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ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回は新潟記念2023・血統予想をお届けします!
昨年はトゥザグローリー産駒の10番人気カラテが勝ち、2着にはキングカメハメハ産駒の9番人気ユーキャンスマイルが入線する波乱の決着。なお、16番人気4着フォワードアゲン(父ローズキングダム)、1番人気5着ヒートオンビート(父キングカメハメハ)含め、1・2・4・5着がキングカメハメハの直系でもあった。直近5年の勝ち馬のうち4頭が「父または母の父がキングカメハメハ系種牡馬」であることからも、血統傾向として無視できないところだろう。
ほか、13年コスモネモシン(10番人気)、14年マーティンボロ(1番人気)、17年タツゴウゲキ(6番人気)、20年ブラヴァス(2番人気)、21年マイネルファンロン(12番人気)といった勝ち馬を中心に、Glorious Song&Devil's Bag全姉弟の血を引く馬も人気不問で勝ち負けを演じている。
ブラヴァスは、父キングカメハメハ×母ヴィルシーナ(母の父ディープインパクト)。父がキングカメハメハ、5代母がGlorious Songという注目に値する血統で、本馬自身が20年の勝ち馬であるとともに、2代母ハルーワスウィートの半弟に14年新潟記念を制したマーティンボロがいることも特筆できるだろう。22年オクトーバーSの内容からも左回りの良馬場は侮れず、高齢馬の活躍やリピート好走が珍しくないレース傾向からも注意したい。
ユーキャンスマイルは、父キングカメハメハ×母ムードインディゴ(母の父ダンスインザダーク)。昨年は9番人気2着と高配当を演出する一因になっていたが、新潟競馬場は19年新潟記念を制した実績があり、通算でも「2-1-0-0」と連対を外していない相性のよさがある。年齢を考えると58kgのトップハンデは見込まれたが、もとより左回り巧者として名を馳せた馬でもあり、好調ぶりが際立つキングカメハメハ系としても一目置くべきだろう。
マイネルウィルトスは、父スクリーンヒーロー×母マイネボヌール(母の父ロージズインメイ)。母の父を介してDevil's Bagの血を引くことを強調しやすく、同じ母の父となる馬には21年1着マイネルファンロンが挙げられる。なお、奇しくも同じ8枠かつM.デムーロ騎手の鞍上で本馬も出走を予定している。新潟芝2000m外回りは21年福島民報杯で後続に大差を付けて勝利したコース。道悪の恩恵もあったとはいえ、適性の高さに疑いの余地はない。
【血統予想からの注目馬】
⑥ブラヴァス ⑨ユーキャンスマイル ⑭マイネルウィルトス
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