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川田騎乗で1番人気のアートハウスが、好位追走から抜け出して重賞初制覇。オークスで7着に敗れた春から成長を示し、2016年に母パールコードが2着だった秋華賞(10月16日、阪神、GⅠ、芝2000メートル)制覇に弾みをつけた。2番人気の2着サリエラ、7番人気の3着エグランタインまでが秋華賞の優先出走権をつかんだ。
台風14号の影響で天気がころころ変わる尾張の地で、確かな進化を見せつけた。春のオークスで悔しさを味わったアートハウスが秋初戦で快勝。冷静なエスコートが光った川田騎手が納得の表情で切り出した。
「最後(2着が)追っては来ましたが、雰囲気としてはいい内容で直線を走っていたので、捕まることはないな、という感触でした」
五分のスタートを切ると、スッと4、5番手を確保。「リズム良く前半を進んでいく中で、自然と取れたポジションがあそこでしたので、そこで我慢できるように心掛けました」。スピードに乗りながら直線に向くと、ラスト1ハロン過ぎで先頭へ。最後は迫るサリエラを寄せ付けず、半馬身差で初めての重賞タイトルをゲットした。
重賞初出走ながら2番人気に支持されたオークスは7着。鞍上は「走りのバランスが崩れてしまったことで、結果を伴うことができませんでした」と敗因を分析。「そこを大事にケアしながらここまで歩んできたことで、ある程度改善できてこの結果が出ました」とうなずいた。
精神面での成長も見逃せない。春に比べて落ち着きが出たことで、スムーズな調教が可能に。中内田調教師は「春よりもバーンとテンションが上がることがなくなってきました」と目を細めた。
母パールコードは同じ川田騎手&中内田厩舎のタッグで秋華賞に挑み、2着で戴冠を逃した。川田騎手が「しっかりと準備をして、2冠馬(スターズオンアース)に胸を張って挑めるような状態で秋華賞を迎えたいなと思います」と意気込めば、中内田調教師も「リベンジという言葉でいいと思います」と力を込めた。
いざ、ラスト1冠へ。母の忘れ物を仁川のターフで回収する。(山口大輝)
■アートハウス 父スクリーンヒーロー、母パールコード、母の父ヴィクトワールピサ。栗毛の牝3歳。栗東・中内田充正厩舎所属。北海道浦河町・三嶋牧場の生産馬。馬主はHHシェイク・ファハド氏。戦績5戦3勝。獲得賞金8019万7000円。重賞は初勝利。ローズSは中内田充正調教師が2019年ダノンファンタジー、20年リアアメリアに次いで3勝目。川田将雅騎手は2008年マイネレーツェル、19年ダノンファンタジー、20年リアアメリアに次いで4勝目。馬名は「アートハウス」。
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