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10月8日の京都11Rで行われた第53回京都大賞典(3歳以上オープン、GII、芝・外2400メートル、別定、11頭立て、1着賞金=6700万円)は、2番人気サトノダイヤモンド(牡5歳、栗東・池江泰寿厩舎)が初コンビの川田将雅騎手に導かれて快勝。天皇賞・秋(28日、東京、GI、芝2000メートル)の優先出走権を獲得したが、当初の予定通りジャパンC(11月25日、東京、GI、芝2400メートル)へ向かう。タイムは2分25秒4(良)。2着はレッドジェノヴァ(4番人気)、3着はアルバート(3番人気)だった。
ウインテンダネスが大逃げを打つ中、サトノダイヤモンドは8番手を追走した。3~4コーナーにかけて外から4番手まで位置取りを上げると、直線で一気に脚を伸ばして早めに先頭に立ち、好位追走から迫ってきたレッドジェノヴァに1/2馬身差をつけてゴールを駆け抜けた。後方2番手から脚を伸ばしたアルバートが、さらに1馬身3/4差の3着。5番手から4コーナーで3番手へ押し上げていたシュヴァルグラン(1番人気)は直線で伸び切れず、さらに1馬身差の4着に終わった。
サトノダイヤモンドは、父ディープインパクト、母マルペンサ、母の父オーペンという血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(株)サトミホースカンパニー。通算成績は16戦8勝(うち海外2戦0勝)。重賞は2016年きさらぎ賞・GIII、神戸新聞杯・GII、菊花賞・GI、有馬記念・GI、17年阪神大賞典・GIIに次いで6勝目。京都大賞典は、池江泰寿調教師は15年ラブリーデイに次いで2勝目。川田将雅騎手は14年ラストインパクト、15年ラブリーデイに次いで3勝目。
◆川田将雅騎手「復活してくれれば競馬界が盛り上がりますし、勝ててホッとしています。僕は初めて乗るので、ダイヤモンドが選んでくれた位置でレースを進めました。(直線で)手応えが良かったので早めに先頭に立ちましたが、強気に押し切ろうと思いました。この馬にふさわしい輝き方ができるよう、これからも厩舎の方と相談しながらやっていきたいですね」
★【京都大賞典】払い戻し確定!! 全着順も掲載
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