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12月11日の香港・シャティン4Rで行われた「第29回香港ヴァーズ」(3歳以上オープン、GI、芝・右2400メートル、定量、10頭立て、1着賞金1254万香港ドル=約2億2572万円)は、ダミアン・レーン騎手とコンビを組んだウインマリリン(牝5歳、美浦・手塚貴久厩舎)が道中後方待機から4コーナーで大外を回して豪快に差し切り、待望のGI初制覇を果たした。タイムは2分27秒53(良)。
1馬身1/2差の2着は好位からしぶとく伸びたボタニク。さらにクビ差の3着に3度目のVを狙ったグローリーヴェイズが入った。
レースは地元馬セニョールトーバが先手を取り、ボタニクが2番手へ。ストーンエイジとバターフィールドが続き、グローリーヴェイズは中団のイン、ウインマリリンはその後ろで馬群の中を追走した。向こう正面で武豊騎手のブルームが3番手の外まで進出。流れは速くなり、勝負どころへ。直線に向くと、2番手からボタニクが抜け出しを図るが、馬群の大外を回したウインマリリンが抜群の手応えから鞍上のゴーサインに応えて末脚を伸ばし、そのまま差し切って快勝。9度目のGI挑戦、初の海外遠征でうれしいビッグタイトルを獲得した。ボタニクが2着に粘り込み、グローリーヴェイズは馬群の中から伸びたものの3着まで。ドイツ馬メンドシーノはゲートを出ず、競走中止(出走とならなくなった馬)となった。
香港ヴァーズの日本馬によるVは、2001年ステイゴールド、16年サトノクラウン、19、21年グローリーヴェイズに次いで延べ5頭目。
◆手塚貴久調教師「前走エリザベス女王杯で2着だったので招待される可能性があったので、オーナーと相談しました。当初から香港の2000から2400は適性があると思っていました。レース巧者で、自在性もあるので。香港でいいレースができると思っていました。向こう正面で下がっていたので、どうかと思っていたけど良かったですね。(レーン騎手が)いいところを引き出してくれましたね」
◆ダミアン・レーン騎手(ウインマリリン 1着)「彼女は気分良くリラックスして走っていました。彼女の末脚が切れるのは知っていました。それを生かす乗り方をしようと思いました。前回(エリザベス女王杯2着)負けたジェラルディーナは特別な馬だったし、きょうは彼女自身の走りができると自信がありました。日本のレースに参加し、これらの馬に乗れることを光栄に思います」
◆ジョアン・モレイラ騎手(グローリーヴェイズ 3着)「頑張ってくれました。グローリーヴェイズの状態は良かったです。ほかの馬の状態も良かったこともあり、今回の結果は残念でした。ただ、私は彼を誇りに思っています」
◆尾関知人調教師「惜しかったです。最後のひと伸びが足りませんでした。まだ展開、ラップがよく分からないので何とも言えませんが、無事に走ってくれて何よりです。次はグローリーヴェイズの子供で挑戦したいです」
香港ヴァーズを勝ったウインマリリンは、父スクリーンヒーロー、母コスモチェーロ、母の父Fusaichi Pegasusという血統。北海道新冠町・コスモヴューファームの生産馬で、馬主は(株)ウイン。通算成績は17戦6勝(うち海外1戦1勝)。重賞は2020年GⅡサンケイスポーツ賞フローラS、21年GⅡ日経賞、GⅡ産経賞オールカマーに次いで4勝目。香港ヴァーズは手塚貴久調教師、ダミアン・レーン騎手ともに初勝利。
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