。
唯一の1着馬は、2016年のホワイトフーガ。その他は、一昨年のホワイトフーガを始め、2015年のサンビスタ、2012年のミラクルレジェンドなど、単勝オッズ1.0倍台の断然1番人気に支持されながら、ともに3着に敗れています。
また、前年のJBCレディスクラシックの2着馬に関しては、これまでに3頭が参戦して、このレースでの連対はゼロ。昨年のラビットランこそ3着とまずまずがんばれているものの、2013年のクラーベセクレタは13着に、2014年のアクティビューティは5着に終わっています。つまり、前年のJBCレディスクラシックの上位馬を過信し過ぎるのは、危険であるということ。
では、どのような新興勢力を狙えばいいのかというと、近3走以内にJRAのダートのオープン特別に出走し、連対実績があった馬です。それらの過去10年のこのレースでの成績は、【2・3・0・0】。1着の該当馬は、2010年・ラヴェリータ、2014年・サウンドガガ。2着の該当馬は、2009年・クィーンオブキネマ、2011年・トーホウドルチェ、2015年・サウンドガガです。ラヴェリータを除いては、全て3番人気以下でしたが、人気以上の走りが見せられています。
これはJRAのオープン特別がレベルが高いのもありますが、前年のJBCクラシックの上位馬が、ここを本気で勝ちに来ないのも理由でしょう。かしわ記念や帝王賞など、前走で牡馬相手のG1を目標にした後だったり、休養明けでぶつけて来たりで凡退するケースが目立っています。
次いで有力なのは、前走さきたま杯に出走し、5着以内だった馬。さきたま杯がG2となった2011年以降のこのレースでの成績は、【2・1・0・1】。1着の該当馬は、2011年・ラヴェリータ、2015年・トロワボヌール、2016年・ホワイトフーガ。2017年のホワイトフーガこそ4着に敗れていますが、基本的に信頼してもいいでしょう。このレースは、前走中距離組よりも短距離組のほうが信頼できます。
また、このレースは逃げ馬の活躍が目立っており、過去10年でなんと逃げ馬が6連対。該当馬は、2009年のクィーンオブキネマ(4番人気・2着)、2011年のラヴェリータ(4番人気・1着)、2013年のサマリーズ(3番人気・1着)、2014年のサウンドガガ(3番人気・1着)、2015年のサウンドガガ(3番人気・2着)、2016年のブルーチッパー(4番人気・2着)。
小回りで前が残りやすい舞台の上に、前走・関東オークスなどの長距離組が多く出走することが多く、逃げ、先行馬が手薄な状況も、逃げ切りを許す結果になっているのでしょう。逆に3コーナー6番手以下でレースを進めた馬は、1頭も連対していないので、基本的には逃げ馬は「買い」、差し馬は「消し」と考えてもいいでしょう。
まとめるとこうなります!
●本命候補
・近3走以内にJRAのダートのオープン特別に出走し、連対実績があった馬。
・前走さきたま杯で5着以内だった馬。
●穴馬候補
・逃げ馬。
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【山崎エリカのダートグレード攻略】~スパーキングレディーカップ(ホクトベガメモリアル)2018~
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川崎競馬場のナイター競走の名称「スパーキングナイター」より由来して名付けられたスパーキングレディーカップ。例年は、関東オークスやユニコーンSで上位の結果を出した3歳馬牝馬が、初めて古馬牝馬と激突する舞台。しかし、今年は3歳馬は不出走。そのぶん新興勢力が多く出走してきます。
実はこのレース、昨年、前年のJBCレディスクラシックの優勝馬ホワイトフーガが単勝オッズ1.4倍の断然1番人気に支持されながらも4着に敗れたように、実績馬よりも新興勢力が優勢の傾向。JBCレディスクラシックが新設された2011年度以降、JBCレディスクラシック優勝馬のこのレースでの成績は【1・0・2・1】と、案外と活躍していません。
唯一の1着馬は、2016年のホワイトフーガ。その他は、昨年のホワイトフーガを始め、2015年のサンビスタ、2011年のミラクルレジェンドなど、単勝オッズ1.0倍台の断然1番人気に支持されながらも、ともに3着に敗れています。
また、前年のJBCレディスクラシックの2着馬に関しては、これまでに2頭が参戦して、このレースでの連対はゼロ。2012年のクラーベセクレタは13着に、2013年のアクティビューティは5着に終わっています。つまり、前年のJBCレディスクラシックの上位馬を過信し過ぎるのは、危険であるということ。
では、どのような新興勢力(近走でJRAのレースに出走馬を含む)を狙えばいいのかというと、近3走以内にJRAのダートのオープン特別に出走し、連対実績があった馬です。それらの過去10年のこのレースでの成績は、【2・3・0・0】。1着の該当馬は、2014年サウンドガガ、2010年ラヴェリータ。2着の該当馬は、2015年サウンドガガ、2011年トーホウドルチェ、2009年のクィーンオブキネマです。ラヴェリータを除いては、全て3番人気以下でしたが、人気以上の走りが見せられています。
これはJRAのオープン特別がレベルが高いのもありますが、前年のJBCクラシックの上位馬が、ここを本気で勝ちに来ないのも理由でしょう。かしわ記念や帝王賞など、前走で牡馬相手のG1を目標にした後だったり、休養明けでぶつけて来たりで凡退するケースが目立っています。
次いで有力なのは、前走さきたま杯に出走し、5着以内だった馬。さきたま杯がG2となった2011年以降のこのレースでの成績は、【2・1・0・1】。1着の該当馬は、2011年ラヴェリータ、2016年ホワイトフーガ。2着の該当馬は、2015年トロワボヌール。昨年のホワイトフーガこそ4着に敗れていいますが、基本的に信頼してもいいでしょう。このレースは、前走中距離組よりも短距離組のほうが信頼できます。
また、このレースは逃げ馬の活躍が目立っており、過去10年でなんと逃げ馬が7連対。該当馬は、2016年のブルーチッパー(4番人気・2着)、2015年のサウンドガガ(3番人気・2着)、2014年のサウンドガガ(3番人気・1着)、2013年のサマリーズ(3番人気・1着)、2011年のラヴェリータ(4番人気・1着)、2009年のクィーンオブキネマ(4番人気・4着)、2008のトーセンジョウオー(4番人気・1着)と人気以上の走りを見せて来ます。
小回りで前が残りやすい舞台の上に、前走・関東オークスなどの長距離組が多く出走することが多く、前に行ける馬がそれほど多くないことも、逃げ切りを許す結果になっているのでしょう。逆に3コーナー6番手以下でレースを進めた馬は、1頭も連対していないので、基本的には逃げ馬は「買い」、差し馬は「消し」と考えてもいいでしょう。
まとめるとこうなります!
●本命候補
・近3走以内にJRAのダートのオープン特別に出走し、連対実績があった馬。
・前走さきたま杯で5着以内だった馬。
●穴馬候補
・逃げ馬。
山崎エリカさんのダートグレード競走最新予想はこちらからご覧いただけます!! |
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