アネゴハダ(競走馬)

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アネゴハダ
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アネゴハダ
写真一覧
現役 牝5 青鹿毛 2019年5月11日生
調教師佐々木晶三(栗東)
馬主岡 浩二
生産者株式会社 サンデーヒルズ
生産地新ひだか町
戦績20戦[4-2-4-10]
総賞金10,958万円
収得賞金2,400万円
英字表記Anegohada
血統 キズナ
血統 ][ 産駒 ]
ディープインパクト
キャットクイル
イニシャルダブル
血統 ][ 産駒 ]
ウォーエンブレム
ウォートルベリー
兄弟 リトルクレバーニトウリュウ
市場価格
前走 2024/01/14 サンライズステークス
次走予定

アネゴハダの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
24/01/14 中山 9 サンライズS 3勝クラス 芝1200 14337.351** 牝5 55.0 坂井瑠星佐々木晶 460
(-12)
1.08.7 -0.134.2④④ユキノファラオ
23/12/28 阪神 12 カウントDS 3勝クラス 芝1200 1671311.968** 牝4 56.0 角田大和佐々木晶 472
(+8)
1.09.2 0.434.1⑤⑧スコールユニバンス
23/12/02 中京 11 浜松S 3勝クラス 芝1400 12338.132** 牝4 56.0 角田大和佐々木晶 464
(-4)
1.20.1 0.134.7⑦⑦バルサムノート
23/09/24 阪神 10 道頓堀S 3勝クラス 芝1200 1681531.31012** 牝4 56.0 幸英明佐々木晶 468
(+14)
1.08.6 0.732.3⑮⑭グレイトゲイナー
23/09/02 小倉 11 テレQ杯 3勝クラス 芝1200 13565.2213** 牝4 56.0 幸英明佐々木晶 454
(0)
1.09.5 1.336.2バンデルオーラ
23/05/28 京都 12 渡月橋S 3勝クラス 芝1400 14343.316** 牝4 56.0 幸英明佐々木晶 454
(+10)
1.21.0 0.233.7ホウオウノーサイド
23/04/08 中山 10 船橋S 3勝クラス 芝1200 13575.429** 牝4 56.0 菅原明良佐々木晶 444
(-6)
1.08.7 0.634.6⑥⑤ヨシノイースター
22/11/12 東京 10 奥多摩S 3勝クラス 芝1400 16121.813** 牝3 54.0 菅原明良佐々木晶 450
(+2)
1.21.0 0.233.7⑤⑤ルチェカリーナ
22/10/15 東京 10 白秋S 3勝クラス 芝1400 18351.912** 牝3 53.0 菅原明良佐々木晶 448
(-2)
1.20.8 0.033.4⑦⑦レイモンドバローズ
22/08/21 小倉 11 北九州記念 G3 芝1200 18128.744** 牝3 49.0 酒井学佐々木晶 450
(+14)
1.07.2 0.334.1ボンボヤージ
22/07/03 小倉 11 CBC賞 G3 芝1200 17123.913** 牝3 49.0 藤懸貴志佐々木晶 436
(0)
1.06.5 0.734.4テイエムスパーダ
22/06/04 東京 10 由比ヶ浜特別 2勝クラス 芝1400 137112.111** 牝3 52.0 菅原明良佐々木晶 436
(0)
1.20.1 -0.533.4⑤⑤ルルローズ
22/04/10 阪神 11 桜花賞 G1 芝1600 1871578.01615** 牝3 55.0 幸英明佐々木晶 436
(-2)
1.33.8 0.934.6⑩⑦スターズオンアース
22/03/13 阪神 11 Fレビュー G2 芝1400 154611.443** 牝3 54.0 酒井学佐々木晶 438
(-6)
1.20.2 0.335.0サブライムアンセム
22/02/20 阪神 6 3歳1勝クラス 芝1400 13443.711** 牝3 54.0 坂井瑠星佐々木晶 444
(+2)
1.21.7 -0.234.7モンゴリアンキング
22/01/29 中京 6 3歳1勝クラス ダ1400 128122.314** 牝3 54.0 幸英明佐々木晶 442
(0)
1.26.1 0.239.0バスマティ
21/12/12 阪神 11 阪神JF G1 芝1600 1861297.6119** 牝2 54.0 幸英明佐々木晶 442
(+2)
1.34.5 0.734.9④④サークルオブライフ
21/11/06 阪神 11 ファンタジー G3 芝1400 106618.965** 牝2 54.0 幸英明佐々木晶 440
(-6)
1.22.1 1.035.3⑦⑦ウォーターナビレラ
21/09/05 小倉 11 小倉2歳S G3 芝1200 1081021.383** 牝2 54.0 幸英明佐々木晶 446
(+10)
1.08.5 0.634.2⑨⑨ナムラクレア
21/07/24 新潟 6 2歳新馬 ダ1200 157136.341** 牝2 54.0 幸英明佐々木晶 436
(--)
1.13.1 -0.636.6ビーアイオラクル

アネゴハダの関連ニュース

★阪神C3着アグリ(栗・安田隆、牡5)はシルクロードS(28日、京都、GⅢ、芝1200メートル)に登録する。僚馬で京都金杯8着ダノンタッチダウン(牡4)は東京新聞杯(2月4日、東京、GⅢ、芝1600メートル)へ。

★京都金杯を制したコレペティトール(栗・中竹、牡4)はマイラーズC(4月21日、京都、GⅡ、芝1600メートル)へ。

★壇之浦S1着ハーランズハーツ(栗・橋口、牡7)は小倉大賞典(2月18日、小倉、GⅢ、芝1800メートル)に挑む。

★サンライズSを勝ったアネゴハダ(栗・佐々木、牝5)は春雷S(4月14日、中山、L、芝1200メートル)へ。

★ニューイヤーS3着アナゴサン(栗・牧田、牡6)は洛陽S(2月10日、京都、L、芝1600メートル)へ。

【浜松ステークス】入線速報(中京競馬場) 2023年12月2日() 15:27

中京11R・浜松ステークス(4回中京1日目 中京競馬場  芝・左1400m サラ系3歳以上3勝クラス)は、1番手6番バルサムノート(単勝2.6倍/1番人気)、2番手3番アネゴハダ(単勝8.1倍/3番人気)、3番手12番トーホウディアス(単勝3.9倍/2番人気)で入線しています。

想定オッズは以下の通り。

馬連3-6(12.3倍) 馬単6-3(17.8倍) 3連複3-6-12(15.9倍) 3連単6-3-12(71.5倍)

更に詳しい情報はこちら→http://umanity.jp/racedata/race_8.php?code=2023120207040111
※着順・払戻金等の確定情報は、レース結果確定後にレース結果ページにてご覧頂けます。

(注=上記は確定前情報を含みます。成績、払戻金など正確な情報につきましては、必ず今後JRA(日本中央競馬会)から発表されるものと照合してください。)

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【回収率予報ニュース! 2023/4/8(土)版】阪神牝馬S、ニュージーランドTほか 2023年4月8日() 09:00

皆さん、こんにちは。ウマニティ編集部です。本日は【回収率予報ニュース!2023/4/8(土)版】をお届けします。

登場してもらうのは、22年のプロ予想家デビュー以来活躍中の回収率予報官プロ。その名の通り、回収率を予測(予報)するという予想スタイルの中枢を担う「予測回収率」にまつわる「危険馬」「穴馬」の紹介を当欄では行っていただきます。


≪2023/4/8(土) 買ってはいけない サンスポ杯阪神牝馬SニュージーランドTほか≫

「買ってはいけない」とは・・・予測回収率が低く、文字通り馬券購入の際には避けることをおすすめする馬。
なお、予測回収率が高い馬は「プロ予想MAX」提供予想の「一言コメント」および「コメント」欄に記載しています。

メインレースの単勝の予測回収率が低い馬です。
馬券購入の際には避けることをおすすめします。
(2022年実績:894件中/1着24件/払戻31,950円/回収率36%)

■ 福島 11R  ダート1700m 4歳上オープン 15:25 吾妻小富士ステークス
 ② 60% 8.1倍(3) ブルベアイリーデ
 ⑥ 50% 4.6倍(2) アラジンバローズ
 ⑧ 60% 47.3倍(14) ナムラカメタロー
 ⑪ 50% 32.5倍(11) レッドライデン

■ 阪神 11R  芝1600m 4歳上オープン 15:35 G2 サンスポ杯阪神牝馬S
 ⑤ 60% 6.4倍(4) ママコチャ
 ⑪ 60% 9.6倍(6) イズジョーノキセキ

■ 中山 11R  芝1600m 3歳オープン 15:45 G2 ニュージーランドT
 ② 60% 6.6倍(3) ルミノメテオール
 ⑦ 50% 242.9倍(16) エイシンエイト
 ⑪ 60% 136.3倍(15) ミシシッピテソーロ
 ⑬ 60% 9.5倍(4) メイクアスナッチ
 ⑮ 60% 17.6倍(6) ウンブライル

・買ってはいけない 各レースの人気馬

各レースの出走馬で、単勝オッズ6.0以下かつ予測回収率60%以下の一覧です。
(2022年実績:705件中/1着113件/払戻41,300円/回収率59%)

阪神 09R ⑤ 50% 3.2倍(1) ハギノピリナ
阪神 10R ⑦ 60% 4.5倍(2) インプレス
中山 10R ⑦ 60% 4.9倍(2) アネゴハダ
中山 10R ⑧ 60% 5.4倍(3) ホウオウノーサイド
福島 11R ⑥ 50% 4.6倍(2) アラジンバローズ

※表は左から、レース、馬番、予測回収率、単勝オッズ、人気順、馬名です。
※オッズはデータ作成の前日夜時点のものです。
※オッズや人気順が変わっても予測回収率は変わりません。
※回収率予報の説明や使い方はこちら
 https://note.com/hrrf


≪2023/4/8(土) 単勝万馬券を狙え≫

対象レースの単勝の予測回収率90%以上の出走馬で最もオッズの高い馬です。
単勝以外の券種でも、この馬を絡めるとオトクですよ。
(2022年7月30日札幌11R、1着フォーワードアゲン/単勝払戻13,420円)

阪神 04R ④ 100% 190.9倍(16) テーオーエンゲルス

※表は左から、レース、馬番、予測回収率、単勝オッズ、人気順、馬名です。
※オッズはデータ作成時点のものです。
※オッズや人気順が変わっても予測回収率は変わりません。
※回収率予報の説明や使い方はこちら
 https://note.com/hrrf

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【血統アナリシス】フィリーズレビュー2023 トニービンやSeattle Slewの持続力が活きる、Sadler’s Wells&Fairy King全兄弟にも注目 2023年3月11日() 12:00


ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回はフィリーズレビュー2023・血統予想をお届けします!


阪神芝1400mは前傾ラップのタフな展開になりやすく、レース傾向からもトニービンやSeattle Slewの持続力が活きている印象を受ける。なお、昨年の勝ち馬サブライムアンセムも母の父シンボリクリスエスを介してSeattle Slewの血を引いていた。一方、トニービン内包馬にはハーツクライ直系として2連覇を飾った19年ノーワン(父ハーツクライ)、20年エーポス(父ジャスタウェイ)ほか、16年1着ソルヴェイグ(母の父ジャングルポケット)、18年2着アンコールプリュ(母の父ウイニングチケット)などが該当。

ほか、Sadler’s Wells&Fairy King全兄弟の血脈も好走馬の多くに見られ、直系ではファルブラヴ産駒の09年1着ワンカラット、11年2着スピードリッパー、12年1着アイムユアーズローエングリン産駒の17年1着カラクレナイが挙げられる。また、21年1着シゲルピンクルビーは、父系と母系の両方でSadler’s Wellsの血を引く意欲的な配合だった。

イコノスタシスは、父モーリス×母パストフォリア(母の父シンボリクリスエス)。昨年の勝ち馬サブライムアンセムの半妹にあたる血統で、2代母ハッピーパスも01年フィリーズレビューで2着とレースに所縁ある一族。同産駒からは21年1着シゲルピンクルビーが出ているため、直近2年の勝ち馬を足したような配合ともいえるだろう。前進気勢が強く、レースでも行きたがる面があるだけに、今回は距離短縮となる臨戦過程も評価しやすい。

イティネラートルは、父キズナ×母ジプシーハイウェイ(母の父High Chaparral)。同産駒からは22年3着アネゴハダが出ており、同じ母の父には21年1着シゲルピンクルビーが挙げられる。なお、その母の父がSadler’s Wellsの直仔であることを評価しやすい。2走前には今回と同じ阪神芝1400mのりんどう賞を快勝。前走阪神JFはハイペースの2番手追走で脚が上がっていただけに、持ち前のスピードを活かす意味でも距離短縮は歓迎だろう。

ランフリーバンクスは、父エピファネイア×母ワイルドラズベリー(母の父ファルブラヴ)。まず、父系でSadler’s Wells、母系でFairy Kingの血脈を持つ配合が目に留まる。また、父系祖父シンボリクリスエスと母の父を介してSeattle Slewの血を引くことも特筆できるだろう。直近2走は9着、10着と大敗を喫しているものの、力負けというよりは気難しい血筋が影響している印象なので、ピリッとした気性を活かせれば1400mで一変もあり得る。

【血統予想からの注目馬】
イコノスタシス ①イティネラートル ⑱ランフリーバンクス

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【血統アナリシス】小倉2歳S2022 種牡馬としてミッキーアイルが2連覇、デインヒルやStorm Cat内包馬が上位を賑わす 2022年9月3日() 12:00

ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回は小倉2歳S2022・血統予想をお届けします!


昨年はミッキーアイル産駒の4番人気ナムラクレアが勝ち、2着にも同産駒の3番人気スリーパーダが入線。なお、20年1着メイケイエールも同産駒となるため、ミッキーアイルは種牡馬として2連覇を達成することになった。

ミッキーアイルは母の父がデインヒル直仔のロックオブジブラルタルとなるが、直近4年の勝ち馬はデインヒルまたはAmeriflora(どちらも父Danzig×母の父His Majesty)の血を引いており、17年にも母の父グラスワンダー(その母がAmeriflora)のアイアンクローが5番人気2着と連対している。また、昨年も1着ナムラクレア、3着アネゴハダ、4着デュガ、5着インプロバイザーと掲示板に載った5頭のうち4頭が該当するように、Storm Catの血を引く馬が毎年上位を賑わせていることも覚えておきたい。

アウクソーは、父サトノアラジン×母ヴィリエルバクル(母の父Sea The Stars)。ディープインパクト×Storm Catという父の血統構成は種牡馬としても活躍するキズナと共通し、昨年はディープインパクトの直系が1~3着、アネゴハダ(父キズナ)が8番人気3着と高配当を演出したことからも強調しやすい。本馬の2代母Miss HawaiはSpecial&Thatch全姉弟の意欲的な配合が特徴でもあり、このあたりが前向きな気性にも繋がっているのだろう。

プロトポロスは、父War Front×母キャヴァルドレ(母の父サンデーブレイク)。日本でも父の後継種牡馬が続々と輸入されているが、仕上がりの早さを強調しやすい父系であることも特徴のひとつ。本馬は母の父がキズナの半兄にあたることも興味深く、それらの母キャットクイルを介してStorm Catの血脈を持つ。台風の影響が気になる週末だが、気性に危うさを抱えるタイプでもあるので、馬場悪化で脚元に気を取られることは歓迎かもしれない。

ミカッテヨンデイイは、父イスラボニータ×母ボルティモア(母の父ステイゴールド)。10年に紅梅Sで2着、エルフィンSで3着と好走したアイアムルビーの姪にあたる血統。なお、本馬は2代母の父Sir Catを介してStorm Catの血脈を持つ。デビューから3戦続けて小倉芝1200mを使われており、フェニックス賞で初勝利を挙げた過程は昨年の勝ち馬ナムラクレアを想起させる。メンバー最速となる芝1200mの持ち時計からも侮れないだろう。


【血統予想からの注目馬】
アウクソー ⑨プロトポロス ⑦ミカッテヨンデイイ

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【北九州記念】レースを終えて…関係者の談話 2022年8月22日(月) 04:52

◆酒井騎手(アネゴハダ4着)「予想通りの競馬ができた。テイエムスパーダが外に行きそうだったので、内を狙っていいところで直線に向いたけど、思ったほどはじけなかった」

◆幸騎手(モントライゼ5着)「ためる競馬を、と聞いていたので中団の後ろから。最後は伸びた。もともと力はあるのできっかけになれば」

◆ホー騎手(フレッチア6着)「ゲートを出てリズムよく運べた。とてもいい馬」

◆国分恭騎手(テイエムスパーダ7着)「スピードを生かす競馬を心掛けたけど、先行争いが激しくなって…」

◆今村騎手(ザイツィンガー9着)「下手に乗ってしまいました。4コーナーまでは思い通りでしたが、直線は進路を探しながらになりました」

◆松山騎手(ファストフォース10着)「スタートが良く、いい形で運べました。最後もしっかり脚を使っています」

◆藤岡康騎手(キャプテンドレイク11着)「もともと進みが良くない馬ですが、特殊な馬場で勝負どころで手応えが怪しくなりました」

◆和田竜騎手(メイショウチタン12着)「思ったより楽に前に行けたけど、追ってから突っ張っていた」

◆西村淳騎手(レジェーロ14着)「思ったポジションが取れて最後まで頑張ってくれた」

◆富田騎手(シンシティ15着)「千直を使ったぶん、ゲートも良く、3コーナーまではこの馬の競馬ができましたが…」

◆松若騎手(カレンロマチェンコ16着)「スタートは切れたけど、追走でいっぱいでした」

荻野極騎手(ジャンダルム17着)「本来の力を引き出せませんでした。外枠も影響したかもしれません」

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アネゴハダの関連コラム

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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。



4月10日(日)阪神11R 第82回桜花賞(3歳G1・牝馬・芝1600m)


【登録頭数:22頭】(フルゲート:18頭)


<前走:阪神JF、フェアリーS 出走馬>

ラブリイユアアイズ(阪神JF2着 428kg(-10kg)4ヵ月)<C>【収得賞金順②】
馬体が減り続けていて、乗っている調教助手がかなり大きく見えるくらい小柄に映ったのが前走時。それでも、走りはしっかりしていて動きは良かった。この中間はトライアルを使わず本番に直行のため乗り込み量は豊富。ただ1週前の追い切りの動きを見ると体重の軽い坂井騎手が騎乗しているにも関わらず、動きが重く見えた。

ライラック(フェアリーS1着 420kg(-4kg)3ヶ月)<B>【収得賞金順④】
2走前にも関西へ輸送していて馬体が大きく減っていて今回も減る懸念はあるが、そのあたりが考慮され間隔を空けているぶん、乗り込み量豊富。1週前には終い強めに追われて伸び脚も良く、出来は悪くない。




<前走:チューリップ賞 出走馬>(中4週)

ナミュール(1着、430kg(±0kg))<A>【優先出走馬】
前走時の追い切りでもそうだったが、迫力満点の動きをする馬でこの中間も1週前追い切りで見せた動きは抜群だった。あとは馬体もそれほど大きくはないので、大きく馬体が減らなければ。

ピンハイ(2着 414kg(-6kg))<C>【優先出走馬】
小柄な馬でこれ以上馬体は減らしたくない。この中間は、1週前追い切りでは終い行きたがる面を見せていて不満の残る動き。

サークルオブライフ(3着 476kg(-2kg))<A>【優先出走馬】
前走時はこれまで追い切りに乗ったことのないデムーロ騎手が騎乗しての最終追い切りで、少しコントロールができていなかった。この中間は中4週でも乗り込み豊富で、1週前追い切りでは併走相手を抜かせないようなしぶとい動きを披露。名牝を何頭も送り出してきた国枝厩舎だけに、ここはキッチリ仕上げてきた印象を受ける。

ウォーターナビレラ(6着 478kg(+8kg))<B>【収得賞金順①】
最終追い切りは軽めの調整で出走してくる馬。それだけに、1週前追い切りが出来を左右するが、前走時よりも終いの伸び脚が良く、叩き2戦目での上積みはありそう。




<前走:フィリーズレビュー 出走馬>(中3週)

サブライムアンセム(1着 476kg(-2kg))<B>【優先出走馬】
追い切りでは時計も速く、迫力のある動きを見せる馬だが、パドックではうるさい面を見せるので気性的にこの距離は向かない感じがある。1週前追い切りの動きもかなり良く、出来自体は悪くなさそうではあるが。

ナムラクレア(2着 466kg(+12kg))<C>【優先出走馬】
前走時、そして今回と距離を意識してなのか、1週前追い切りをCWに変えてきた。坂路でも速い時計の出る馬なのでCWでもかなり速い時計が出ているが、本質的に短距離のほうが向いていることには変わりない感じがする。

アネゴハダ(3着 438kg(-6kg))<D>【優先出走馬】
使い詰めできており、前走時のパドックでもトモが寂しく、馬体はこれ以上減らしたくないところだろう。坂路では速い時計が出るタイプで、マイルは長い印象。




<前走:アネモネS 出走馬>(中3週)

クロスマジェスティ(1着 470kg(+2kg))<D>【優先出走馬】
1週前追い切りでは計測不能で時計は確認できず。動きを見ると、前走時のような素軽さと伸びが感じられず物足りないものだった。前走時のパドックでもテンションが高く、今回初めての長距離輸送も控えているのでプラスになる材料が少ない。

ラズベリームース(2着 500kg(+16kg))<B>【優先出走馬】
休み明けの前走では馬体が16kg増えていたが、パドックでは太め感はなく成長分として考えても良さそう。追い切りの時計も引き続き良く、上積みに期待。

アリシアン(6着 484kg(-4kg))<D>【抽選対象馬(2/6頭)】
前走のパドックではうるさい面を見せていた馬で、この中間は軽めの調整。長距離輸送も経験がなく、上積みは見込めそうにない。


<前走:クイーンC 出走馬>(中7週)

プレサージュリフト(1着 464kg(+12kg))<C>【収得賞金順③】
馬体が大きく増えていた前走から中7週でここを迎える。牧場でも調整されていたとは思うが、輸送を控えた状態での1週前追い切りがそれほど強いものではなかった点が案外。内にササる面を意識してということだったのかもしれないが、前走好走の反動が気になる。

スターズオンアース(2着 474kg(±0kg))<A>【収得賞金順⑤】
追い切りでは遅れたことがない馬で、この中間も2週前、1週前と併せて先着。1週前の動きも抑えきれないくらい気合いが入っていて走りも力強く、出来は引き続き良さそう。

ベルクレスタ(3着 464kg(-2kg))<C>【収得賞金順⑧】
この中間乗り込み量は豊富も、1週前追い切りでは引っ張ったままの併走相手についていくのがやっとの内容。前走時の調教でも遅れが多く、2歳時のような勢いが感じられない。




<前走:その他のレース出走馬>

アルーリングウェイ(エルフィンS1着 454kg(-4kg)中8週)<A>【収得賞金順⑥】
エルフィンSから間隔も十分あり、この中間の乗り込み量は豊富。1週前の動きを見ても坂路で抜群の伸び脚を見せていて出来は前走以上。

フォラブリューテ(紅梅S1着 440kg(+2kg)3ヶ月)<C>【収得賞金順⑦】
前走から間隔が空いている割に牧場から戻すのが遅い感じ。1週前の動きを見ても、前走時の終いの伸びと比べ、モタモタ、フラフラした感じで動きに鋭さがない。

カフジテトラゴン(1勝クラス6着 450kg(±0kg)中2週)<D>【抽選対象馬(2/6頭)】
1週前追い切りでは坂路で好時計をマークしたが、走りに力強さがない。

カランセ(ミモザ賞5着、462kg(-12kg)中1週)<D>【抽選対象馬(2/6頭)】
前走休み明けで大きく馬体を減らし、そこからの中1週で輸送もあるとなると、上積みできる時間がない。

グランスラムアスク(1勝クラス1着 452kg(-6kg)中3週)<D>【抽選対象馬(2/6頭)】
休み明けの前走時も乗り込み量は少なく、この中間も追い切り時計に良化窺えず。叩き2戦目でも上積みは薄い。

パーソナルハイ(フラワーC6着 464kg(+2kg)中2週)<B>【抽選対象馬(2/6頭)】
休み明けの前走時は、追い切りで好時計が出ていた。この中間も、中2週となるが先週の金曜日に坂路でかなり速い時計が出せていて、叩き2戦目での上積みが期待できそう。

ビジン(未勝利1着 458kg(+2kg)中8週)<E>【抽選対象馬(2/6頭)】
前走から間隔が空いている割に、乗り込み量が少なすぎる。今週出走する馬の調整ではない。



※今回このコラムでの中間の状態からの推奨馬は、ナミュールサークルオブライフスターズオンアースアルーリングウェイの4頭をあげておきます。



◇今回は、桜花賞編でした。
近年の競馬では、アーモンドアイリスグラシューラヴズオンリーユーなど海外でも活躍できる牝馬が多く誕生しています。
「使われ方」の性差を考えた場合、クラシック路線だけみても、牡馬は賞金を加算したら無理せず皐月賞に直行したり、皐月賞もパスしてダービー一本に絞ったりと、有力馬がトライアルを使ってくる印象があまりありません。一方で、牝馬は2歳で阪神ジュベナイルフィリーズを目指し、3歳になれば有力馬はチューリップ賞か桜花賞に直行、という馬が依然として多いように思います。チューリップ賞で有力馬同士の直接対決が見られることも多く、関東馬であれば輸送を経験することによってたとえ負けても精神的に強くなっていくのだと思います。牡馬は引退後に種牡馬になるためあまり成績を汚したくないというのも分かるところなのですが、リスグラシューラヴズオンリーユーのように海外で活躍できる馬を作るには、若い時期に様々な経験を積み、強くしていくという考えを持たなければならないのではと感じてしまいます。そうでなければ、凱旋門賞を勝てる牡馬は出てこないのではないかと思いますし、ファンの立場からしても半年に1回しかレースに出てこないような馬よりは、1~2ヶ月に1回は競馬場で走ってくれる馬の方が愛着も生まれます。強い馬でも負けることはありますし、そこから復活して強い競馬も見せてくれるからドラマが生まれるのだと思います。完璧を求めるよりも経験を積み強くなっていく――そういう姿をこれからたくさん見せていってもらえればと願っています。

桜花賞出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。


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2021年12月16日(木) 10:30 くりーく
くりーくの中間調教チェック 朝日杯フューチュリティステークス2021 
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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


12月19日(日) 阪神11R 第73回朝日杯フューチュリティステークス(2歳G1・芝1600m)


【登録頭数:19頭】(フルゲート:18頭)

セリフォス(前走486kg(±0kg)、中4週)<A>
新馬、新潟2歳Sと使われてきて、前走時のパドックでは毛艶が良く気合いも乗ってこれまでで一番良い出来だった。この馬はこれまで、1週前に併せ馬でビッシリ追われて直前は軽めという調整でレースに臨んできているが、この中間も1週前にC.デムーロ騎手騎乗で一杯に追われている。迫力満点の伸び脚で併走馬を一気に突き離して大きく先着と、出来はここ2戦よりもさらに良くなった感じで仕上りは万全。

ジオグリフ(前走492kg(+2kg)、3ヶ月半)<A>
500kg近くある馬だが新馬、前走とパドックでは太め感がなく見せていて、それだけしっかり仕上がっていたということだろう。この中間も、間隔は空いたが1週前追い切りでは素軽い動きを披露、日曜日には坂路でビッシリと順調にメニューを消化。関西への輸送を考えると、この2本でほぼ仕上がっていていると判断でき、直前は馬なりで十分といったところか。

ダノンスコーピオン(前走462kg(+6kg)、中6週)<B>
これまでの2戦とも追い切りでは良い動きを見せていたが、パドックでは馬体がまだ緩い印象を受けた。それでいて、レースではゴール前でキッチリ差し切るあたりは素質の高さであり、これからさらに強くなっていくものとみられる。この中間も2週前、1週前とCWを長めから好時計が出ていて、叩き2戦目での上積みが期待できそう。

ドウデュース(前走506kg(+12kg)、中7週)<B>
前走のレースを見ると、ワンターンのコースだと前半に行きたがってしまう感じがあるので、本来は新馬戦のようにコーナー4つのコースが向いている馬だとは思う。武豊騎手がまだ勝っていないG1レースということもあって、こちらに回ってきたのかもしれない。この中間も間隔がたっぷりありしっかり乗り込まれていて、1週前追い切りでも武豊騎手が騎乗して重心の低い走りを披露。単走でもしっかりと伸びていて状態は良さそうで、上積みにも期待が持てる。

トウシンマカオ(前走452kg(+6kg)、中5週)<A>
新馬戦でも◎にした馬で、調教では毎回好時計が出る馬。この中間は、1週前に戸崎騎手が騎乗して南Wで併せて先着を果たしてきた。レースでも力みが見られるなど、血統的には1200mのほうが良いのかもしれないが、新馬戦では1600mを勝っていて戸崎騎手がガッチリと押さえることで折り合いもつくタイプ。今の時期ならこの距離の重賞でも好走しても不思議なく、出来に関してもそう思えるくらい良さそう。

ヴィアドロローサ(前走446kg(+2kg)、中5週)<B>
前走は出負けして後方から。直線最速の脚を使って伸びてはいたが、1400m戦であの流れだと厳しかった。1週前追い切りでは鮫島駿騎手が騎乗して、終いしっかり伸びていて出来は前走以上に良さそう。距離延長も追走が楽になって悪くない。

カジュフェイス(前走476kg(-2kg)、中8週)<D>
スピードがありで坂路での走りを見ると短い距離が良さそうな馬。この中間は間隔が空いている割に乗り込み量は少なめで、目立つ時計も少ない。

ドーブネ(前走468kg(+4kg)、中10週)<D>
前走時のパドックでは、毛艶こそ良かったものの緩さが残る馬体であまりいい印象は受けなかったが、レースでは先行してそのまま直線で突き離す強い内容。ただこの中間は間隔が空いた割には調教内容が物足りず。1週前の動きを見ても、重心が高めでまだまだ素質だけで走っている感が拭えず、ここを目標に調整されてきた感じがない。

ベルウッドブラボー(前走456kg(-4kg)、中5週)<D>※回避予定。
右回りだと右にササるようなところを見せる馬で1週前の追い切りでもジョッキーが押さえるのに苦労すれいる感じだった。走りを見ても力んで走るようなところもある距離延長と右回りに長距離輸送とマイナス材料が多い。

オタルエバー(前走462kg(-8kg)、中3週)<A>
新潟、東京と輸送時間のかかる競馬場だとパドックでテンションが高くなるところがあるが、前走の阪神では程良い気合いで好印象だった。2走前の東京を取りこぼしたことで、前走を使うことになったとは思うが、調教以外で右回りを使えたことは逆に良かった。左回りだとどうしても終い甘くなってしまうところがある馬で、右回りだと待って追い出せる余裕がみられることから、断然今回のほうが向いていると思われる。出来に関しても、幸騎手が騎乗した1週前追い切りでは、併走馬が来るのを待って追い出す余裕を覗かせるなど上昇中。馬体はこれ以上減らしたくないので、最終追い切りは軽めで十分。

デュガ(前走482kg(±0kg)、中3週)<->※中京2歳Sに出走予定のため出走回避。

プルパレイ(前走488kg(±0kg)、中4週)<B>
使われつつ良くなってきた馬だが、前走時は馬体も緩く追い切りでも時計がかかっていて仕上り途上だった。乗り込み量はこの中間も十分で、坂路と1週前のCWでの時計が前走時とは別馬かと思うくらい良化を果たしていて、変わり身が期待できそう。


【抽選対象馬(6/7)】

アネゴハダ(前走440kg(-6kg)、連闘)<->※阪神JFに出走したため回避予定。

アルナシーム(前走438kg(+20kg)、中3週)<C>
これまでの2戦ともパドックではうるさい面を見せていて、前走は前半押さえきれず途中で先頭の競馬といろいろな面で難しい馬。出来に関しては、小柄な馬でも1週前にCWで好時計をマーク、折り合いもしっかりついてと悪くない印象だが。

エーティーマクフィ(前走438kg(+2kg)、3ヶ月半)<C>
休み明けで乗り込み量はそれほど多くはないが、小柄な馬で坂路、CWと好時計が出ていて出来は悪くはなさそう。

シンリミテス(前走478kg(-2kg)、3ヶ月)<D>
休み前の2戦は、若さやズブさを見せるところが多くジョッキーもかなり強く追っていた。休み明けとなるが、乗り込み量も少なく1週前の動きを見てもガラッと良くなったという動きでもなく、いきなりこのメンバーで勝ち負けというレベルまではまだ遠い。

スプリットザシー(前走392kg(-2kg)、中7週)<B>
先週の阪神JFを除外され、結果1本でも多く追えた点はプラスになりそう。動きも悪くなく状態面は合格点を与えられそうだが、先週と比べると出走馬のレベルがかなり高くなり、それでいて好調勢も多くここに入ると見劣ってしまう。

セッカチケーン(前走502kg(±0kg)、中2週)<D>
デビューからの2戦とも東京ダート1600m戦を使われた。スタート後の芝ではダッシュもついて悪くない走りを見せているが、ダートで特に強い競馬をしてきている訳でもなく、1週前追い切りは時計平凡で強調材料に乏しく......とくれば、ここは相手が強すぎるだろう

トゥードジボン(前走472kg(-4kg)、中5週)<C>
新馬戦ではセリフォスベルクレスタとともに直線で伸びてきた馬の1頭で、レベルの高い3着。その後休養を挟んで休み明けで迎えた2走前は、出遅れて途中で脚を使って直線では余力ナシの大敗。前走は、内枠から好スタートを決めてゴールまでしぶとく粘り込んで初勝利をあげた。前走でまだ馬体に余裕があり良化余地こそ感じるものの、レースでは終い首が高くなるところがありしぶとさの反面伸びきれないところも。つまるところ、新馬戦でのセリフォスとの差は広がってしまった印象がある。


※今回のこのコラムからの推奨馬はセリフォスジオグリフトウシンマカオオタルエバーの4頭をあげておきます。


<出走予定馬の近走追い切り参考VTR(新潟2歳S/札幌2歳S/京王杯2歳S/デイリー杯2歳S)>







◇今回は朝日杯フューチュリティステークス編でした。
6月から2歳戦が始まり、新馬戦そして未勝利戦、オープン、重賞と約半年行われてきて、レースの数としては2歳戦だけで500レース以上。2勝以上している馬を含めてもJRAだけで500頭ほどの2歳馬が勝ち上がっているということになります。それでもこのレースに登録してきた馬は19頭。条件が向かない馬もいますし、出走したくても状態が整わない馬もいるとは思いますが、そう考えると少ない感じがします。それだけ馬を目標のレースに良い状態で出走させるということが大変だとも言える部分ではないでしょうか。そんな思いをはせつつ、今回登録してきた馬たちをいつものように1頭1頭状態面チェックを行いましたが、総論として状態の良い馬が多かったとの印象を強く感じています。なかなか高レベルのレースが期待できるのではないでしょうか。

※朝日杯FS出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。

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2021年12月8日(水) 16:30 くりーく
くりーくの中間調教チェック 阪神ジュベナイルフィリーズ2021
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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


12月12日(日) 阪神11R 第73回阪神ジュベナイルフィリーズ(2歳G1・牝馬・芝1600m)


【登録頭数:23頭】(フルゲート:18頭)


【賞金上位馬】

ナムラクレア(前走460kg(+2kg)、中4週)<A>
前走時も追い切り、パドックともにかなり良かったが、この中間も2週前、1週前と坂路で好時計。特に1週前追い切りでは、前に馬を置いて終いの脚を活かす内容で、切れ味は前走以上。切れすぎるので外回りはマイナスで、脚の使いどころが鍵になる。

ウォーターナビレラ(前走472kg(+2kg)、中4週)<C>
デビューからの2戦はパドックではボテーとしていて緩さの残る馬体だったものの、レースでは先行してしぶといところを見せていた。それが、前走は毛艶も良く馬体も締まってきてかなり良い状態をパドックでアピールしていた。この中間は、1週前追い切りでは素軽い動きも短い距離を使ったためか行きたがる面が出ていて、距離延長で悪い面が出なければ良いが。

サークルオブライフ(前走478kg(+6kg)、中5週)<B>
デビューから使われつつ、パドックでの馬体が良く見えるようになってきているこの馬。この中間は、3週前から週2本速い時計を出していて、引き続き状態は良さそう。これまで通り強めに追われた1週前では、まだモタモタしたところをのぞかせていて、ここも終いの脚を活かす競馬になりそう。

ナムラリコリス(前走464kg(-2kg)、5ヶ月)<D>
前走重賞勝ちも滞在競馬のパドックでもややテンションが上がり気味なところがあり、休み明けで輸送もある今回はそのあたりの不安もある。この中間1週前追い切りでは先着しているが、終いの時計はかかっていてまだ仕上り途上な感じあり。

ステルナティーア(前走442kg(-2kg)、中8週)<B>
新馬戦の時は良かったが前走時はパドック、レース中と力んでいるところがあり、それもあってかなり遅いペースでも勝ち馬のように自分で動くことができなかった。馬体もこれ以上減るとマイナスになりそうで、この中間は中8週空いているが強めの追い切りはなく馬なりでの調整。輸送もあるのでテンションを上げすぎず、馬体も減らしすぎずと、そのあたりを意識した調整に映る。

ベルクレスタ(前走468kg(-2kg)、中5週)<A>
新馬、未勝利ではパドックではまだ緩さがあったが、休み明けの前走時は締まりがあって好馬体だった。ただ前走時は乗り込み量こそ豊富でも、速い時計の出るこの馬にしては物足りない時計が多く、余裕残しの仕上げだったのかもしれない。この中間は、2週前、1週前と強めに追われて好時計を出してきていて、しっかり仕上げてきたとの感触。これなら直前は軽めの調整で十分。右回りは初めてとなるが、手前を替えるのが上手な馬で左回りよりも終いの伸びは増すのではないかと思う。

ラブリイユアアイズ(前走438kg(-8kg)、中4週)<C>
滞在で2戦使い、使われるごとに馬体が減っていて、前走時はトレセンからの輸送があったこともあるかもしれないがトモが寂しく映った。この中間は追い切りでは速い時計が出ていて内容も前走時よりも良いが、今回は関西への長距離輸送もあるのでこれ以上馬体が減ると終いの伸び脚に影響が出そう。

キミワクイーン(前走418kg(-8kg)、中6週)<D>
馬格のない馬だが、パドックでは馬体を大きく見せて小柄な感じには見せない馬。ただ、これ以上減るとさすがにパワー不足になってしまうところで、特に今回は関西への輸送もあるので気を使わなくてはならない。この中間1週前追い切りでは先着も、重心が高い走りで力強さには欠ける印象。上積みはあまり見込めないか。

ダークペイジ(前走448kg(±0kg)、中8週)<B>
1200mから1400mに延びた前走だったが、行きたがる面を見せながら直線早め先頭で押し切った格好。終いは脚が上がっていて、さらに強い組が相手だと差し切られていた内容だった。長く良い脚を使えるタイプではないので、1600mへの距離延長はマイナスになりそう。出来に関しては2週前、1週前と強めに追われて終い好時計が出ていて悪くないが。

ナミュール(前走440kg(+2kg)、中2週)<C>
前走関東へ輸送しての競馬で、今回はそこからの中2週。それほど大きな馬でもなく、この中間は日曜日に坂路で軽く乗り出した程度。坂路で速い時計の出る馬なので、最終追い切りでどれだけ追ってくるかで状態の回復具合が分かってきそう。

ルージュラテール(前走478kg(-6kg)、中1週)
※4日に放牧に出されたため出走回避。

ヒノクニ(前走438kg(-8kg)、中7週)<E>
九州産馬で1200mまでしか経験がない馬。1週前追い切りの動きを見ても、首を使わない走りで伸びきれず特に目立つ内容ではない。


【抽選対象馬(6/11)】

アネゴハダ(前走440kg(-6kg)、中4週)<D>
この中間の追い切りでは前走時よりも時計がかかっている。1週前追い切りの動きを見ても、走りやすそうな馬場でも終い伸びきれていない。

エンタングルメント(前走476kg(新馬戦)、中4週)<C>
1800mの新馬戦を勝ち上がったが、ペースも遅くかといって終いもそれほど切れる感じでもなかった。今回はマイル戦の流れに戸惑いそう。ただ、この中間も追い切りには横山典騎手が跨っており、馬は子どもだが鞍上の一発のほうに注意か。

サウンドビバーチェ(前走472kg(+10kg)、中1週)<B>
前走時のパドックでは、未勝利勝ち当時よりもお腹のあたりに余裕がある感じだった。その状態で勝ち馬と差のない好内容で、今回中1週で馬体が絞れてくれば前走以上の状態で出走できそう。

サク(前走446kg(新馬戦)、中1週)<C>
新馬戦時は追い切りではそれほど目立つ時計は見られず、パドックでもまだ余裕のある印象だった馬。今回中1週で疲れがあるか上積みがあるかは、最終追い切りの動きで判断したい。

シンシアウィッシュ(前走444kg(+8kg)、中1週)<D>
前走時は追い切りでは終いの時計がかかっていて、パドックではやや太い感じがあった。この中間は中1週で軽めの調整。

シークルーズ(前走420kg(新馬戦)、中2週)<C>
新馬勝ちの前走時は、追い切りでは特に目立つ時計もなくパドックでもまだ余裕がある馬体だったが、レースでは緩い流れを好位の内でジッと我慢して直線抜け出す競馬。この中間1週前は軽めの調整。小柄な馬で馬体の回復を優先しているのかもしれない。

スタティスティクス(前走438kg(+4kg)、中2週)<B>
休み明けの前走時、パドックではプラス体重も馬体が締まり好馬体。調教では速い時計の出る馬だったので、休んで中身がしっかりしていたのかもしれない。この中間も間隔は詰まるが、坂路で終い好時計が出ていて、動きを見ても重心が低い走りで上積みがありそう。

スプリットザシー(前走392kg(新馬戦)、中6週)<B>
かなり小柄でトモも寂しく映る馬だが、坂路では回転の速い走りで終いまでしっかり伸びてと能力は高そう。小柄な馬なので使い込むよりは間隔を空けて使うほうが良さそうで、この中間もしっかり乗り込まれてきている。1週前の坂路の動きもしっかりしていて、出来良好。

タナザウィング(前走456kg(新馬戦)、中9週)<D>
1600mの新馬戦を勝って間隔を空けてきたが、ズブい感じがあり距離が延びたほうが良さそう。この中間も休み明けの割には乗り込み量は少ないほうで、太め残りがあるかもしれない。

トーホウラビアン(前走426kg(-2kg)、中1週)<D>
前走は休み明けも逃げて最低人気で3着に粘り込んだ。ただ1、2着馬とは離されていて展開が向いた感じ。この中間は間隔が詰まっていて軽めの調整となり、小柄な馬で上積みよりも反動のほうがありそう。

パーソナルハイ(前走470kg(+10kg)、中2週)<B>
追い切りでは好時計の出る馬だが、前走時はパドックでは馬体に余裕が窺え、そのあたりが終いの粘りに影響したのかもしれない。この中間は中2週だが1週前に坂路で好時計が出ており、出来は良くなってきそう。


※今回のこのコラムからの推奨馬はベルクレスタナムラクレアステルナティーアサークルオブライフスプリットザシーの5頭をあげておきます。


<出走予定馬の近走追い切り参考VTR(小倉2歳S/サウジアラビアRC/アルテミスS/ファンタジーS)>









◇今回は阪神ジュベナイルフィリーズ編でした。
毎年このレースを予想する際に気にするのが馬体重。2歳牝馬は比較的小柄な馬が多く、詰めて使われていれば強い稽古ができなくなり馬体を維持することで精一杯ということもあるためです。また、関東馬であれば関西への長距離輸送を考慮しなくてはならず、最終追い切りはなるべく軽めに済ませテンションを上げないようにしたいところ。そう考えると、3歳クラシック戦線同様に早めに賞金を加算して余裕のあるローテーションでレースに臨める馬のほうが有利ということになります。
2歳戦は古馬と違い、数戦前がデビュー戦という馬が多く、これまでどんな状態で出走していたのか、調べようと思えばすべてのレースでも少し時間をかければできてしまいます。気になる馬がいた際には、1頭でも2頭でもジックリ調べてみると、今回本当に狙える馬が浮かび上がってくるかもしれませんよ。


阪神ジュベナイルフィリーズ出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。

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2021年10月22日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】不調からの脱し方を考える/菊花賞展望
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秋華賞ソダシが断然の支持を集めたが、同じ勝負服のアカイトリノムスメが直線外から差し切り勝ち。桜花賞オークスと涙を飲んで来た脇役が、ラスト1冠で主役の座を射止めた。期待されたソダシは2番手追走も直線は全く反応せず10着。

敗因はいろいろ言われているが、ビッグレースの人気馬は何か理由を言わなければいけないという宿命もある。雨でも降っていればこう言っちゃアレだが道悪のせいにでもしておけば無難なのだが、晴れていて、見た目上不利も受けていないのだからなかなか難しかった。結果的に歯にトラブルがあったとか、メンタルであったとかいろいろ言われることになるわけだが、上記のような人気馬故の背景も考えればそれすら後付けのようなもので、敗因は自分なりに各々が探せば良い。もちろん、母ブチコもゲートでいろいろあった馬だけに、そこら辺が出て来たとすれば今後も気掛かりではある。

個人的にはそもそも札幌記念のメンバーレベルがあまり高くなく、阪神2000mで受けて立てるほど力が抜けていなかったのではないかとも思えた。これまでもエイシンヒテンが粘る展開のときはだいたい2番手の馬は失速しているように、逃げ馬の後ろは案外難しい。

~10月に入って調子が悪いので対処法を考える

ココからは少し個人的な話になるが、調子よく来ていた9月を終えて、10月に入ってからは一転して流れが悪い。自身の配信予想の中で「勝負レース」というものを毎週1~2レースお届けしているのだが、9月は小倉2歳Sの◎アネゴハダや、セントライト記念の◎アサマノイタズラオールカマーの◎ウインキートスなど6戦5好走とそれなりに安定して走れていた。

ところが10月に入ると5レース全敗。それも先週の◎エイシンヒテンも含め5レース中4レースで4着という悔しい結果が続いている。競馬の1年は長く、トータルで見れば好調期不調期あって当然だが、不調期はできるだけ短い方が良い。

不調期を脱する方法は2つ。1つは何もしないこと。というのも競馬は特に穴党であれば10連敗くらいは普通にあるので、たまたま今は上手くいっていないと割り切ることも大事だ。運が悪いだけにも関わらず下手にいろいろ動くと本来当たるべきレースまで当たらなくなり、泥沼にハマって行く。

一方、もう1つは具体的に策を講じることだ。今さら予想手法を変えることはしないが、それでも競馬は毎週止めどなく続いていくだけに、少しのズレがチリも積もれば…で大きくなることがある。

馬柱と向き合う時の考え方は合っているのか、馬券の買い方は凝り固まっていないか、過去の成功体験にとらわれていないか、などたまには振り返る必要がある。競馬はギャンブルとはいえ、長くやっていると正しい取り組みは基本的に報われるし、逆もまた然りである。例えば、週末は前の日の晩に予想をするのか、あるいは早めに寝て当日の朝起きてから予想をするのかなど、どちらの方が予想をする環境として良いのかといった具体的な生活に根差した対応方法も考える必要がある。もちろん競馬以外の生活もある人が大半だろうから、収支を良くするにはその中で(予想時間を確保できない時は少額に留めるなどの)ルール作りも大事になる。

個人的に先週の予想で気づいたこと、失敗したことがあったので、今週末は少し生活方法を変えて週末に臨みたいと考えている。競馬予想も仕事も、良い準備が長期的に見れば確実に良い結果に繋がる。ただ印をつけてお金を投じる遊びではないので、本稿は月曜段階で書いているが、平日の過ごし方から改めて考えて行く1週間にしたい。

菊花賞の注目馬

さて、今週末はいよいよクラシック最終戦・菊花賞。昨年は無敗で3冠に挑むコントレイルという圧倒的な存在がいたが、今年は一転して混戦模様。ダービー馬シャフリヤール皐月賞エフフォーリア不在の菊の舞台となるが、ココではいつも通り注目馬を一頭挙げてみたい。

レッドジェネシス(川田騎手)

前走の神戸新聞杯は雨で悪化した馬場をものともせず、内からしぶとく伸びて来て差のない2着に迫った。ディープインパクト産駒ながら母系はスタミナ色が濃い重厚な馬で、長丁場に不安はない。ダービーは惨敗とはいえ東京芝2400mの決め手比べは全く合わず、内枠も不利だった。追える川田騎手とも手が合うタイプで、阪神開催の今年は本馬のスタミナ豊富な末脚が生きるレースになるとみる。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』
(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)、『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)。

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2021年9月8日(水) 11:49 伊吹雅也
伊吹雅也のPOG分析室 (2021) ~第7回ワールド上位者考察
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 JRAの夏季競馬が先週をもって終了。今週からはいよいよ秋季競馬がスタートします。
 2021年の夏季競馬シーズン中に施行されたJRA、かつ2歳のレースは177競走。既に1300頭がデビューを果たし、約13%にあたる170頭が勝ち上がりました。重賞も既に4レースが施行され、7月17日の函館2歳ステークス(2歳G3・函館芝1200m)をナムラリコリス(ナムラキッスの2019)が、8月29日の新潟2歳ステークス(2歳G3・新潟芝1600m外)をセリフォス(シーフロントの2019)が、9月4日の札幌2歳ステークス(2歳G3・札幌芝1800m)をジオグリフアロマティコの2019)が、9月5日の小倉2歳ステークス(2歳G3・小倉芝1200m)をナムラクレア(サンクイーン2の2019)が勝利。各ワールドのランキングにも大きな動きが出てきたところです。
 今回は、9月5日終了時点における各ワールドの上位プレイヤーと、その指名馬をひと通りチェックしていきたいと思います。まだスペシャル以外の各ワールドでは仮想オーナー募集枠が順次解放されていますし、そもそも最終的な順位を左右するようなビッグレースが施行されるのはかなり先。好スタートを決めたプレイヤーの指名戦略を読み取り、今後に向けた対策を検討しましょう。

 なお、2020年、かつJRA、かつ2歳のレースにおける競走馬ごとの本賞金額(9月5日終了時点)トップ20は下記の通りでした。

【1位】ナムラクレア(サンクイーン2の2019) 4880万円
【2位】ナムラリコリス(ナムラキッスの2019) 3890万円
【3位】ジオグリフアロマティコの2019) 3800万円
【3位】セリフォス(シーフロントの2019) 3800万円
【5位】トーセンヴァンノ(トーセンソニアの2019) 2860万円
【6位】ヴィアドロローサ(ロイヤルストリートの2019) 2300万円
【6位】ラブリイユアアイズ(オープンユアアイズの2019) 2300万円
【8位】ベルウッドブラボー(マチャプチャレの2019) 2290万円
【9位】アスクワイルドモア(ラセレシオンの2019) 2190万円
【10位】アライバル(クルミナルの2019) 1900万円
【10位】カイカノキセキ(カイカヨソウの2019) 1900万円
【10位】スリーパーダ(シンハリーズの2019) 1900万円
【13位】コムストックロードニシノムーンライトの2019) 1730万円
【14位】ヒノクニ(トワイスアップの2019) 1677万円
【15位】ブッシュガーデン(フリスコベイの2019) 1530万円
【16位】アネゴハダ(イニシャルダブルの2019) 1480万円
【16位】オタルエバー(ルージュクールの2019) 1480万円
【18位】エーティーマクフィ(テンシンランマンの2019) 1430万円
【19位】カワキタレブリー(カフジビーナスの2019) 1410万円
【20位】テイエムスパーダ(トシザコジーンの2019) 1340万円
【20位】ポメランチェ(オレンジティアラの2019) 1340万円

 重賞ウイナーが上位を占めているものの、8月14日のコスモス賞(2歳オープン・札幌芝1800m)を制したうえ札幌2歳ステークスでも3着に食い込んだトーセンヴァンノ(トーセンソニアの2019)など、地道にポイントを積み重ねた馬も少なくありません。こういったタイプの扱いにも注目しておきたいところです。

 スペシャルワールドでトップに立っているのは、1億2726万円を獲得したムーンシュタイナーさん。スリーパーダ(シンハリーズの2019)などを指名している長澤まさみさんが最終週に迫ったものの、1401万円差で夏季競馬シーズンのチャンピオンに輝いています。
 ムーンシュタイナーさんは第1回入札でセリフォスを獲得。本賞金額トップ20にランクインした指名馬はこの馬だけでしたが、9月5日のすずらん賞(2歳オープン・札幌芝1200m)で4着に食い込んだジョーブリッランテ(ジョーアラマートの2019)など、他にも3頭の指名馬が勝ち上がりを果たしました。また、新馬や未勝利で上位に食い込んだ馬も多数。これらの馬が順調に出世したら、獲得ポイントはさらに伸びてくるでしょう。夏季競馬に特化しての作戦勝ちというわけではなく、層の厚さや順調度の差で自然と首位に立った印象です。

 G1ワールドは1億5686万円を獲得しているよ~じさんがトップ。ジオグリフを第5回入札で、セリフォスを第3回入札で獲得し、この2頭が2週連続で重賞を制しました。デビュー戦を勝ち上がった後の馬、それも夏の2歳重賞で有力視されるような馬は、注目度が上がってしまいがち。未デビュー馬とは違った難しさもある中で落札した2頭がしっかり結果を出したのですから、お見事と言うほかありません。全体的なラインナップを見ても、将来性のある逸材が多数。今後もしばらくはよ~じさんが首位争いの中心となっていくのではないでしょうか。

 G2ワールドは1億1285万円を獲得している0d2fb65705さんがトップ。ナムラクレアアライバルをデビュー前に獲得していました。ナムラクレアは新馬こそ3着に敗れてしまいましたが、未勝利の身で出走した8月14日のフェニックス賞(2歳オープン・小倉芝1200m)、そして小倉2歳ステークスを連勝。指名できた方、特にデビュー戦前後の段階で獲得した方にとっては、会心の展開だったのではないかと思います。

 G3ワールドは1億2981万円を獲得しているムタオさんがトップ。よ~じさんと同じくジオグリフセリフォスを指名されていますが、いずれも獲得したのはデビュー前です。ムタオさんは全体的に入札が早く、第4回までに20頭すべての指名を完了。ラインナップを拝見したところ、当連載の第1回でも名前が挙がっていたような、POG期間中の成績が良い調教師を重視されているように見えました。所属ワールドのルールは異なれど、基本的な戦略はおそらく私とほぼ同じ。もっとも今後が気になるプレイヤーと言っても過言ではありません。

 オープンワールドは1億5813万円を獲得している銀の荼毘さんがトップ。ナムラリコリスを第4回の入札で獲得しているほか、8月14日のコスモス賞(2歳オープン・札幌芝1800m)で2着となったエーティーマクフィ(テンシンランマンの2019)らを指名されています。夏季競馬シーズンの重賞やオープン特別を積極的に狙ったと思しきラインナップで、思惑通りのスタートダッシュ成功だったんじゃないでしょうか。既に11頭の指名馬が勝ち上がりを果たしていますから、今週以降も着実に獲得ポイントを伸ばしてきそう。どこまで勢いが続くのか楽しみです。

■執筆者プロフィール
伊吹 雅也(いぶき・まさや)

 埼玉県桶川市在住のフリーライター、競馬評論家。JRAホームページ内『今週の注目レース』で「データ分析」のコーナーを、TCKホームページ内『データ&コラム』で「分析レポート」を担当しているほか、グリーンチャンネル、JRAのレーシングプログラムなどさまざまなメディアを舞台に活動している。近著に『コース別 本当に儲かる血統大全 2019-2020』(ガイドワークス)、『ウルトラ回収率 2019-2020』(ガイドワークス)、『WIN5攻略全書 回収率150%超! "ミスターWIN5"のマインドセット』(ガイドワークス)、『コース別 本当に儲かる騎手大全2018秋~2019』(ガイドワークス)など。POG関連メディアの制作にもさまざまな形で携わっており、「ウマニティPOG 2014」では最高位クラスのスペシャルワールドにおいて優勝を果たした。

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アネゴハダの口コミ


口コミ一覧

恥ずかしい馬予想2024.01.14[結果]

 DEEB 2024年1月14日() 17:23

閲覧 118ビュー コメント 0 ナイス 5

中山 9R サンライズステークス 4歳以上3勝クラス(混合)[指定]
◎ 6 ミルトクレイモー…10着
○ 3 アネゴハダ…1着
▲ 7 イルクオーレ…3着
× 8 ☆ショウナンラスボス…3着
[結果:アタリ△ 複勝 8 620円]

中山10R ジャニュアリーステークス 4歳以上オープン(国際)(特指)
◎ 9 ハコダテブショウ…11着
○ 5 タイセイブレイズ…2着
▲ 1 サイクロトロン…8着
△11 スズカコテキタイ…5着
× 2 クロジシジョー…1着
[結果:ハズレ×]

中山11R 京成杯 GⅢ 3歳オープン(国際)(特指)
◎15 ジュンゴールド…12着
○ 6 アーバンシック…2着
▲10 コスモブッドレア…3着
△11 マイネルフランツ…10着
× 3 レイデラルース…11着
[結果:アタリ○ ワイド 6-10 1,960円]

京都 7R 4歳以上1勝クラス(混合)[指定]
◎13 アイルシャイン…9着
○ 4 ガウロン…3着
× 5 ☆ラスハンメル…11着
[結果:ハズレ×]

京都10R 雅ステークス 4歳以上3勝クラス(混合)(特指)
◎ 6 ヤマニンウルス…1着
○ 2 バハルダール…2着
▲ 5 ミラクルティアラ…5着
△ 3 キュールエフウジン…7着
[結果:アタリ○ 馬連 2-6 760円]

京都11R 日経新春杯 GⅡ 4歳以上オープン(国際)(特指)
◎13 ★サヴォーナ…2着
○10 ハーツイストワール…9着
▲11 ヒンドゥタイムズ…12着
△ 7 ハーツコンチェルト…4着
×14 サトノグランツ…3着
[結果:アタリ△ 複勝 13 180円]

小倉10R 壇之浦ステークス 4歳以上3勝クラス(混合)(特指)
◎ 8 ケイアイセナ…3着
○ 7 ウィズユアドリーム…7着
▲ 4 トゥルーヴィル…4着
× 9 ☆オメガリッチマン…12着
[結果:ハズレ×]

小倉11R 門司ステークス 4歳以上オープン(国際)(特指)
◎12 スレイマン…1着
○ 3 スマートサニー…8着
▲10 トウセツ…3着
△ 8 ペースセッティング…2着
× 6 フルヴォート…4着
[結果:アタリ○ 馬連 8-12 1,170円、3連複 8-10-12 3,660円]

[今日の結果:8戦3勝3敗2分]
昼寝して起きたら、少しだけプラでした。
競馬は、観られてません。

 しんちゃん52 2024年1月14日() 08:35
玄海特別&逢坂山特別&サンライズステークス&壇之浦ステー...
閲覧 181ビュー コメント 0 ナイス 30

おはよ~♪

1月14日ですね!

いいよの日なんで今日は寛大な心で良いよと許しましょう。

い、いよ?の日でもあるんで何処かで松本伊代を目撃するかも?

い、いし?の日とも言えるから今日こそおいらの石は出てくれるかな?

まだいるのよ、3か月くらい経つのに・・・。

と言う訳で昨日は京都メインで軸馬来たけど相手無しをやらかしたけど

中山最終を当てる事が出来たんで若干ではありますがプラス収支。

今日は若干ではなく大幅なプラス収支をキボンヌ(^^♪

今週も万馬券が当たってホシーノ☆彡

小倉9R 玄海特別

◎➂ホウオウユニコーン
△②ホウオウスーペリア
△④アトミックフレア
△⑥サクセスドレーク
△⑦セブンマジシャン
△⑨チェルノボーグ

馬連➂ー②・④・⑥・⑦・⑨への5点。

着順は悪かったけどブリンカー効果はあったみたい。今なら二千くらいの方が良さ気なのかな?
距離短縮で捲る競馬が出来れば一発の期待大♪

京都9R 逢坂山特別

◎➂タガノチュール
△①ワイドアラジン
△②ショウナンアデイブ
△⑨ドクタードリトル
△⑩プッシュオン
△⑪タイセイフェリーク

枠連➂ー①・⑦と馬連➂ー②・⑩・⑪への5点。

ハンデ戦で55kgは良いですね。直線が平坦な京都に替わるのも好材料。時計の掛かる馬場も良さ気。
行く馬いないから思い切ってハナ切っても面白いかもね。

中山9R サンライズステークス

◎⑩タリア
△②スピードオブライト
△➂アネゴハダ
△⑥ミルトクレイモー
△⑦イルクオーレ
△⑪ブーケファロス

馬連⑩ー②・➂・⑥・⑦・⑪への5点。

昇級初戦で12着。着順だけ見るとクラスの壁?だけど着差はコンマ5秒差。しかも出遅れたしね。
スタート決めて前目の位置が取れれば巻き返しは十分可能と見ました。

小倉10R 壇之浦ステークス

◎⑬ソレイユヴィータ
△④トゥルーヴィル
△⑤ニューノーマル
△⑧ケイアイセナ
△⑩ウインリブルマン
△⑭シャイニングフジ

馬連⑬ー④・⑤・⑧・⑩・⑭への5点。

重賞では家賃が高かったけど自己条件なら巻き返しても不思議は無い。脚質的に平坦小回りは合うしね。
実際に小倉で勝鞍あるし。調教も動いている様に出来も良さ気だしね。

中山10R ジャニュアリーステークス

◎⑧レッドゲイル
△①サイクロトロン
△②クロジシジョー
△④アティード
△⑤タイセイブレイズ
△⑨ハコダテブショウ

馬連⑧ー①・②・④・⑤・⑨への5点。

オープン昇級後は中々厳しい状況が続いておりますが・・・。ハンデ55kgでもう一押し出来るかな?
ハコダテブショウが飛ばす流れは向くと思うんで。中山は2戦とも掲示板確保出来てる様に合うしね。

小倉11R 門司ステークス

◎⑩トウセツ
△⑤ロッシュローブ
△⑥フルヴォート
△⑪カラフルキューブ
△⑫スレイマン
△⑭ブリッツファング

馬連⑩ー⑤・⑥・⑪・⑫・⑭への5点。

前走は道中で一気に動いた分、終いまで持たなかったね。でも小回り千七ならあの競馬で良いかもね。
ズブいタイプだったけど反応の良さが出て来たんでこの舞台替わりは良い方に向きそうだね。

京都11R 日経新春杯

◎④リビアングラス
〇⑩ハーツイストワール
▲⑧ブローザホーン
△⑬サヴォーナ
△⑥ディアスティマ
△⑨カレンルシェンブル

馬連④ー⑥・⑧・⑨・⑩・⑬への5点。
馬単④ー⑥・⑧・⑨・⑩・⑬への5点。
三連複④・⑩ー⑥・⑧・⑨・⑬への4点。

前走で控えたら二束三文だと言う事が分かったから今回は何が何でもハナ行くだろうね。
その為の貫太クンの起用。ディアスティマは番手でも問題無いタイプだからすんなりした流れに。
後はすいすいと逃げ切ってくれるのを見てるだけ。

中山11R 京成杯

◎⑧ハヤテノフクノスケ
〇⑩コスモブッドレア
▲⑪マイネルフランツ
△⑭ダノンデサイル
△⑥アーバンシック
△⑮ジュンゴールド

馬連⑧ー⑥・⑩・⑪・⑭・⑮への5点。
馬単⑧ー⑥・⑩・⑪・⑭・⑮への5点。
三連複⑧・⑩ー⑥・⑪・⑭・⑮への4点。

初戦は後のGIで5着した馬とタイム差無し。2戦目はコンマ8秒差のぶっちぎりの勝ち。
メジロブライトやソングオブウインドを手掛けた厩務員が将来のGI馬と言ってるからね。
昔乗った事のある海外のGI馬の背中に似てるんだって。そこまで言われたら乗るしかないね。
前に行ける脚質は今の中山にピッタシだしね。他の有力馬は中山?ってタイプだしね。勝ち切ろう♪
相手には全く人気は無いけど陣営が相当の自信を持っているコスモブッドレアを抜擢。
確かに休み明けで出来が全く無かった前走でも見せ場有ったからね。マイネルが穴人気するなら狙い目?

中山12R 4歳上1勝クラス

◎④ロゼル
△①エールトゥヘヴン
△➂ジュドー
△⑦レッドシュヴェルト
△⑧ホウオウバーナード
△⑪フォーカルフラワー

枠連②ー②と馬連④ー①・⑦・⑧・⑪への5点。

前走は距離短縮が良かったかな?ただ位置取りが若干後ろ過ぎた感もある。マイルも二度目ならね。
今回はも少し積極的に位置を取れれば勝ち負け必至。

今日はここまでよぉ~。

AM10:05に玄海特別・逢坂山特別・壇之浦ステークスを追加購入したよ♪

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 DEEB 2024年1月14日() 07:35
恥ずかしい馬予想2024.01.14
閲覧 170ビュー コメント 0 ナイス 4

趣味が競馬です。へたくそです。当たりません…。
恥ずかしい予想を…記録用に書きます。
今日も競馬を楽しみましょう。

中山 9R サンライズステークス 4歳以上3勝クラス(混合)[指定]
◎ 6 ミルトクレイモー
○ 3 アネゴハダ
▲ 7 イルクオーレ
× 8 ☆ショウナンラスボス

中山10R ジャニュアリーステークス 4歳以上オープン(国際)(特指)
◎ 9 ハコダテブショウ
○ 5 タイセイブレイズ
▲ 1 サイクロトロン
△11 スズカコテキタイ
× 2 クロジシジョー

中山11R 京成杯 GⅢ 3歳オープン(国際)(特指)
◎15 ジュンゴールド
○ 6 アーバンシック
▲10 コスモブッドレア
△11 マイネルフランツ
× 3 レイデラルース

京都 7R 4歳以上1勝クラス(混合)[指定]
◎13 アイルシャイン
○ 4 ガウロン
× 5 ☆ラスハンメル

京都10R 雅ステークス 4歳以上3勝クラス(混合)(特指)
◎ 6 ヤマニンウルス
○ 2 バハルダール
▲ 5 ミラクルティアラ
△ 3 キュールエフウジン

京都11R 日経新春杯 GⅡ 4歳以上オープン(国際)(特指)
◎13 ★サヴォーナ
○10 ハーツイストワール
▲11 ヒンドゥタイムズ
△ 7 ハーツコンチェルト
×14 サトノグランツ


小倉10R 壇之浦ステークス 4歳以上3勝クラス(混合)(特指)
◎ 8 ケイアイセナ
○ 7 ウィズユアドリーム
▲ 4 トゥルーヴィル
× 9 ☆オメガリッチマン

小倉11R 門司ステークス 4歳以上オープン(国際)(特指)
◎12 スレイマン
○ 3 スマートサニー
▲10 トウセツ
△ 8 ペースセッティング
× 6 フルヴォート

今日は、いい天気ですね。
散歩徘徊さ迷い日和です。

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コメント一覧
3:
  HELPRO   フォロワー:2人 2023年5月28日() 16:45:21
幸、横山典弘と一緒に引退しなさいお間抜け競馬学校上がり!
2:
  HELPRO   フォロワー:2人 2022年11月12日() 14:59:41
菅原、馬操れないなら使うな佐々木師。ボンクラ丸出し
1:
  7a70cb8492   フォロワー:0人 2021年12月11日() 21:19:03
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2024年1月14日サンライズステークス1着
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2024年1月14日 サンライズステークス 1着
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