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天皇賞・春の追い切りが28日に行われ、昨年の菊花賞2着馬アリストテレス(栗東・音無秀孝厩舎、牡4歳)は滋賀県・栗東トレセンのCWコースで6ハロン79秒1(ラスト1ハロン12秒7)の自己ベストを馬なりでマークした。3頭併せで最先着し、調教評価は最高の『S』。無敗の3冠馬コントレイルをクビ差まで追い詰めた馬が、初のGIタイトルへばく進する。枠順は29日に確定する。
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大敗からの巻き返しを果たすべく、ど迫力の最終リハだ。アリストテレスが、栗東CWコース6ハロン79秒1(ラスト1ハロン12秒7)の自己ベストで、3頭併せの最先着。昨年の菊花賞2着馬が、ピークと思える仕上がりをアピールした。
「これまでで一番の負荷をかけました。時計も速い。前回以上の状態にあると思います」と音無調教師は自信の表情を見せた。1勝クラスの僚馬2頭を相手にリズムよく進むと、直線半ばで大外から抜け出し、馬なりで中シエラネバダを2馬身半、内ピノクルを1馬身半置き去りにした。フットワーク、時計ともに文句なし。調教評価は最高の『S』となった。
「1週前追いの時計が予定よりも遅くなった。3200メートルの距離だし、息づくりのためにも速い時計を出しました」
21日にゴール前で追われて出したCW6ハロン84秒8が予定より遅かったため“補習”の意味も込めた最終追い切り。菊花賞で無敗の3冠を達成したコントレイルと激闘を繰り広げ、クビ差2着に入ったときの最終追い切り(CW6ハロン82秒6)を上回る好時計を叩き出し、「いい走りができると思いますよ」とのトレーナーの言葉にも納得だ。
年明けのAJCCを快勝して臨んだ前走・阪神大賞典は2秒2差も引き離された7着。完敗の理由は重馬場に尽きる。
「AJCC(不良馬場)では走れましたが、道悪は下手だと思っていたんです。位置を取りに行ったことでハミもかんでいましたし、最後はいつもの走りではなかった」と音無師に悲観した様子がないのは、敗因が明確だから。今週末の阪神競馬場(宝塚市)周辺は晴れのち雨の予報で、前走ほどの馬場悪化がないなら話は違う。ルメール騎手も思いは同じだ。
「前回は馬場が悪く、(馬の)コンディションもいいとは感じなかった。良の方がいいね、この馬は」。2018年秋から春秋合わせて史上最長の天皇賞5連勝中という“令和の盾男”は「6連覇は考えていません。前の天皇賞は終わっているし、一番大事なのはアリストテレスの競馬なので」と無欲でこの一番に集中する。
「長く脚を使える、ラスト500メートルから速いペースを維持できるタイプ。自分の競馬ができれば、いい結果を出せる」
ナンバーワン不在といえる国内長距離界の新たなエースへ。頂点は、すぐそこに見えている。(宇恵英志)
★天皇賞6連勝へ…ルメール騎手は2018年天皇賞・秋(レイデオロ)から昨年の天皇賞・秋(アーモンドアイ)まで史上最長の天皇賞5連勝中。今回は6連勝とともに、1989~92年と4連覇した“平成の盾男”武豊騎手以来、史上2人目の天皇賞・春3連覇がかかっている。また、前走6着以下から天皇賞・春を制覇した馬は過去5頭で、うち3頭は菊花賞馬。残り2頭のうち1頭は菊花賞3着と、菊花賞で好走実績のある馬は前走大敗からでも栄冠をつかんでいる。
★天皇賞・春の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
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