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【秋華賞】枠順の明暗

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【秋華賞】枠順の明暗

栗東に滞在して調整しているウインエクレールは、最内❶枠①番に決定した。菅田助手は「ロスなく立ち回れると思う。この馬をよく知っている(松岡)騎手なので、うまく乗ってくれると思います」と話した。

ライラックは②番をゲット。ここからは2001年にテイエムオーシャンがV。「偶数はうれしいが、少し内すぎたかな。ゴチャつかなければいいが。仕上がりは今までで一番」と相沢調教師。

タガノフィナーレは内めの❷枠③番。中村調教師は「真ん中くらいの枠が良かったんですけどね。あとは枠の並びや出た感じで、ジョッキーが考えてくれると思います」と鮫島駿騎手に全権委任の構えだ。

ラブパイローは他の関東馬よりもひと足早く金曜昼に阪神入り。「内枠(④番)が当たったのはよかった。正攻法の競馬で、できればハナを切る形がいい。自分から前向きにハミを取ってほしい」と大和田調教師は積極策を口にする。


3連勝中のストーリアは、❸枠⑤番からのスタートが決まった。杉山晴調教師は「良かったと思います。このメンバーに入れば、外めより内めで良かったです」と歓迎。めきめき力をつける成長株が一気の戴冠を果たすか。

メモリーレゾンは❸枠⑥番からのスタートが決まった。長谷川調教師は「いい枠ですね。偶数枠も良かったと思います。並びもいいんじゃないですか。理想的な枠に入りました。あとはジョッキーに任せます」と上機嫌だった。

紫苑Sで重賞2勝目を挙げたスタニングローズは、❹枠⑦番に決まった。僚馬のナミュール(❹枠⑧番)と同枠に入り、高野調教師は「いいんじゃないですか。常にこの2頭は一緒に調教をしているし、仲間意識があると思うので馬は安心感がありますよね。いいことだと思います」と歓迎する。14日は栗東坂路で調整。リズム良く4ハロン71秒6─17秒0で駆け上がった。「雰囲気はいいですよ。順調です」とうなずいた。

ナミュールは❹枠⑧番。高野調教師は「(僚馬の)スタニングローズが横にいるので安心感はあります。(横山)武史君は信頼できる騎手なので、お任せします」と語った。

3歳牝馬GⅠ完全制覇に挑むスターズオンアースは、真ん中の❺枠⑨番が当たった。過去に2着が2頭いるだけだが、新たに歴史を作るドゥラメンテ産駒には打って付けの枠といえそうだ。

14日朝は美浦トレセンの南角馬場で十分に体をほぐしてからゲート内の駐立練習を消化。その後に坂路1本でラスト1ハロン15秒7(4ハロン66秒2)をマークした。

「選べるわけではないですからね。与えられた枠で頑張るだけです。きょうは駐立練習をしましたが、基本的にゲート内ではおとなしいし、普通に出てくれるので」

高柳瑞調教師は最終調整まで抜かりなく終えたことにホッとした様子。「健康状態に関しては追い切り後も変わらずに来ていますし、こちらでできることはおおむねやれたと思います」と、史上7頭目の牝馬3冠達成に静かな闘志を燃やしていた。15日早朝に美浦TCを出発し、桜花賞を制した阪神競馬場へ再びはせ参じる。


ローズS勝ち馬アートハウスは❺枠⑩番。中内田調教師は「与えられた枠でやるだけです。1回競馬を使って体も良くなって、気持ちの面でもテンションが上がることなくきているので安心しています」と話した。

ローズS3着で優先出走権を獲得したエグランタインは❻枠⑪番に決まった。笹田調教師は「展開に注文が付く馬じゃないですからね。枠はどこでも良かったですよ。追い切った後も具合はいいですね」と前向きに話した。

桜花賞2着、オークス13着のウォーターナビレラは、昨年の覇者アカイトリノムスメと同じ❻枠⑫番に決定。牝馬3冠最後のタイトルを狙う。武幸調教師は「スタートは一番速いと思うので、枠はどこがいいというのはありません。阪神芝2000メートルも合いそうです」とうなずく。調教後馬体重は前走より12キロ増の480キロ。「しっかり乗って増えているのでいいと思います。蹄の状態も安定して、順調に来ています」と納得の仕上げで挑む。

エリカヴィータは一昨年の3冠牝馬デアリングタクトと同じ⑬番が当たった。美浦坂路を1本上ってラスト1ハロン15秒8。「枠は少し外になったが、出たなりで有力馬を見ながら進めてもらえればいい。末脚が生きる流れなら」と鈴木助手。

ブライトオンベイスは❼枠⑭番からGⅠ初制覇を目指す。押田助手は「コース形態を考えても、できれば内枠が欲しかったですが、スピードの違いでハナに立っていた馬。すんなり前に行って内に入れられれば」と前向きに話した。

紫苑S2着サウンドビバーチェは❽枠⑮番。外めの枠に高柳大調教師は「仕方ないですね。(それでも)ゴチャつかない位置で運べるのではないでしょうか。いろいろと作戦を練りたいなと思います」と話した。

プレサージュリフトは美浦坂路を1本駆け上がってから南Bコースを軽めに1周。⑯番に太田助手は「大外枠は最後に入れることを前向きに捉えたいと思います。ゲート(の出が)がしっかり決まってくれることが大事です」と話した。



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