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【愛知杯】レース展望

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【愛知杯】レース展望

 中京では土曜メインに牝馬限定のGIII愛知杯(15日、芝2000メートル)が組まれている。ハンデ戦でもあり、過去10年で3連単10万円超が6回と波乱含みのレースだが、昨年の覇者マジックキャッスル(美浦・国枝栄厩舎、5歳)とアンドヴァラナウト(栗東・池添学厩舎、4歳)の2頭が主力になりそうだ。

 マジックキャッスルは重賞制覇は昨年のこのレースのみだが、秋華賞2着、ヴィクトリアマイル3着とGIでも好走している。前走の府中牝馬S15着は案外だったが、本来は大崩れがないタイプだけに巻き返しが期待できる。昨年から2キロ増のハンデ56キロも想定内だろう。

 アンドヴァラナウトは今回と同じ中京芝2000メートルで行われたローズSで重賞初制覇を飾り、続く前走の秋華賞でも3着と好走した。ハンデ55キロも許容範囲といっていい。

 デゼル(栗東・友道康夫厩舎、5歳)はサンケイスポーツ杯阪神牝馬Sで重賞初制覇を飾った。その後は府中牝馬S16着、エリザベス女王杯8着と案外な結果が続き、ハンデ55・5キロの克服も課題だが、強烈な末脚は侮れない。

 同じく差し脚鋭いアナザーリリック(美浦・林徹厩舎、4歳)=53キロ、新潟牝馬S優勝馬マリアエレーナ(栗東・吉田直弘厩舎、4歳)=53キロ、エリザベス女王杯4着のソフトフルート(栗東・斉藤崇史厩舎、5歳)=53キロ、3年前とはいえ桜花賞2着の実績があるシゲルピンクダイヤ(栗東・渡辺薫彦厩舎、6歳)=54キロ=も争覇圏内だろう。

 前走条件戦組の活躍が目立つレースでもり、左回り【4・0・0・1】と好相性を誇るアイコンテーラー(栗東・河内洋厩舎、4歳)=51キロ、安定感があるルビーカサブランカ(栗東・須貝尚介厩舎、5歳)=52キロ=なども好走して不思議はない。

愛知杯の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載

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