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マイルCSではサンデーサイレンス(SS)系×ノーザンダンサー(ND)系の組み合わせが逆パターンを含めて好走し、過去10年の勝ち馬では4頭が当てはまる。とりわけSS系×デインヒル系は【3・4・2・11】と活躍が顕著だ。
昨年の覇者ナミュールがトップ評価だ。父はデインヒル系のハービンジャーで、2017年の勝ち馬ペルシアンナイトも同じ父。産駒は秋の京都開催に強く、ハービンジャーを父に持つチェルヴィニアが秋華賞を、母父に持つアーバンシックが菊花賞を制したことは記憶に新しい。母父もSS直子で06、07年と同レースを連覇したダイワメジャーと不足はない。半妹のラヴェル(父キタサンブラック)がエリザベス女王杯で2着に激走したことも加点材料になり、連覇の可能性は十分だ。
富士Sを制したジュンブロッサムを次点とする。SS系ワールドエースが父で、母の父はND系のクロフネと傾向に合致。父が京都芝1600メートルのマイラーズCをレコード勝ちしている実績も強調できる。
英国馬チャリンの父ダークエンジェル(ND系)は高松宮記念を勝ったマッドクールの父としても知られる。父の父アクラメーションは安田記念馬ロマンチックウォリアーを出し、日本の芝に親和性の高いサイアーラインだ。母の父もデインヒル直子でチャンスはある。
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