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1月24日の中山11Rで行われた第62回アメリカジョッキークラブカップ(4歳以上オープン、別定、GII、芝2200メートル、17頭立て、1着賞金=6200万円)は、クリストフ・ルメール騎手騎乗の1番人気アリストテレス(牡4歳、栗東・音無秀孝厩舎)がまずまずのスタートを切ると道中は折り合って中団やや前を追走。3コーナー過ぎから鞍上の手が動くなか、直線に入ると外から豪快に脚を伸ばしてゴール。春の古馬中長距離戦線につながる伝統の一戦を制し、昨年の菊花賞2着馬が重賞初制覇。騎乗したC.ルメール騎手は11日のフェアリーS(ファインルージュ)、17日の京成杯(グラティアス)に続く3週連続重賞Vとなった。タイムは2分17秒9(不良)。
半馬身差の2着にはヴェルトライゼンデ(3番人気)、さらにクビ差遅れた3着にラストドラフト(6番人気)が入った。
◆クリストフ・ルメール騎手(1着 アリストテレス)「全馬にとって馬場コンディションは難しかったです。重い馬場に適性がある血統が結構大事でしたね。スピードはなかったけれどだんだんペースアップして、4コーナーでは勝つ自信がありました。この馬場で直線はすごく長かったですね。トップコンディションでなくてもGIIを勝てたので、良くなればGIを勝てると思います」
AJCCを勝ったアリストテレスは、父エピファネイア、母ブルーダイアモンド、母の父ディープインパクトという血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は近藤英子氏。通算成績は10戦4勝。重賞は初制覇。AJCCは管理する音無秀孝調教師は18年ダンビュライトに次いで2勝目、騎乗したC.ルメール騎手は初勝利。
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