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天皇賞(秋)のショックからまだ立ち直ることができていない筆者です。当コーナーでターゲットにしたイクイノックスに、1分55秒2という規格外のタイムで勝たれてしまうと、いくら大喜利にも似たネタとはいえ(笑)、無力感に襲われてしまいます。
といってもサボる訳にもいきませんので、今週もヒール(悪役)キャラ全開でお送りしてまいります。今週末のアルゼンチン共和国杯ですが、このところのG1戦線とは違い、どの馬が人気になるのかを予想するところから始めなければなりません。無難なのは同じ東京の芝2500m戦、目黒記念で2着だったディアスティマでしょうか。当時は果敢にハナに立って、ゴール直前まで逃げ粘り、最後はヒートオンビートに交わされましたが、アタマ差の接戦を演じました。
この目黒記念の再現を期待している人は少なくないようで、ディアスティマは各メディアで上位人気が見込まれています。今回もヒートオンビートの登録がありますが、目黒記念で1キロあった斤量差が今回は1.5キロに拡大していますので、逆転の可能性は十分にあるでしょう。
しかし、今回の登録馬を見ると、アフリカンゴールドという非常に厄介な同型馬の名前があります。ディアスティマが目黒記念と同様逃げる競馬をするためには、この馬に出遅れてもらう必要があります。ミスを待たなければ、ならないのか……(^^;。もっとも、アフリカンゴールドの戦績を見ると、その可能性は意外に高いのかもしれませんが、基本的には簡単にハナを譲ってもらえるとは考えないほうがいいでしょう。
仮にディアスティマのハナというのが成立したとしても、今度はデータ面からの大きな不安材料が立ちはだかります。近10年のアルゼンチン共和国杯における逃げ馬の戦績は、「0-0-0-10」です。なんと逃げ馬は1頭も馬券になっていないのです。
3走前の日経賞で同型馬タイトルホルダーにハナを譲り、番手からの競馬で3着に粘り込んでいますので、今回もアフリカンゴールドにハナを譲り、番手で粘り込む形で2~3着を期待する手はあるのかもしれません。しかし、馬単や3連単でこの馬を頭から狙う馬券は少々無理筋ではないでしょうか。
そもそも目黒記念で敗れた相手、ヒートオンビートは京都大賞典で9着に敗れました。休養明けで情状酌量の余地はありますが、今年の目黒記念におけるレースレベルは疑ったほうがいいかもしれません。そしてここは、ディアスティマのほうが休養明けでもあるわけで。
簡単に逃したら押し切られることが明らかな馬を、他の人馬は見逃しません。この点は先週末の天皇賞(秋)で逃げたジャックドールに教えられました。直後にガイアフォースがいなかったら……、などと終わったレースを悔やんでも仕方がありませんので、その反省は今週末のアルゼンチン共和国杯に生かすことにします。えっ? 先週と正反対のことを書いてるって? 細かいことを気にしてはいけません、「レースは生き物、生き物」っと(笑)
(文・菅野一郎)
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