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ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回は毎日杯2022・血統予想をお届けします!
昨年はディープインパクト産駒の2番人気シャフリヤールが勝ち、17年アルアインとの兄弟制覇を達成。なお、2着にはグレートマジシャン、3着にはプログノーシスが入線しており、2020年と同様にディープインパクト産駒が1~3着までを独占する結果となっていた。
ディープインパクトは産駒初出走となった2011年から毎年産駒を送り出しており、2016年を除けば少なからず1頭以上が3着以内に好走していることを素直に評価すべきだろう。また、12年ヒストリカル、13年キズナ、17年アルアイン、20年サトノインプレッサ、21年シャフリヤールの5頭が勝ち馬として名を連ねているが、そのうち3頭がクラシック制覇を果たしていることも覚えておきたい。
コマンドラインは、父ディープインパクト×母コンドコマンド(母の父Tiz Wonderful)。昨年は1・2着となるなど、瞠目に値する成績を残すノーザンファーム生産×サンデーレーシング所有のディープインパクト産駒に該当。本馬は全兄アルジャンナが20年毎日杯で2着と好走していたが、昨年シャフリヤールが兄弟制覇を達成したことを鑑みても、やはり注目すべき存在といえるだろう。前走の大敗も、コーナー2回、距離短縮で見直したい。
リアドは、父ディープインパクト×母タイタンクイーン(母の父Tiznow)。今回出走るすメンバーのなかで2頭しかいないディープインパクト産駒のうちの1頭。本馬においては2019年セレクトセール当歳で4億7000万円の最高落札額を記録した高額馬で、兄姉に重賞実績馬が並ぶことからも期待の大きさがうかがえる。本格化はもう少し先になるかもしれないが、前走若駒Sでも2着と好走しているように、資質で勝ち負けとなって不思議はない。
ドゥラドーレスは、父ドゥラメンテ×母ロカ(母の父ハービンジャー)。本馬はディープインパクトの血脈こそ持たないものの、2代母ランズエッジが半妹、つまり同じファミリーに属する血統背景を強調しやすい。なお、近親ニュービギニングも07年毎日杯で3着。前走セントポーリア賞を勝って臨む過程は昨年の2着馬と同じで、そのレースぶりからも重賞級であることに疑う余地はなさそう。初の右回り&関西遠征も不安より楽しみが勝る。
【血統予想からの注目馬】
②コマンドライン ⑥リアド ①ドゥラドーレス