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東京芝1600mで施行される別定G2。
G2への格上げは2020年。その年の勝ち馬ヴァンドギャルドは、次走ドバイターフで2着へ好走。昨年は激戦をモノにしたセリフォスが、勢いそのままにマイルCSを制覇。昇格とともに、G1との連動性も高まっている。
当記事の趣旨的には、久々にマイルを走るユニコーンライオンに注目したいところ。データは過去10年分を使用する。
逃げた馬の成績は【0-0-0-10】。この連載では、毎回該当レースにおける逃げ馬の成績を確認するが、好走馬ゼロというのはめずらしい。
10頭中6頭は2桁人気の逃げながら、2021年3番人気10着ロータスランド、2013年4番人気7着ガルボなど、人気サイドの凡走も見られる。
直線の長い東京で逃げ粘るのは至難の業といったところか。
東京芝1600mのスタートは、2コーナーのあたり。
3コーナーへ向け、約550mでの先行争い。発走後、250mほどは緩やかな下りも、ペースは上がらない傾向にある。
3コーナー手前で坂を上ると、下りのながらのコーナリング。息を入れたい箇所で息を入れにくく、タイトな流れだとスタミナに利のある中距離馬も台頭する。
最後は高低差約2mの坂を含む、直線525mでの追い比べ。瞬発力は当然重要だが、道中の流れによって、上がりに差が出る。
その点に留意しつつ、2015年と2020年のラップ及び好走馬の上がりを見たい。
▼2015年 35.1-33.7
12.7 - 11.0 - 11.4 - 11.9 - 12.0 - 11.2 - 11.1 - 11.4
1着 ダノンプラチナ 32.8(4角13番手)
2着 サトノアラジン 33.0(4角11番手)
3着 ロゴタイプ 33.8(4角2番手)
カレンブラックヒルが楽にハナを切り、緩めのペース。馬群は凝縮型で、位置取りよりも瞬発力が活きる形。勝ち馬は32秒台の上がりを使った。
▼2020年 33.8-36.0
12.4 - 10.6 - 10.8 - 11.6 - 12.0 - 11.5 - 12.2 - 12.3
1着 ヴァンドギャルド 34.6(4角8番手)
2着 ラウダシオン 35.2(4角3番手)
3着 ケイアイノーテック 34.7(4角11番手)
スマイルカナとシーズンズギフトが、3番手以下を離して飛ばす展開。後半2ハロンに12秒台のラップが並ぶのはこの年だけ。失速ラップへの耐性が求められた。
今年はどちらのレースの型になるのか。逃げ馬に注目すると、冒頭で触れたユニコーンライオンがいる。
近走のテン1ハロンは函館記念12.2、札幌記念12.3。どちらも押して押して出した数字ではある。ただ、逃げ馬不在の今回の面子なら、マイルでも行く気なら行けるだろう。
気になるのは矢作調教師のコメントで「逃げにこだわらず、自分のペースで走せる」とのこと。うーん、先生。こだわりませんか。
ユニコーンライオンは、中距離なら後続の脚を削る流れで逃げる馬。私などは、マイルでどのようなペースで逃げるかに興味があった。
矢作先生の発言に信を置くなら、レースの型としては2015年。狙いは、軽い芝で速い上がりを使える馬だ。
◎イルーシヴパンサー。一昨年から昨年にかけ、4連勝で東京新聞杯を制した馬。その間はすべて東京、かつ上がり最速。次走の安田記念は追走に苦労したが、4角16番手から上がり32.6で勝ち馬と0.2差。
今年は中京開催の京都金杯を快勝。いつもより前に位置を取れたのも収穫だった。2走前の中山記念は直線で進路が狭くなる不利。前走の安田記念は不利がなくてもどうかだが、一応直線でぶつけられている。
ペース云々よりも、中距離もこなせるマイラーの感。時計が速くなりすぎなければ、上位争いとみたい。
馬券は◎の単複。ダノンタッチダウン、レッドモンレーヴ、ナミュールへの馬連・ワイド。
(文・垣本大樹)
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