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【日本ダービー】参考レース分析

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【日本ダービー】参考レース分析

皐月賞

重馬場で前半5ハロン58秒5は、かなりのハイペース。差し馬有利の速い流れで、勝ったソールオリエンスがマークした上がり3ハロン35秒5は、2位に0秒9差をつけており、これは1990年以降で最大。道悪への適性もあるが、見た目通り、ずばぬけた末脚だった。今回は高速馬場になった際の対応が鍵だろう。

2着タスティエーラは、早めに抜け出したが勝ち馬の決め手が上だった。タフな流れでこそ持ち味が生きるだけに、瞬発力勝負は避けたいところだ。3着のファントムシーフは落鉄して、直線も決してスムーズではなかった。

先行馬や、荒れた内めを通った内枠の馬の巻き返しには注意。5着ショウナンバシット、9着フリームファクシ、10着ベラジオオペラあたりが該当する。


青葉賞

前半5ハロン60秒4は、オーソリティが勝った2020年と同ペース。同年の勝ち時計2分23秒0は過去10年で最速だったが、今年は2分23秒9。それでも3番目の速さで悪くはない。後半4ハロンはすべて11秒台で、上がりの速い馬が上位に食い込んだ。

勝ったスキルヴィングは、ゲートを五分に出て中団後方を追走。外めを回って4コーナーでも11番手と後方だったが、メンバー最速タイの上がり3ハロン34秒1の末脚で差し切った。東京2400メートルは今回で3戦連続。舞台経験はアドバンテージになる。

2着ハーツコンチェルトも上がり3ハロン34秒1。勝ち馬とは半馬身差だが、直線は馬群の間から割って伸びる根性を見せた。青葉賞組は未勝利、というジンクスを今年こそ打ち破れるか。

京都新聞杯

近10年でキズナロジャーバローズと2頭の日本ダービー馬が誕生しているステップレース。キズナはこのレースを2分12秒3で勝利、ロジャーは2分11秒9で2着だった。路盤の改修工事を終えた今年の勝ち時計は2分14秒1。決して速いタイムとは言えないが、これは序盤が遅すぎたため。1コーナー手前から急に流れが落ち着き、前半5ハロン63秒8とかなりのスローペースとなった。

そのぶん上がりの勝負となり、後半4ハロンはすべて11秒台のロングスパート戦。勝ったサトノグランツは、5、6番手から33秒3の末脚で差し切った。少しズブい面があるが、瞬発力よりも持続力のあるタイプで、スピードに乗れば簡単には止まらない。2016年にハナ差で涙をのんだ父サトノダイヤモンドのリベンジを狙う。

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