ヒートオンビート(競走馬)

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写真一覧
現役 牡7 鹿毛 2017年3月24日生
調教師友道康夫(栗東)
馬主有限会社 社台レースホース
生産者社台ファーム
生産地千歳市
戦績28戦[5-8-5-10]
総賞金28,769万円
収得賞金8,050万円
英字表記Heat on Beat
血統 キングカメハメハ
血統 ][ 産駒 ]
Kingmambo
マンファス
マルセリーナ
血統 ][ 産駒 ]
ディープインパクト
マルバイユ
兄弟 ラストドラフトシュタールヴィント
市場価格
前走 2024/03/23 日経賞 G2
次走 2024/05/26 目黒記念 G2

ヒートオンビートの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
24/05/26 東京 12 目黒記念 G2 芝2500 -- 13458.4----** 牡7 59.0 坂井瑠星友道康夫 -- --------
24/03/23 中山 11 日経賞 G2 芝2500 10119.867** 牡7 58.0 石川裕紀友道康夫 474
(+2)
2.32.2 0.836.6シュトルーヴェ
23/12/24 中山 11 有馬記念 G1 芝2500 1659187.91516** 牡6 58.0 坂井瑠星友道康夫 472
(-4)
2.32.4 1.535.9⑩⑩⑧⑨ドウデュース
23/11/05 東京 11 アルゼンチン G2 芝2500 1871411.643** 牡6 59.0 石川裕紀友道康夫 476
(-8)
2.30.1 0.234.5⑬⑭⑬⑫ゼッフィーロ
23/10/09 京都 11 京都大賞典 G2 芝2400 146105.749** 牡6 58.0 川田将雅友道康夫 484
(+6)
2.26.3 1.036.2⑦⑦⑤⑥プラダリア
23/05/28 東京 12 目黒記念 G2 芝2500 185107.841** 牡6 58.0 D.レーン友道康夫 478
(-8)
2.30.8 -0.033.9⑩⑩⑪⑩ディアスティマ
23/03/25 中山 11 日経賞 G2 芝2500 1281213.046** 牡6 57.0 池添謙一友道康夫 486
(+6)
2.38.7 1.938.0⑤⑤⑤タイトルホルダー
22/11/06 東京 11 アルゼンチン G2 芝2500 188167.033** 牡5 57.0 戸崎圭太友道康夫 480
(0)
2.31.3 0.234.1⑥⑥⑦⑥ブレークアップ
22/09/04 新潟 11 新潟記念 G3 芝2000 18353.915** 牡5 57.0 池添謙一友道康夫 480
(+4)
1.59.5 0.634.1④④カラテ
22/07/10 福島 11 七夕賞 G3 芝2000 16363.312** 牡5 57.0 池添謙一友道康夫 476
(-2)
1.58.2 0.434.3⑩⑪⑩⑧エヒト
22/05/01 阪神 11 天皇賞(春) G1 芝3200 185912.454** 牡5 58.0 池添謙一友道康夫 478
(-2)
3.18.0 1.837.0⑨⑪⑨⑦タイトルホルダー
22/03/26 中山 11 日経賞 G2 芝2500 15476.323** 牡5 56.0 池添謙一友道康夫 480
(0)
2.35.5 0.134.6タイトルホルダー
22/01/05 中山 11 日刊中山金杯 G3 芝2000 17242.813** 牡5 56.0 横山武史友道康夫 480
(0)
2.00.5 0.435.5⑧⑧⑧⑨レッドガラン
21/12/04 阪神 11 チャレンジC G3 芝2000 11669.042** 牡4 56.0 川田将雅友道康夫 480
(0)
2.01.6 0.634.0⑤⑤⑥⑥ソーヴァリアント
21/10/10 阪神 11 京都大賞典 G2 芝2400 148144.028** 牡4 56.0 戸崎圭太友道康夫 480
(+14)
2.25.1 0.636.7⑦⑥⑤④マカヒキ
21/05/30 東京 12 目黒記念 G2 芝2500 16484.222** 牡4 55.0 川田将雅友道康夫 466
(-4)
2.33.1 0.332.4④⑤⑤⑥ウインキートス
21/04/11 阪神 10 大―ハンC OP 芝2600 14451.812** 牡4 55.0 C.ルメー友道康夫 470
(0)
2.35.1 0.033.5⑦⑦⑦⑦ミスマンマミーア
21/01/31 中京 10 美濃S 3勝クラス 芝2200 15231.911** 牡4 56.0 池添謙一松田国英 470
(-4)
2.12.8 -0.035.2⑤⑥⑤⑤ネプチュナイト
20/12/13 阪神 9 オリオンS 3勝クラス 芝2200 12221.612** 牡3 55.0 C.ルメー松田国英 474
(0)
2.14.0 0.133.7⑩⑩⑩⑨ダンスディライト
20/11/22 阪神 10 西宮S 3勝クラス 芝2400 16243.014** 牡3 54.0 戸崎圭太松田国英 474
(+4)
2.26.2 0.334.1⑬⑫⑬⑭ゴースト

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今週日曜、東京競馬場の最終競走(通称“大人のメインレース”)は目黒記念。JRAのレーティング(公式格付)をベースとし、これにいくつかモノサシを組み合わせ出走各馬の真の力関係を解き明かしていく。まずはベースのモノサシ、JRAレーティングの比較から入ろう(各馬13ヶ月以内の国内戦の数値のみを掲載)。

114 サトノグランツ
113 ヒートオンビート
112 シュトルーヴェ
111 クロミナンスナイトインロンドン
110 マイネルウィルトスメイショウブレゲ
108 シュヴァリエローズ
107 バラジ
105 ダンディズム
91 シークレットラン

(以下格付なし)
 
目黒記念の例年の勝ち馬レーティングは103~113。荒れるハンデ戦だけあり、その範囲はかなり広い。数値上、今回のメンバーで勝ち馬候補はシークレットラン以外全馬と言っても過言ではないが、比較は110以上の7頭を中心におこなうこととする。

第2のモノサシは出走馬の一頭、マイネルウィルトス。同馬は昨年から今年にかけて、京都大賞典アルゼンチン共和国杯、ステイヤーズS、AJCC、日経賞に出走しているが、ここで今回のライバル、ヒートオンビートと3度、クロミナンスと2度、シュトルーヴェと1度対戦している。各馬とマイネルウィルトスとの着差の平均(タイム差)は以下の通りだ。

ヒートオンビート…+0.4秒(ヒートオンビートの3戦全敗) クロミナンス…-0.1秒(クロミナンスの2戦2勝) シュトルーヴェ…-0.2秒(シュトルーヴェの1戦1勝)

クロミナンスの今回の斤量は57.5kg。マイネルウィルトスも57.5kgだ。シュトルーヴェが58.5kgでヒートオンビートは59kg。対戦成績と斤量を考えると、第2のモノサシからはクロミナンス一頭の圧倒的有利が予測される。加点しておきたい。

第3のモノサシは長距離実績。目黒記念過去5年の3着以内馬15頭の、レース当日までの長距離レース経験の状況を調べてみると、①府中の芝2400m以上のレースで3着以内、②2400m以上の芝重賞において3着以内、のいずれかをクリアしていた馬が66.7%にあたる10頭を占めていた。当たり前といえば当たり前だが、やはり芝の長距離戦のペースや、息の入れ方に慣れている馬のほうが有利ということが分かった。上位7頭にこのモノサシをあてた結果は以下の通りだ。

サトノグランツ…クリア(神戸新聞杯勝ち) ヒートオンビート…クリア(アルゼンチン共和国杯3着) シュトルーヴェ…クリア(日経賞勝ち) クロミナンス…クリア(日経賞2着) ナイトインロンドン…クリア(3歳以上1勝クラス勝ち) マイネルウィルトス…クリア(日経賞3着) メイショウブレゲ…クリアせず

わずか一頭だが、第3のモノサシでメイショウブレゲを消すことが出来た。また、( )内の成績は直近のものを載せたが、ヒートオンビートマイネルウィルトスの重賞3着はいずれもピークを越えてのものと思われ、2頭を減点対象としておきたい。

諸々の比較から本命◎はクロミナンス。過去には天皇賞(春)で4着の実績もある、ヒートオンビートとの対戦成績を2戦2勝とし、斤量57.5kgはどう考えてもここでは有利。対抗○にはシュトルーヴェ。58.5kgは楽ではないが、3着以内には来る確率がかなり高い。馬券は2頭の馬単、馬連、ワイドに絞りたい。

【モノサシ比較による注目馬】 
クロミナンス ○シュトルーヴェ

モノサシの正誤判定は5/26(日)だ。

【目黒記念】追って一言 2024年5月23日(木) 04:46

シュヴァリエローズ・久保助手「土曜日に実質(的な最終)追いをしたので、様子を見る感じ。引き続き状態は良さそうです」

シュトルーヴェ・堀師「調教では先週、今週と要所要所で反応の鈍さがあった。懸念材料とはいえ、今のところブリンカー着用の競馬では問題なさそう」

ジューンアヲニヨシ・松下師「見るからに軽快な追い切りで、しまいもしっかりしていた。久々の前走よりさらに動ける状態」

ナイトインロンドン・大竹師「中1週だが、疲れなく順調。近走は結果が出ていないが、頑張ってほしい」

ヒートオンビート・友道師「この時季が合うのか、ここ何走かでは一番いい」

マイネルウィルトス・宮師「追い切りの時計は上々。休み明けでも乗り込んでいるから体調はいい」




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【目黒記念の注目点】日経賞組が優位? 伝統のハンデGⅡを制すのは 2024年5月21日(火) 18:21

★3年連続で日経賞組がV 今年は4頭の日経賞組が登録

目黒記念では、 2021年から3年続けて前走で日経賞に出走していた馬が勝っている。今年の目黒記念には、日経賞1着のシュトルーヴェ(セン5歳、美浦・堀宣行厩舎)、同2着のクロミナンス(牡7歳、美浦・尾関知人厩舎)、同3着のマイネルウィルトス(牡8歳、栗東・宮徹厩舎)、同7着のヒートオンビート(牡7歳、栗東・友道康夫厩舎)が登録しているが、今年も日経賞組は好走することができるだろうか。なお、ヒートオンビートは昨年、日経賞6着から巻き返して勝利を挙げているが、同馬には、目黒記念が年1回の実施となった1984年以降で3頭目となる目黒記念連覇がかかる。

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【目黒記念】サトノグランツ&ヒートオンビート 友道厩舎は強力2頭出し 2024年5月21日(火) 15:24

<栗東トレセン>

サトノグランツはカタールGⅢ・アミールトロフィー3着以来。友道調教師は「(川田)ジョッキーに2週連続で追い切りに乗ってもらって、いい感触をつかんでくれています。体もスカッとしてきました。東京の広いコースはちょうどいいでしょう」とうなずいた。

僚馬で昨年の勝ち馬ヒートオンビートは、休養明けだった前走の日経賞で7着。「具合はいいですよ。去年勝っているレースですし、じっくりためて最後にかける競馬がいいと思う。あとは最後まで集中できるかが鍵」とトレーナーはポイントを挙げた。

マイネルウィルトスは21日、坂路を4ハロン68秒5─16秒5とゆったり駆け上がった。宮調教師は「元気いっぱいだね。得意としている東京コースだし、どんな競馬でもできるからね。あとは相手関係と流れ次第」とうなずいた。

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【目黒記念】レース展望 2024年5月20日(月) 16:50

日本ダービーの1レース後の東京最終12Rでは伝統の一戦、目黒記念(GⅡ、芝2500メートル)が行われる。

クロミナンス(美浦・尾関知人厩舎、牡7歳)が重賞初制覇を狙う。度重ねるアクシデントを跳ね返し、昨秋のノベンバーSを制してオープン入りを果たすと、今年はアメリカジョッキークラブC3着、日経賞2着と重賞でも実力を発揮している。非根幹距離巧者で東京も【2・1・1・1】と好相性。7歳とはいえ、心身ともに成長途上にあり、ハンデ57・5キロも比較有利だ。

サトノグランツ(栗東・友道康夫厩舎、牡4歳)は昨年、京都新聞杯神戸新聞杯と重賞を2勝。前走のカタールで行われたアミールTは勝ち馬の直後からレースを進めたが、伸び負けして3着だった。GⅡでの安定感は頼もしく、ここでは実績トップクラスの存在。自身最重量の58・5キロを克服し、再びGⅠ戦線へ進む。

シュトルーヴェ(美浦・堀宣行厩舎、騸5歳)は日経賞で重賞初V。直線では狭いスペースに入ったが、馬群を割る勝負根性を発揮して抜け出した。去勢後は2戦2勝で、ともにメンバー中上がり最速。軌道に乗ってきた印象だ。

59キロのトップハンデを背負う昨年の覇者ヒートオンビート(栗東・友道康夫厩舎、牡7歳)は近走不振ながら、同舞台は【1・1・2・0】。得意の舞台なら復活があっていい。

2勝クラス、3勝クラスと連勝中のジューンアヲニヨシ(栗東・松下武士厩舎、牡4歳)=55キロ=は重賞初挑戦ながら勢いは侮れない。一昨年の目黒記念など重賞2着4回のマイネルウィルトス(栗東・宮徹厩舎、牡8歳)=57・5キロ=も念願のタイトル奪取のチャンスを待つ。

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【目黒記念2024】出走予定馬最速チェック 伝統のハンデG2! ダービーデー最終戦を制するのは? 2024年5月20日(月) 11:00


クロミナンス
オープン昇格後2戦は中山で好走。不良馬場のAJCC3着は、直線馬場の荒れた内を突き、初の2500mを走った日経賞2着は、勝ち馬に展開が向いた。3勝クラスは東京芝1800mで突破。瞬発力勝負を上がり最速32秒6で差し切り。折り合いに不安がなく、条件不問で崩れにくい。東京に戻り、速い脚比べになればさらに。

サトノグランツ
昨年の京都新聞杯神戸新聞杯の勝ち馬。前者は1000m63秒8からの瞬発力勝負、後者は高速馬場のレコード決着だった。スパッと切れるより、しぶとく脚を使う印象。古馬初対決の日経新春杯は、緩みない流れを好位から3着と力を示した。多少上がりはかかってほしいが力は足りるはず。G2・2勝なので、ハンデは背負いそう。

シュヴァリエローズ
重賞で馬券内好走はないものの、4走前中日新聞杯5着、2走前京都記念4着と、あと一歩のレースはある。京都記念は緩みない流れを、好位で多少かかっていたが、前走は1ハロン延長のメトロポリタンSを3着。我慢が利き、上がり勝負に対応した。前走の感じなら2500mはこなせそう。相手強化でどこまでやれるか。

ジューンアヲニヨシ
京都の2、3勝クラスを連勝しオープン入り。2勝クラスは連続開催後半の外伸び馬場のなか、緩い流れを好位から直線外へ。3勝クラスはAコース6日目でも前有利の高速馬場で迎えると、緩みないラップを好位につけたところから直線での長い競り合いを制しモノにした。最後は多少、内側へよれていた。勝ち時計2分22秒6はコースレコードで、高速決着は歓迎のクチか。

シュトルーヴェ
前走の日経賞は重賞初挑戦初制覇。マテンロウレオの大逃げで、縦長の隊列の後方2番手。3、4コーナーの中間で馬群の間から位置を上げ、直線も馬群を割って伸びてきた。展開は向いたし、捌きやすい少頭数も良かった。今回は日経賞の再戦のような面子で、能力に不足はないはず。出遅れ癖が出て、前有利の流れだと不安も。

ヒートオンビート
3年前の目黒記念2着は、道中から直線に向くまで極端にペースが落ち、2500m戦にも関わらず上がり32秒4を使った。今年も頭数的に当時に近い流れになりそうなのが怖いところ。そのほか、一昨年と昨年のアルゼンチン共和杯を連続3着と、このコースは得意舞台。直近2戦は不本意な成績ながら、ここは巻き返したいところ。

マイネルウィルトス
渋った馬場や上がりのかかる展開に向き、一昨年の目黒記念2着、昨年は同じコースのアルゼンチン共和国杯2着がある。その目黒記念は後半5ハロン目から11秒台が続く形、アルゼンチン共和杯も道中ラップが落ちず、持続力を活かしたいこの馬向きの流れになった。明け8歳でも健在だが、少頭数の瞬発力勝負になったときはどうか。

メイショウブレゲ
今年の万葉S勝ち馬で、タフな馬場と上がりのかかる長距離戦に向く。その後2戦も、阪神大賞典10番人気8着、天皇賞春16番人気8着と人気以上に走った。特に天皇賞春は外枠で馬場も速く、なかなかの健闘ぶり。ただ、今回の2500mはこの馬にとって短く映るし、少頭数で上がりの速い競馬になれば苦しいかもしれない。

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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


12月24日(日)中山11R 第68回有馬記念(3歳以上G1・芝2500m)

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🎯12月21日(木)17時~『有馬記念公開抽選』は👉こちら👈

【登録頭数:20頭】(フルゲート:16頭)


<前走:ジャパンカップ 東京芝2400m(レース映像)> 中3週

スターズオンアース(3着 496kg(+12kg))<B>
🏇『前走の追い切り
前走は天皇賞(秋)回避明け&休み明けで、最終追い切りまでビッシリ追っていたので太め残り懸念から軽視。ただ実際にはプラス体重でもそれほど太い感じには見えず、仕上がりは良かった。この中間は前走の反動が出るのではないかと気になっていたが、1週前追い切りでは3頭併せの内で力強く先着していて疲れはなさそう。ただ右回りは前半の行きっぷりが悪くなるので、そのあたりはポイントになりそう。

ドウデュース(4着 504kg(-8kg))<A>
🏇『前走の追い切り
天皇賞(秋)ジャパンカップと秋2戦を使われてきて、前走時も良化気配を感じさせていたが、この中間の1週前追い切りでは頭の位置が低くなって首が前に出る走りに変わり、前走時からの上積みに期待できそうな気配。他にも、追い切りに入る時の一歩目がスッと流れるようにスムーズになっているように見えた。馬の出来が良くなってきたことと、武豊騎手との相性の良さがマッチした感じで、前走からのさらなる上積みに期待。

タイトルホルダー(4着 476kg(+4kg))<B>
🏇『前走の追い切り
⛑『前走のジョッキーカメラ
前走はオールカマーから間隔が空いていたこともあってか、動きこそ良く見せていたように思うが、1週前、最終追い切りと併せ馬での追い切りで叩き台という印象だった。この中間は、単走追いで好時計を出すこの馬の好調子時のパターンできており、引退レースに向けて調子を上げてきている模様。

ディープボンド(10着 494kg(-14kg))<D>
🏇『前走の追い切り
今年で3年連続の出走となり2年前には2着に好走しているが、年々追い切りの動きがズブくなっている。この中間の1週前追い切りも、若い頃に比べると走る気持ちが感じられない動きだった。


<前走:菊花賞 京都芝3000m(レース映像)> 中8週

タスティエーラ(2着 480kg(+2kg))<A>
🏇『前走の追い切り
⛑『前走のジョッキーカメラ
ダービーからの休み明けで臨んだ菊花賞だったが、入念な乗り込みで当日のパドックでもスッキリとしていて仕上がりは良かった。この中間も前走時以上の入念な乗り込みで、2週前、1週前と南Wで好時計で先着しており、あいだの日曜日にも3週連続坂路で速めの時計をマーク。かなりの上積みが窺える。

ソールオリエンス(3着 464kg(+4kg))<A>
🏇『前走の追い切り
今回は春のクラシックほどの人気にはならないと思われるが、条件も鞍上もプラス材料で思い切ったレースができそうな点も強みになる。切れる脚のある馬で仕掛けどころが難しいところはあると思うが、調教内容を見ても併せ馬で遅れることはなく、終いの時計もしっかり出ていて末脚が切れる。


<前走:エリザベス女王杯 京都芝2200m(レース映像)> 中5週

ハーパー(3着 484kg(+4kg))<B>
🏇『前走の追い切り
秋に入って馬体が大きく増えており、前走時もさらに増えていたが、パドックでは太め感はなく春からの成長分と言って良さそう。前走時は坂路での調整のみだったが、この中間は本来のCW中心の調教内容に戻っており、1週前追い切りでは同厩舎のドウデュースとの併せ馬を消化。動きはやや見劣ったもののしぶとく喰らい付いていて前走以上の動き。

ライラック(4着 442kg(-6kg))<D>
🏇『前走の追い切り
牝馬限定なら好走するが、今年の春3戦のように牡馬相手だとやや力が足りない面がある馬。この中間の追い切りでは、1週前に好時計が出ていて併走馬を突き放しているが、内ラチ沿いを走ってのもので直線の走りも前走時のほうが迫力があった印象。やや物足りない動きに見えた。


<前走:京都大賞典 京都芝2400m(レース映像)> 中10週

プラダリア(1着 470kg(+6kg))<B>
🏇『前走の追い切り
京都大賞典から少し間隔が空いているが、前走時のように1週前、最終追い切りと強めに追われた時は好走する馬で、1週前は気合乗りも良く終い追われてしっかり伸びて状態は良さそう。輸送はあるものの最終追い切りもCWを長めから強めに追われたほうがこの馬の好走パターンに当てはまる。最終追い切りにも注目したい。

ブローザホーン(中止 414kg(-8kg))<C> ※除外対象馬
🏇『前走の追い切り
前走(競走中止)から間隔を空けて、この中間南Wを馬なりで長め4本。かなり小柄な馬なので本数は足りているが、時計はそれほど目立たず。


<前走:アルゼンチン共和国杯 東京芝2500m(レース映像)> 中6週

ヒートオンビート(3着 476kg(-8kg))<B>
🏇『前走の追い切り
毎回パドックでは小気味良い動きで良く見せる馬。この中間もかなり乗り込まれていて、1週前追い切りではいつも通り3頭併せの内に併せて動きも前走時並みに良い。好調キープ。

ディアスティマ(13着 488kg(+4kg))<E> ※除外対象馬
🏇『前走の追い切り
休み明けの前走を一度使われたが、この中間の追い切りでは時計平凡で併走遅れが続き、調子が上がってきていない印象を受ける。


<前走:その他のレース出走馬>

スルーセブンシーズ凱旋門賞:4着 芝2400m 3ヶ月)<A>
🏇『前走の追い切り
⛑『前走のジョッキーカメラ
凱旋門賞からの休み明けだが、入念な乗り込みで2週前、1週前には南Wで好時計。1週前の動きを見ても、宝塚記念の時よりもハードに追われていて状態面はかなり良さそう。

シャフリヤール(BCターフ:3着 芝2400m 中6週)<C>
🏇『前走の追い切り
🏇『12月6日香港での追い切り
BCターフ後に、有馬記念ではなく香港ヴァーズ出走を選択している時点で、中山2500mに関して何らかの不安要素があってのこと。状態面に関しても、香港での取り消し後のバタバタや、米国遠征から約1ヶ月半ほど坂路やCWなどトレセンでの調整ができていない点もマイナス材料になる。

ウインマリリン(BCフィリー&メアターフ 芝2400m 中6週)<D>
🏇『前走の追い切り
米国から帰国後、美浦で調整されているが、1週前追い切りは舌を出して走っていて動きも重く、伸び脚平凡といった様子。

ジャスティンパレス天皇賞(秋):2着 芝2000m 468kg(-2kg) 中7週)<B>
🏇『前走の追い切り
1週前にCWで強めに追われる馬で、休み明けの前走時はモタモタした動きであまりよく見えなかった。この中間の1週前追い切りでは重め感が解消し、直線でも一気に突き放してみせた。出来は前走以上。

アイアンバローズステイヤーズS:1着 芝3600m 504kg(-10kg) 中2週)<C>
🏇『前走の追い切り
2走前の京都大賞典の時は、追い切りでもパドックでもうるさい面を見せていて集中力を欠いていたが、前走時は坂路での調教中心に変えてきたことも手伝ってか追い切りの動きもパドックも集中していた様子で、好仕上がり。この中間も坂路での調整が続けられているが、1週前追切は終いに頭が上がり気味で、前走時の仕上がりには及ばない動きだった。

ホウオウエミーズ福島記念:1着 芝2000m 450kg(±0kg) 中5週)<B>
🏇『前走の追い切り
前走時の追い切りでもかなりの動きを見せていたが、この中間の1週前追い切りでも強めに追われて伸び脚上々で、出来は引き続き良さそう。

マテンロウレオ(チャレンジC:5着 芝2000m 484kg(+14kg) 中2週)<C> ※除外対象馬
追い切りでは速い時計が出る馬だが、1週前追い切りの映像からは力みがあって押さえが効かず、走り過ぎてしまっている感じあり。

ドゥラエレーデ ※出走回避


※今回このコラムでの中間の状態からの推奨馬は、タスティエーラソールオリエンスドウデューススルーセブンシーズの4頭をあげておきます。


◇今回は有馬記念編でした。
12月に入っても暖かい日が多く、例年だとキリの影響で動きがしっかり確認できないことがある有馬記念の追い切りも、今年はそんな気配もないのかななどと思っていたら1週前に一気の冷え込み。何とか冬を間に合わせたような形で、急な季節の変化に人間の体もついていかなくてはならず、体調管理には気をつけて週末の有馬記念に臨みたいところですね。人が大変なら馬も大変、気を遣うこともこれまで以上にあると思います。今年最後の大一番で余力がどれだけ残っているかも重要なレースでもありますので、例年以上に状態面のチェックはしっかり行っていきたいと思います。
過去5年の連対馬の調教内容は、「最終追い切り=馬なり」の馬が7頭とまず目立つところ。ただ、間隔を空けて臨んだ馬は最終追い切り等で強めに追ってきていた馬も多く、昨年の勝ち馬イクイノックスもほぼ馬なりの調整だったものの、1週前の日曜日だけは坂路で一杯に追われていました。1週前か最終追い切りで強めの追い切りを消化できるだけの状態にあるという点は、過去5年の連対馬に共通しているところで、今年もそのあたりは一つのポイントとなりそうです。
毎年いろいろなドラマが生まれる有馬記念。混戦模様の今年は一体どんな結末を迎えるのでしょうか。暗いニュースが多い世の中ですが、大谷選手や阪神タイガースに続き最後は競馬が盛り上げて、明るい話題を届けてもらいたいですね。

有馬記念出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。


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2023年10月29日() 15:00 伊吹雅也
【伊吹雅也のピックアップ競馬データ2023年10月29日号】特選重賞データ分析編(382)~2023年アルゼンチン共和国杯
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次週の注目重賞を、伊吹雅也プロが様々なデータを駆使していち早く分析! もっとも重要と思われる<ピックアップデータ>に加え、<追い風データ/向かい風データ>や<注目馬チェック>など、貴重な情報が満載なウマニティ会員専用コラムとなっております。ぜひ皆様の予想にお役立て下さい。


最新版公開中! 本稿掲載重賞含む、その他の注目競走見解はコチラ『週末メイン「1点」分析EXTRA編』で!


<次週の特選重賞>

G2 アルゼンチン共和国杯 2023年11月05日(日) 東京芝2500m


<ピックアップデータ>

【出走数別成績(2015年以降)】
○16戦以内 [7-3-6-24](3着内率40.0%)
×17戦以上 [1-5-2-77](3着内率9.4%)

 キャリアの浅い馬が優勢。2015年以降の3着以内馬24頭中8頭は出走数が17戦以上だったものの、キャリア16戦以内の馬に比べると、好走率はかなり低めでした。今年もこの条件に引っ掛かっている馬は思い切って評価を下げましょう。

主な「○」該当馬→アーティットゼッフィーロディアスティマテーオーロイヤル
主な「×」該当馬→ヒートオンビートマイネルウィルトス


<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>

【追い風データ】

○「前走の着順が3着以内」だった馬は2015年以降[4-4-5-22](3着内率37.1%)
主な該当馬→ゼッフィーロディアスティマ

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2022年10月30日() 15:00 伊吹雅也
【伊吹雅也のピックアップ競馬データ2022年10月30日号】特選重賞データ分析編(330)~2022年アルゼンチン共和国杯
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次週の注目重賞を、伊吹雅也プロが様々なデータを駆使していち早く分析! もっとも重要と思われる<ピックアップデータ>に加え、<追い風データ/向かい風データ>や<注目馬チェック>など、貴重な情報が満載なウマニティ会員専用コラムとなっております。ぜひ皆様の予想にお役立て下さい。

■【伊吹雅也のピックアップ競馬データ】コラム内容について詳しくはこちらをご覧ください。
https://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=7321


<次週の特選重賞>

G2 アルゼンチン共和国杯 2022年11月06日(日) 東京芝2500m


<ピックアップデータ>

【出走数別成績(2014年以降)】
○15戦以内 [7-2-6-18](3着内率45.5%)
×16戦以上 [1-6-2-83](3着内率9.8%)

 キャリアの浅い馬は堅実。出走数が15戦以内の馬は相応に高く評価すべきでしょう。なお、出走数が16戦以上、かつ前走の上がり3ハロンタイム順位が5位以下・競走中止だった馬は2014年以降[0-2-0-57](3着内率3.4%)と苦戦していました。

主な「○」該当馬→キラーアビリティテーオーロイヤル
主な「×」該当馬→ハーツイストワールヒートオンビートマイネルファンロンユーキャンスマイル


<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>

【追い風データ】

○「“同年、かつJRAのレース”において1着となった経験がある」馬は2014年以降[6-6-8-44](3着内率31.3%)
主な該当馬→テーオーロイヤルハーツイストワール

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2022年7月15日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】土日で穴連発のトゥザグローリー産駒の特徴/函館記念展望
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先週の七夕賞は丸田騎手=ロザムールの逃げに期待したが、想定した流れと真逆の競馬になってしまいかすりもせず。レースは持久力を問われた。

その中で大外枠のエヒトがスムーズに進出し抜け出し、2着にヒートオンビート、3着にアンティシペイトが入線、キングマンボ系×母父ディープインパクトのワンツースリー決着。

10分前に行われた小倉のプロキオンSも、トップウイナーが何が何でもの姿勢を見せて先行争いに加わって行ったため、ダートとしては珍しいハイペースの持久力戦に。結果、ダート中長距離実績馬が上位を独占した。

そのレースを制したのがゲンパチルシファーゲンパチルシファーの父はトゥザグローリー。決して産駒が多いわけではなくマイナー種牡馬に分類される同馬だが、これでカラテに次いでJRA重賞2勝目となった。奇しくも前日の福島メインでも同産駒のエターナルヴィテスが14番人気で2着に激走。

ゲンパチルシファーカラテエターナルヴィテスといった馬たちに共通するのは、キレないがバテないということ。カラテゲンパチルシファーはともに500キロを大きく超える超大型馬で追わせるタイプの鞍上が合うということも共通している。

ゲンパチルシファーは久々の勝利となったが、川田騎手とのコンビで2戦2勝。カラテは追わせることにおいては若手トップクラスといってもいい菅原明騎手とのコンビで活躍している。エターナルヴィテスは決め手がない弱点を早めのマクリで補って大穴をあけた。

こういった傾向は例えば種牡馬データのようなものを検索してわかるものではない。アナログで得た感覚の点と点を繋げることで初めて実感できる。マイナー種牡馬はその血統ゆえに穴になることも多いので、上手く手の内に入れて自分自身の得意血統を持っておきたい。本来であれば馬券を当てた上でこういった話をしたかったのだが、それはまた次回以降ということで。

では、今回も先週の競馬から次走狙えそうな馬を一頭。

【次走狙い馬】エイシンスポッター(土曜小倉12レース・3歳上1勝クラス/1着)

どんな状況でも1200mを使われてからは確実にラスト伸びてくる。今回は詰まりつつもラスト伸びて脚余しながら勝利で、馬群も捌けるので不発は少ないはず。下り坂スタートの小倉も合うので引き続き警戒。

函館記念展望

では、いつも通り最後は週末の注目馬で締めたい。今週末は函館ラストウィークを飾るハンデ戦・函館記念。注目馬はコチラ。

アラタ横山武史騎手)

注目はアラタ横山武史騎手。前走は逃げて失速も本来は好位で溜めたいタイプ。荒れ馬場を全く苦にせず、函館の小回りも合う。何よりこの舞台で横山武史騎手は大きなプラス材料。雨予報も朗報で、好位から抜け出す。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)、『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)。

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2022年6月23日(木) 13:00 くりーく
くりーくの中間調教チェック 宝塚記念2022  
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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。



6月26日(日)阪神11R 第63回宝塚記念(3歳以上G1・芝2200m)


【登録頭数:20頭】(フルゲート:18頭)


<前走:大阪杯出走馬>(3ヶ月)
ポタジェ(1着、468kg(+2kg))<C>【優先出走馬(ファン投票4位)】
休み明けで乗り込み豊富。1週前追い切りの動きを見ると力強い走りで迫力もあるが、終い重心が高くなり伸びきれず。

アリーヴォ(3着、500kg(-2kg))<C>【優先出走馬(ファン投票26位)】
この中間はこれまでの追い切りと比べると時計がかかっている感じあり。大きな馬で太め残りが心配。

ヒシイグアス(4着、494kg(+9kg))<A>【優先出走馬(ファン投票23位)】
この中間は3週連続レーン騎手が騎乗しての調整。動きも素軽く終いの伸びも良好で、出来は前走以上。

アフリカンゴールド(7着、468kg(±0kg))<C>【賞金上位馬④】
この中間もCWで前走時と変わらない時計が出ていて調子は良さそうだが、元々硬さのある動きをする馬で先行勢も揃っていて、これまで以上の出来でないと厳しい。

エフフォーリア(9着、522kg(+6kg))<C>【優先出走馬(ファン投票2位)】
この中間は、日曜日に坂路で追っていたところを南Wに変え、乗り込み不足を解消する内容に変えてきた。ただ、左にモタれたり手応えもイマイチで、何よりも迫力が感じられない。

キングオブコージ(11着、506kg(+10kg))<B>【賞金上位馬③】
前走時も乗り込まれていたが、馬体を絞れず太め残り。乗り込み量は今回も豊富で、併せ馬の本数を増やしてきた。1週前追い切りでは、坂路馬なり調整で時計平凡も、重め感なく、動きも素軽く仕上りは良さそう。

ウインマリリン(16着、462kg(-10kg))<B>【賞金上位馬②】
前走時は休み明けでも馬体が減っていて、パドックではトモが寂しく元気もなかった。この中間も南Wでの調整だが、動きも良くなり終いの伸びにも良化が窺え、上積みが感じられる。





<前走:天皇賞(春)出走馬>(中7週)
タイトルホルダー(1着、474kg(-2kg))<A>【優先出走馬(ファン投票1位)】
今年3戦目で、この中間も南Wで好時計をマーク。1週前追い切りの映像からも、左回りということもあってコーナリングもスムーズで、集中した走りで順調ムードが漂う。

ディープボンド(2着、504kg(-6kg))<AA>【優先出走馬(ファン投票8位)】
大きな馬の叩き3戦目で、この中間も乗り込み豊富で坂路、CWと好時計を連発。1週前追い切りの動きを見ても、直線に向く時の手応えが抜群で、追われてからの伸び脚も重め感がなく素軽くなった印象を受ける。それでいて重心は高くならず力強さを伝えていて、近走の中ではベストの状態で出走できそう。

ヒートオンビート(4着、478kg(-2kg))<B>【除外対象馬】
この中間は2週前、1週前と好時計が出ており、併せ馬でも先着をはたすなど前走時よりも好印象。除外対象馬だが仕上がりは良く、出来は前走以上。

アイアンバローズ(5着、496kg(-2kg))<B>【賞金上位馬⑧】
前走時はCWでの時計は特に変わらなかったものの、坂路での時計がかかっていた。この中間は日曜日の坂路での時計もしっかり出ていて、好走時の出来に近い内容だった。

マイネルファンロン(6着、478kg(-12kg))<B>【賞金上位馬⑤】
休み明けの前走時は、追われて終い伸びる追い切り内容だったが、今回の1週前追い切りでは自分から走っていくスピード感があった。気持ちの面での変わり身が感じられる内容。

メロディーレーン(9着、352kg(+6kg))<B>【優先出走馬(ファン投票17位)】
かなり小柄な牝馬で、これまであまり高評価を与えたことのない馬。ただこの中間は、CW、坂路とこれまで見たことのないような好時計が出ていて、一変の状況。1週前追い切りでも、ジョッキー騎乗とはいえ終いしっかり伸びて先着していて、前走とは明らかに出来が異なる。他馬との比較では水準に近づいたくらいの評価だが、この馬自身としては近走では一番の出来に近い。





<前走:その他のレース>
デアリングタクトヴィクトリアマイル:6着、486kg(+22kg)中5週)<C>【優先出走馬(ファン投票7位)】
休み明けの前走時は+22キロ。中間の追い切りの動きは予想以上に良いものだったが、パドックではお腹のあたりに余分な肉がだいぶ残っている感じに映った。この中間は2週前(坂路)と1週前(CW)の動きを見るに、足先だけで走っている感じで力強さや迫力が感じられない。反動が出ているのか、ガラッと良くなった感じがない。

パンサラッサドバイターフ:1着、3ヶ月)<B>【優先出走馬(ファン投票15位)】
距離を意識してなのか、1週前はCWを長めからの追い切り。有馬記念の時も同じような追い切りだったが、今回のほうが走りに余裕があり終いの伸びも良かった。連勝しているだけあって、馬も成長している感じ。

オーソリティドバイシーマクラシック:3着、3ヶ月)<B>【優先出走馬(ファン投票25位)】
1週前追い切りはやや気追い気味にも見える動きだったが、坂路、南Wと好時計が出ていて出来は良さそう。あとは関西への輸送と右回りでの競馬を克服できるか。

ステイフーリッシュ(ドバイゴールドカップ:1着、3ヶ月)<D>【賞金上位馬①】
海外で2連勝しての帰国初戦。この中間の乗り込み量は少なく、1週前追い切りでは同様に海外帰りのパンサラッサと併せて直線で離されてしまった。出来自体に不安あり。

グロリアムンディ(アンタレスS:2着、496kg(-8kg)中9週)<C>【賞金上位馬⑦】
調教駆けする馬で、この中間も好時計で先着していて動きも良く出来は良さそう。ただ、芝では1勝クラスを勝てなかった馬で決め手もなく、一気の相手強化に対応できるかは疑問。

ギベオン鳴尾記念:4着、508kg(+4kg)中2週)<B>【賞金上位馬⑥】
休み明けの前走時は、追い切りでの動きも良く、パドックでもスッキリした感じで太め感はなく好仕上りだった。この中間は間隔が詰まっているが、先週CWで好時計をマークするなど叩き2戦目での上積みも期待できそう。

サンレイポケット鳴尾記念:3着、480kg(±0kg)中2週)<B>【除外対象馬】
除外対象馬だが、休み明けの前走時に坂路で良い動きを見せていて、この中間も1週前に好時計と上積みが窺える。





※今回このコラムでの中間の状態からの推奨馬は、ディープボンドタイトルホルダーヒシイグアスの3頭をあげておきます。



◇今回は、宝塚記念編でした。
宝塚記念というと、出走予定だったスーパークリークが回避して1強になったオグリキャップオサイチジョージに敗れた第31回。なかなかG1を勝てなかったメジロライアンが、同期のメジロマックイーンを負かしてG1初勝利を飾った第32回。天皇賞(春)3連覇をライスシャワーに阻止されたメジロマックイーンが、キッチリ人気に応えて強い競馬を見せた第34回。スペシャルウィークステイゴールドを、直線並ぶ間もなく突き放し圧倒的な強さでグラスワンダーが制した第40回あたりが印象に残っています。
昔の宝塚記念は頭数もそれほど揃わず、断然人気馬が強い競馬を見せるか、2強、3強対決というレースが多かった印象がありますが、近年は頭数、海外遠征明けでの出走、牝馬の活躍なども増え、昔とは様相がだいぶ変わった感じがします。その一方で、春の天皇賞から参戦してくる王道組に元気がないようなところもあり、その路線から確固たる主役級が出てくると宝塚記念はもっと盛り上がるのではないかと思います。今年は菊花賞天皇賞(春)の勝ち馬が海外出走組を迎え撃つ形になりますので、面白いレースになりそうです。




🎤あなたの夢はエフフォーリアタイトルホルダーかそれともデアリングタクトか。私の夢は・・・です。


宝塚記念出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。

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2022年4月29日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】成長力溢れるリオンディーズ産駒/天皇賞(春)展望
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フローラSは内枠を生かしてラチ沿いを追走したエリカヴィータが、直線もインを捌いて抜け出して勝利。人気を集めたルージュスティリアは最下位という結果に終わった。

もっとも、勝ったエリカヴィータは枠順などに恵まれた面も大きい。2着に逃げたパーソナルハイ、3着に2番手追走のシンシアウィッシュ、4着にもイン追走のマイシンフォニーが入り、開幕週らしい逃げ先行&イン有利の決着となった。

そもそも今年のフローラSはメンバー自体がやや低調で、エリカヴィータは1勝馬でまだ条件戦にも出られる立場。それ以外の出走馬も大半が条件クラスで、オークスに繋がるかはかなり疑問の残るところ。今年は桜花賞組に関しても上位勢の適性が怪しいのでで、フローラSを終えてオークス戦線はますます混沌とした状況になって来た。

~年齢を重ねるごとに成績が上がるリオンディーズ産駒

さて、先週もう一つ気になったのは土曜の福島牝馬ステークス。勝ったアナザーリリックリオンディーズ産駒。リオンディーズは2015年の朝日杯FS勝ち馬。その後は勝利を挙げられずに故障で早期引退をしてしまったが、産駒は今年に入ってこれまで以上に活躍が目立つようになっている。現時点での代表産駒の一頭、テーオーロイヤル天皇賞(春)でも印を集めそうな位置にいる馬だし、前述のアナザーリリック、先週の晩春Sでは6着に敗れたが、それまでは年明けから4戦して2勝2着2回とオール連対のショウナンアレスなど、初年度産駒が4歳になり地力とつけて来ている。

そこで気になって調べてみると、やはりリオンディーズ産駒は年齢とともに成績が上がることがわかる。

リオンディーズ産駒の年齢別成績(データの数字は先週末終了時点)

2歳 勝率 7.8%
3歳 勝率 9.3%
4歳 勝率 16.2%

ご覧の通り、年齢を経るごとに明らかに成績の向上が見られる。初年度産駒は今4歳。リオンディーズ自身、現役時代は志半ばの引退となってしまったが、これから種牡馬として花開くかもしれない。馬券的にも妙味があるので、上手く手の内に入れて成長のサインを見極めたい。

では、今回も先週の競馬から次走狙えそうな馬を一頭挙げておきたい。

【次走狙い馬】ルビーカサブランカ(土曜福島11レース・福島牝馬S/5着)

小回り1800mは絶望的に合わないと思うのだが、なぜか連続して使われるという少々かわいそうな状況。今回も適性がない舞台を使われた分の敗戦で、騎手や馬の能力の問題ではない。恐らくこの後はマーメイドSあたりでは? いずれにしても2000m以上への延長なら即巻き返し可能。

天皇賞(春)展望

さて、今週末から再びG1が続く。まずは天皇賞(春)。今年も阪神が舞台となる。例によって注目馬を一頭挙げて締めたい。

ヒートオンビート池添謙一騎手)

ディープボンドタイトルホルダーは当然有力だが、それでは面白くないので、伏兵勢の中からヒートオンビートを推奨したい。ヒートオンビートは前走の日経賞で3着と健闘。逃げ&インが有利な流れだったが、上位勢の中では多少ロスがありながらの好走は評価できる。もともと未勝利を勝ち上がってからはほぼ崩れ知らずで、大きな不利があった2020年の西宮Sと大外枠から先行する形で流れに乗れなかった京都大賞典以外は馬券圏内を外していない。大一番での決め打ちが怖い池添騎手が騎乗する今回、上手く道中ロスなく立ち回れればチャンスがあって良い。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)、『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)。

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ヒートオンビートの口コミ


口コミ一覧
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目黒記念で帰厩初戦となる馬の外厩情報共有します。

2番サトノグランツ(川田将雅騎手)ノーザンFしがらき

3番メイショウブレゲ(酒井学騎手)宇治田原優駿ステーブル

4番クロミナンス(C.ルメール騎手)ノーザンF天栄

5番ヒートオンビート(坂井瑠星騎手)グリーンウッド

7番シークレットラン(内田博幸騎手)宇治田原優駿ステーブル

8番マイネルウィルトス(横山武史騎手)ビッグレッドファーム鉾田

9番シュトルーヴェ(J.モレイラ騎手)山元トレセン

以上になります。

 競馬が大好き(複勝男 2024年5月24日(金) 01:25
目黒記念 2
閲覧 49ビュー コメント 0 ナイス 1

目黒記念

5月26日 日曜日 最終レース 東京競馬場

芝2500M GⅡ 4歳以上 ハンデ戦

出走馬の個人的な評価

競馬ブックポイント◎3ポイント○2ポイント▲1ポイント◬0.5ポイント

59

ヒートオンビート 3.5ポイント 5位
(59でアルゼンチン共和国杯3着にはきているので13頭立てならロスのない競馬は出来そうなので、何故かこの東京2500Mだと差し追い込みの競馬をしているから今回も脚を溜めるのかなと。)

58.5

シュトルーヴェ 27ポイント 1位
(コース替わるのは問題なくて今回モレイラ騎手なら崩れる感じはしないかなとまぁとは斤量が前走より1.5増加だけがどうか。)

サトノグランツ 23ポイント 2位
(海外帰りですが間隔は空いているのでレース勘がどうか?この距離も合うと思うしGⅡまでなら成績も安定しているので、後は左回りぐらいかなと。)

57.5

クロミナンス 19ポイント 3位
(復帰してからは成績は安定でルメール騎手でも問題はないし東京コースで勝利もあるから消せる要素はないかなと、まぁ牝馬で57.5はきついんですが全志うも57で2着しているんでね。)

マイネルウィルトス 4ポイント 4位
(ずっと善戦していはいるが勝ててないので今回も相手関係はそんなに変わらないので崩れる感じはしないけどまぁ勝ち味に遅いんでね、仕掛けどころが難しいのもある)

57

ダンディズム 0ポイント△1こ 着差1.0 12位
(新潟大賞典もそれなりの脚は使っているので、距離延長で13頭立てならチャンスはあってもいいと思う。条件的には合いそうかなと思っているので上手く嵌まれば。)

56

シュヴァリエローズ 0ポイント△7こ 7位
(力的には少し劣るし距離もベストかは疑問ですが有力馬よりハンデが軽い分チャンスはあるかなと、まぁ父がディープインパクトですから東京コースで1発はあるかなと。)

メイショウブレゲ 0ポイント△6こ 8位
(ここ2戦の相手よりは弱い感じもするのでチャンスはあるかも。輸送とコースが合うかですが56Kgなら差しも鋭くなるかなと。)

バラジ 0ポイント△3こ 着差1.4 10位
(連闘になるし状態がどうかですが鞍上も強化はしているし距離延長もプラスなので去年も6着0.4秒差ならチャンスはあるような。前走33.7の脚がここでも使えれば)

55

ジューンアヲニヨシ 1.5ポイント 6位 
(連勝中で昇級初戦で勢いはあるがずっと京都コースだったので今回輸送で左回りで条件が変わっている。まぁ先行できれば55Kgでもあるので。)

54

ケイアイサンデラ 0ポイント△3こ 着差 0.3 9位
(毎回逃げて相手強化と格上相手になるのでハンデ差を生かして今回も単騎逃げが確実にできるようなので上手く無視されればチャンスはあるような。)

52

ナイトインロンドン 0ポイント△1こ 着差 0.5 11位
(いい脚は持っているので前走から6Kg減なら魅力は上がっていると思う。前走から100M距離延長もプラスになるはずなので。)

シークレットラン 0ポイント 13位
(ずっと着外ですから魅力は斤量だけかなと、ただ前走から1Kg減しかしてないんでね。広いコースになるのと内田博幸騎手で大穴感は少し。)

現時点予想

◎ クロミナンス
○ シュトルーヴェ
▲ サトノグランツ
△ ジューンアヲニヨシ
穴 メイショウブレゲ
穴 ダンディズム



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 競馬が大好き(複勝男 2024年5月21日(火) 11:10
目黒記念 1
閲覧 77ビュー コメント 0 ナイス 1

目黒記念 

5月26日 日曜日 東京競馬場 左回り Cコース
芝2500M GⅡ 4歳以上 ハンデ戦

過去10年馬券内父系

ミスタープロスペクター系 5-1-1 登録馬 4頭
サンデーサイレンス系   4-7-9     9頭
ナスルーラ系       1-1-0     0頭
ヘイルトゥリーズン系   0-1-0     1頭 計14頭 フルゲート18頭

過去10年人気別頭数
6回 18頭 3回 16頭 1回 13頭

過去10年馬券内父系

6回 1番人気
5回 8番人気
3回 4、6番人気
2回 2、3、9番人気
1回 5、7、10~13、15番人気

過去10年最高オッズ

単勝 2530円 複勝 3600円 枠連 17770円 馬連 21380円 馬単 42000円
ワイド 50970円 3連複 195290円 3連単 994120円

このレースの傾向として(競馬ブック参考)

○ 前走 GⅠ以外なら6着以内
○ 大阪‐ハンブルグC組と日経賞組
○ 1~3番人気が不振 
○ トップハンデも17頭中3連対で不振
○ 6歳がトップ 4,5歳も僅差

実績

GⅡ勝利
     サトノグランツ シュトルーヴェ ヒートオンビート

重賞2着
     クロミナンス ダンディズム マイネルウィルトス 

上記以外でOPリステッド勝利
     シュヴァリエローズ メイショウブレゲ

昇級初戦
     ジューンアヲニヨシ 

OPクラス
     シークレットラン バラジ 

3勝クラス
     ケイアイサンデラ サンセットクラウド ナイトインロンドン 

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コメント一覧
4:
  YASUの小心馬券   フォロワー:36人 2024年3月22日(金) 12:39:13
日経賞2024
休み明けに良績なく、東京2500Mがベターで、決してベストとはいえない右回りだが、小頭数のGⅡでかなり手薄なメンバー構成ならノーマークにはできない地力。
3:
  HELPRO   フォロワー:3人 2021年10月10日() 15:45:19
戸崎が間抜けな騎乗をした。序盤戦で3連勝などするから大事な所で役に立たない。流石は元地方。道理でダービー勝てない訳だ!
2:
  HELPRO   フォロワー:3人 2020年11月22日() 15:10:41
戸崎が入賞も出来ないのが不思議。
どうせボンクラ息子にハナッカラ負けるつもりで乗ってたんだろ。
日本人の恥とは手抜きを平気でやるこの連中の事!

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2024年3月23日日経賞 G27着
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2024年3月23日 日経賞 G2 7着
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