まだウマニティ会員ではない方へ
会員登録(無料)するだけで、予想的中に役立つさまざまなサービスを無料で利用できます。
収支100万円超えの猛者がズラリ
全国トップ予想家たちの予想閲覧
予想に必携の高精度スピード指数
「U指数」を重賞で全頭公開
勝率40%超えを誇る堅軸候補
「凄馬」をメールでお知らせ
TVでも紹介!設定は10万通り以上
あなただけの予想ロボが作れる
この他にも20以上のサービスを無料で提供!
第87回中山記念(24日、中山11R、GII、4歳上オープン国際、別定、芝・内1800メートル、1着本賞金6000万円 =出走15頭)柴田善臣騎乗で2番人気に推されたナカヤマナイトが、ゴール前でダイワファルコンをクビ差捕らえて重賞3勝目を挙げた。タイム1分47秒3(良)。中山では2012年GII産経賞オールカマーでの優勝を含めて7戦して4勝目だ。2着のダイワファルコンも中山5勝の巧者。3着には逃げた昨年の2着馬シルポートが粘り込み、1番人気タッチミーノットは4着だった。
痛みをこらえた46歳のベテランジョッキーの騎乗ぶりが、寒風が吹く中山を熱くさせた。前日23日に落馬で負傷した柴田善臣騎手に導かれたナカヤマナイトが、得意の中山で3つめの重賞タイトルを手にした。
「落馬の痛み? まだ痛いよ。薬で抑えて我慢しているけどね」
勝利の笑顔の裏側に、意地がかいま見えた。前日の5Rで落馬し、左腰部を打撲。その後の5鞍は乗り替わったが、この日は予定通り騎乗して2勝を挙げた。ナカヤマナイトは、2010年夏のデビュー戦から11年のフランス遠征も含めてすべて騎乗している“愛馬”。手放すわけにはいかず、この日が20戦目だった。
レースはシルポートが2年連続で大逃げ。1000メートル通過は58秒6(昨年は58秒7)だった。ヨシトミは外枠(〔8〕枠(15)番)からナイトの気分を損ねないように進出し、直線で満を持してスパート。ゴール寸前にダイワファルコンとシルポートを外から差し切った。
「馬のリズムが良くていい位置が取れた。前に馬を置きたかったけど、なだめながらの競馬になったね。でも以前なら引っかかっていたと思うし、直線も余力があったから届くんじゃないかと思っていた」
ナイトの力をもっともよく知るヨシトミだからこそ得ることができた勝利だった。これで中山では7戦して4勝2着2回。唯一連対を外したのは昨年の有馬記念(7着)だけだ。
「本当に中山は走るね。どうしてなんだろう」とヨシトミも首をひねる巧者ぶりのナカヤマナイト。中山の中距離重賞は今年もこの馬から目が離せない。 (柴田章利)
中山11R中山記念の着順・払戻金★PCはこちら★スマホはこちら
【ナカヤマナイト】父ステイゴールド、母フィジーガール、母の父カコイーシーズ。栗毛の牡5歳。美浦・二ノ宮敬宇厩舎所属。北海道日高町の沖田牧場の生産馬で、馬主は和泉信一氏。戦績20戦6勝(うち海外2戦0勝)。獲得賞金は2億8368万4000円。重賞は2011年GIII共同通信杯、12年GII産経賞オールカマーに次ぐ3勝目。中山記念は二ノ宮敬宇調教師が初勝利。柴田善臣騎手は1990年ホクトヘリオス、97年キングオブダイヤ、99年キングヘイローに次ぐ4勝目。
コメント投稿
コメントの投稿は会員登録(無料)が必要です。レース情報
最新注目競走馬
総賞金ランキング |
|