ジャコマル(競走馬)

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ジャコマル
ジャコマル
写真一覧
抹消  鹿毛 2014年4月4日生
調教師松永幹夫(栗東)
馬主晴間 芳次
生産者新冠橋本牧場
生産地新冠町
戦績38戦[5-6-4-23]
総賞金10,350万円
収得賞金2,450万円
英字表記Jako Maru
血統 ダノンシャンティ
血統 ][ 産駒 ]
フジキセキ
シャンソネット
ピュアウィンク
血統 ][ 産駒 ]
トニービン
ミスティックアイズ
兄弟 ジャコスキーパンプルムース
市場価格
前走 2021/08/07 札幌日経オープン (L)
次走予定

ジャコマルの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
21/08/07 函館 11 札幌日経OP (L) 芝2600 1561026.293** 牡7 56.0 横山和生松永幹夫 476
(+12)
2.40.4 0.637.0ディアスティマ
21/05/02 阪神 11 天皇賞(春) G1 芝3200 1759153.91517** 牡7 58.0 横山和生松永幹夫 464
(-4)
3.19.6 4.941.6ワールドプレミア
21/03/27 中山 11 日経賞 G2 芝2500 1561074.0135** 牡7 56.0 田中勝春松永幹夫 468
(+4)
2.33.9 0.635.5ウインマリリン
21/02/20 東京 11 ダイヤモンド G3 芝3400 164853.7127** 牡7 54.0 田中勝春松永幹夫 464
(-8)
3.32.6 1.436.5グロンディオーズ
21/01/24 中山 11 AJCC G2 芝2200 17817102.1127** 牡7 56.0 田中勝春松永幹夫 472
(+6)
2.18.6 0.738.5アリストテレス
20/12/26 中山 12 グレイトフル 3勝クラス 芝2500 1481372.4121** 牡6 54.0 横山和生松永幹夫 466
(+4)
2.37.4 -0.235.4ウインキートス
20/10/31 福島 11 フルーツライ 3勝クラス 芝2000 142233.883** 牡6 57.0 亀田温心松永幹夫 462
(-10)
2.00.1 0.235.4④④⑥⑤ココロノトウダイ
20/08/16 小倉 10 博多S 3勝クラス 芝2000 94423.177** 牡6 54.0 鮫島克駿松永幹夫 472
(+4)
1.58.6 0.736.2⑤⑤⑤⑥カセドラルベル
20/07/18 福島 11 阿武隈S 3勝クラス 芝2000 1681624.999** 牡6 54.0 菊沢一樹松永幹夫 468
(-10)
2.02.5 0.737.2ドリームソルジャー
20/02/09 小倉 11 関門橋S 3勝クラス 芝2000 132213.3913** 牡6 57.0 横山武史松永幹夫 478
(+12)
2.00.8 0.936.0④④カウディーリョ
20/01/11 中山 11 迎春S 3勝クラス 芝2200 1371019.289** 牡6 57.0 横山和生松永幹夫 466
(+2)
2.15.3 0.935.7オセアグレイト
19/12/07 中山 12 3歳以上2勝クラス 芝2000 125513.961** 牡5 57.0 横山和生松永幹夫 464
(+2)
2.02.1 -0.135.2シークレットラン
19/03/03 小倉 12 唐戸特別 500万下 芝2000 10662.111** 牡5 57.0 横山武史松永幹夫 462
(-4)
2.02.9 -0.438.2クリデュクール
19/02/24 小倉 8 4歳以上500万下 芝2000 128112.312** 牡5 56☆ 横山武史松永幹夫 466
(+2)
1.59.8 0.236.3ルックスマート
19/02/10 小倉 10 小倉城特別 500万下 芝2000 176126.142** 牡5 57.0 横山武史松永幹夫 464
(+2)
2.02.2 0.036.7ムーンレイカー
18/12/15 中京 12 栄特別 500万下 芝2000 186117.134** 牡4 57.0 横山武史松永幹夫 462
(+6)
2.02.3 0.234.9⑬⑬⑨⑥レッドレオン
18/11/17 福島 12 高湯温泉特別 500万下 芝2000 167144.322** 牡4 57.0 横山武史松永幹夫 456
(0)
2.00.2 0.235.4トータルソッカー
18/11/04 福島 8 3歳以上500万下 芝2000 11662.423** 牡4 55△ 横山武史松永幹夫 456
(+4)
1.59.0 0.436.0⑤⑤イダエンペラー
18/09/02 札幌 9 3歳以上500万下 芝1800 148133.522** 牡4 55△ 横山武史松永幹夫 452
(0)
1.49.9 0.036.2⑨⑧⑤バケットリスト
18/08/11 札幌 12 知床特別 500万下 芝2000 9223.822** 牡4 57.0 横山武史松永幹夫 452
(+2)
2.03.1 0.037.5バイオレントブロー

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ジャコマルの関連ニュース

 ◆横山武騎手(ウインマリリン5着)「適距離じゃないなかでよく頑張ってくれました」

 ◆坂井騎手(ディアスティマ6着)「急きょの騎乗でレース映像を見たり、スタッフから話を聞いたりしましたが、乗りやすくイメージどおりでした。最後は苦しくなりましたが、まだ4歳だし、初の一線級相手によく頑張ってくれました」

 ◆藤岡佑騎手(ユーキャンスマイル7着)「昨年に岩田さん(康誠騎手)が乗って阪神大賞典を勝ったときのイメージで乗りましたが、結果的に前が止まらなかったという印象です」

 ◆藤岡康騎手(マカヒキ8着)「内でロスなく走れて、少し早めに促しました。レコード決着のなかよく頑張っています」

 ◆内田騎手(ナムラドノヴァン9着)「具合は悪くなかったけど、58キロでいつものようにスッと動けなかった。長い距離は合うね」

 ◆川田騎手(オーソリティ10着)「前半からおだやかに、道中も我慢してくれました。勝ち馬を見ながら競馬を進めることができましたが、きょうは精いっぱいでした」

 ◆池添騎手(メロディーレーン11着)「レースが流れていたし、勝負どころでペースが上がったときについていくのが精いっぱいでした」

 ◆鮫島駿騎手(ゴースト12着)「ベストポジションを取れましたが、ペースが速くなったところで余裕がなくなりました」

 ◆横山典騎手(オセアグレイト13着)「よく頑張った。ただ、調教からピンとこなかった。秋に頑張ってほしい」

 ◆酒井騎手(メイショウテンゲン14着)「勝ち馬を見ながら進みました。直線でフワッとしなかったし、気持ちの面は戻ってきたのかなと思います」

 ◆武豊騎手(ディバインフォース15着)「途中からついていけなかった」

 ◆松若騎手(シロニイ16着)「好位で競馬ができました。操縦性は良かったけど、向こう正面から手が動き、力尽きました」

 ◆横山和騎手(ジャコマル17着)「このメンバーではしんどかった。流れも厳しかったですね」



★2日阪神11R「天皇賞・春」の着順&払戻金はこちら

【天皇賞・春】カレンブーケドール3着で悲願のGI制覇お預け 戸崎「やりたいレースはできた」 2021年5月2日() 18:47

 5月2日の阪神11Rで行われた第163回天皇賞・春(4歳以上オープン、定量、GI、芝3200メートル(外→内)、17頭立て、1着賞金=1億5000万円)は、福永祐一騎手騎乗の3番人気ワールドプレミア(牡5歳、栗東・友道康夫厩舎)が中団追走から直線鋭く伸びて勝利。2019年菊花賞以来のGI2勝目を挙げた。タイムは3分14秒7(良)のレコード。



 カレンブーケドールは、1953年のレダ以来68年ぶりの牝馬Vならず、悲願のGI制覇はお預けとなった。終始、ディアスティマジャコマルを前に見るソツのないレース運び。2周目の3コーナー過ぎにジャコマルを交わし2番手に、直線入り口で先頭に立ち押し切りを図ったが、最後は懸命に食い下がるも2頭に交わされ3着に終わった。



 ◆戸崎圭太騎手「やりたいレースはできましたね。強いて言えば、道中で真面目に走る面があり、リラックスして走っていた馬との差が出て、苦しくなりました。それでも毎回、堅実に走ってくれます」



★【天皇賞・春】払い戻し確定!! 全着順も掲載

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【天皇賞・春】GI初の親子3人騎乗…三男・横山武ウインマリリンが5着で最先着「よく頑張ってくれた」 2021年5月2日() 18:46

 5月2日の阪神11Rで行われた第163回天皇賞・春(4歳以上オープン、定量、GI、芝3200メートル(外→内)、17頭立て、1着賞金=1億5000万円)は、福永祐一騎手騎乗の3番人気ワールドプレミア(牡5歳、栗東・友道康夫厩舎)が中団追走から直線鋭く伸びて勝利。2019年菊花賞以来のGI2勝目を挙げた。タイムは3分14秒7(良)のレコード。



 GI史上初の親子3騎手の競演が実現し、三男・横山武史騎乗のウインマリリンが5着で最先着を果たした。外枠14番からのスタートでいつもの先行策ではなく、中団を追走。ワールドプレミアを追うように外を回って進出を開始すると、直線でもしぶくとく脚を伸ばしディアスティマを交わしてゴールに飛び込んだ。なお、父・典弘騎手騎乗のオセアグレイトは13着、長男・和生騎手騎乗のジャコマルは17着のしんがり負けとなった。



 ◆横山武史騎手「適距離ではないなかで、よく頑張ってくれました」



★【天皇賞・春】払い戻し確定!! 全着順も掲載

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【天皇賞・春】代打・坂井騎乗のディアスティマが逃げて6着 坂井「初の一線級相手でよく頑張ってくれた」 2021年5月2日() 18:44

 5月2日の阪神11Rで行われた第163回天皇賞・春(4歳以上オープン、定量、GI、芝3200メートル(外→内)、17頭立て、1着賞金=1億5000万円)は、福永祐一騎手騎乗の3番人気ワールドプレミア(牡5歳、栗東・友道康夫厩舎)が中団追走から直線鋭く伸びて勝利。2019年菊花賞以来のGI2勝目を挙げた。タイムは3分14秒7(良)のレコード。



 天皇賞・春と同舞台の松籟Sを快勝したディアスティマは、騎乗予定だった北村友一騎手が2Rで落馬し負傷したため、急きょ坂井瑠星騎手が代打騎乗して6着。スタート後にジャコマルに競りかけられるも譲ることなくハナへ。1000メートル通過59秒8の速い流れを作り出し、そのまま直線へ。カレンブーケドールに早々と交わされたが、内ラチ沿いで最後まで必死に抵抗して6着に入線した。



 ◆坂井瑠星騎手「最後は苦しくなりましたが、まだ4歳だし、初の一線級相手でよく頑張ってくれました」



★【天皇賞・春】払い戻し確定!! 全着順も掲載

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【天皇賞・春】前走後の談話 2021年5月2日() 04:50

 〔1〕ワールドプレミア「いい感じで3コーナーを回ってこられたけど。上位とは斤量の差」(日経賞3着=石橋騎手)

 〔2〕アリストテレス「前半で少し引っ掛かった。直線へ入るところで反応したけど突然、苦しくなった」(阪神大賞典7着=ルメール騎手)

 〔3〕カレンブーケドール「好位で脚をためられて、最後も差を詰めているが…」(日経賞2着=松山騎手)

 〔4〕シロニイ「時計がかかる馬場はよかった」(阪神大賞典4着=松若騎手)

 〔5〕ディアスティマ「上手に走ってくれた。スタミナが豊富」(松籟S1着=北村友騎手)

 〔6〕マカヒキ「一瞬の脚を使うタイプ」(ジャパンC9着=三浦騎手)

 〔7〕ユーキャンスマイル「4コーナーを回ったときには、勝ち馬をかわせると思ったけど、離された」(阪神大賞典2着=藤岡佑騎手)

 〔8〕ディバインフォース「坂で脚いろが同じになった」(サンシャインS3着=池添騎手)

 〔9〕ジャコマル「マイペースで行ければしぶとい」(日経賞5着=田中勝騎手)

 〔11〕メイショウテンゲン「きっかけになるレースはできた」(阪神大賞典6着=酒井騎手)

 〔12〕ディープボンド「前が引っ張ってくれ、自分のペースを守れる理想的な流れだった」(阪神大賞典1着=和田竜騎手)

 〔13〕ナムラドノヴァン「距離も合っているのだろう」(阪神大賞典3着=内田騎手)

 〔14〕ウインマリリン「今日は内枠が引けた。道中は結構しんどかったけど、最後までよく伸びてくれた」(日経賞1着=横山武騎手)

 〔15〕オセアグレイト「騎手が言うには“掘れた馬場を気にしていた”と」(日経賞6着=菊川師)

 〔16〕メロディーレーン「今日はぐっとくるところがなかった」(大阪-ハンブルクC10着=酒井騎手)

 〔17〕オーソリティ「道中は辛抱していましたし、しまいもよく頑張っています」(ダイヤモンドS2着=川田騎手)



天皇賞・春の出馬表はこちら 調教タイムも掲載

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【天皇賞・春】金曜日の陣営 2021年5月1日() 04:52

 〈栗東トレセン〉

 阪神大賞典1着ディープボンドはCWコースを走ってから、坂路を4ハロン67秒6-16秒4で駆け上がった。その後もゲート練習など、入念に調整。「距離が長いので、枠(〔6〕枠(12)番)はどこでもいいかなと思ったけど、外めで絡まれることもないので、ちょうどいいかなと思います。いいポジションで競馬ができれば」と大久保調教師。

 阪神大賞典7着から巻き返しを狙うアリストテレスは坂路で4ハロン66秒9-16秒3と活気のある動き。「状態はいいし、枠(〔1〕枠(2)番)もいいんじゃないかな。調教では掛かる面を見せないので、あとは折り合いだね」と音無調教師。

 3頭出しの友道厩舎勢も好気配。日経賞3着ワールドプレミア=写真手前=は坂路4ハロンを60秒8-15秒4でゆったり駆け上がり、友道調教師は「徐々に体も良くなってきて、幅も出てきた。高速馬場よりは、適度に時計がかかったほうがいい」と雨予報を歓迎。阪神大賞典2着ユーキャンスマイルはCWコースできびきびとした動きで、「馬体は昨年秋のほうが重苦しい感じがしたけど、今は体に実が入っている。思った通りのローテーションで来ているし、楽しみ」と期待。ジャパンC9着以来、5カ月ぶりとなる8歳馬マカヒキもCWコースで運動。「馬体は“久々”という感じはするけど、年齢的なものもある。初めての距離だが、調教や実戦を見ても十分やれると思う」と力を込めた。

 同舞台の松籟Sを勝って臨むディアスティマは、坂路4ハロン71秒9-16秒6。「変わらず順調です。(馬体重は)予定通り。意識はしていませんでしたが、前走から微減ぐらいで出ることになるかなと思います」と高野調教師。

 昨年8着のメイショウテンゲンは、CWコースをゆったりとしたペースで1周。池添兼調教師は「いい感じで来ていますよ。時計がかかる馬場になりそうなのはプラス。気合も乗っていい感じ」と胸を張った。

 サンシャインS3着ディバインフォースは、ゲート練習からダートコースに入り、力強い脚さばき。寺島調教師は「追い切り後もガタッときていないし、変わらず順調です。経験豊富な(武豊)ジョッキーに乗ってもらえるのはいいですね」と楽しみにする。

 阪神大賞典3着ナムラドノヴァンは角馬場で汗を流し、坂路で4ハロン70秒8-16秒7をマーク。杉山晴調教師は「順調です。前走も良かったですが、高いレベルで馬が状態をキープしてくれています」とうなずいた。

 調教後馬体重352キロの小兵メロディーレーンはプールで体を動かし、馬体の維持に努めた。森田調教師は「いつも通り、プールにいきました。レース前はいつもカイバを食べないからね。中2週でも体はキープできている」と語った。

 GI初挑戦のジャコマルは角馬場での運動にとどめ、軽めの調整。「もともと追い切り後はあまりやらない馬ですから。軽く調整する程度でいいと思います。変わりないです」と松永幹調教師。

 白毛馬シロニイは角馬場で体をほぐしてから坂路に向かい、4ハロン65秒0-16秒7。兼武助手は「元気は良さそうです。雨が降って馬場は荒れる方が、この馬にとってはいいですね。スタミナ勝負になってほしい」と雨馬場を願った。

 ゴーストは厩舎周りの運動で体をほぐした。橋口調教師は「変わりなく来ています。枠(〔5〕枠(10)番)もちょうど真ん中で内、外を見ながら行けるし、いいと思う。(全4勝のうち2勝と)阪神コースは合っているので」と力を込めた。



 〈美浦トレセン〉

 カレンブーケドールは坂路を4ハロン63秒8-15秒0で元気に駆け上がった。「順調。競馬の日になるとすっきりした体で出てくるし、特に気になるところもない。(各馬)どっこいどっこいだから、うまく立ち回った馬が勝つかな」と国枝調教師は余裕の表情。

 オーソリティは坂路を4ハロン72秒2で駆け上がった後、南Bコースをキャンターで流した。「トラブルなく管理できています。いい走りをして、応援してくれている人に喜んでもらえたら」と木村調教師。

 オセアグレイトは南Pコースをキャンターで1周し、同日夜に阪神競馬場へと移動。「(横山典)ジョッキーがずっと稽古もつけてくれて、最高の状態でレースに臨める。阪神は初めてだけど、物おじするタイプじゃないので」と菊川調教師はデキに太鼓判。

 ウインマリリンは早朝にトレセンを出発し、午後1時1分に阪神競馬場入りした。「輸送でどのくらい減るかだけど、体調はいいからね。レースは(横山武)ジョッキーに任せます」と手塚調教師。



天皇賞・春の出馬表はこちら 調教タイムも掲載

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ジャコマルの関連コラム

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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


5月2日(日) 阪神11R 第163回天皇賞(春)(4歳以上G1・芝3200m)

【登録頭数:17頭】(フルゲート:18頭)


<優先出走馬>

ウインマリリン(C)中4週 阪神芝0.0.0.1
前走時は追い切りの動きも素軽く、馬体も絞れて好仕上がりだった。今回は輸送もあり、これ以上馬体は減らしたくない中でのやや控えめな調整。1週前追い切りでは併走相手に手応えで見劣っており、前走からの上積みまでは期待できないか。

ディープボンド(A)中5週 阪神芝1.1.0.0
跳びが大きく、終い首が高くなりがちな馬だが、1週前追い切りでは今回も好時計で先着。これまで以上に力強く前に伸びる感じで、かなり良い動きを披露してきた。パドックでテンションが上がるタイプなので、無観客で行われることはプラスになりそう。


<賞金上位馬>

カレンブーケドール(D)中4週 阪神芝0.0.0.0
前走時は久しぶりに南Wで調整されていたが、この中間は坂路での調整に戻ってしまった。南Wで調整されている時のほうが好成績に結びついているイメージがあり、この中間の坂路時計を見ても自身としては平凡レベルの内容で、良かった頃の勢いは感じられない。

アリストテレス(A)中5週 阪神芝0.3.0.1
前走時も追い切りの動きは悪くなかったが、ルメール騎手が追い切りに騎乗していなかったためか、レースで集中力を欠くところが多かった。直接的に結果に影響したかは分からないが、気になった部分であることは事実。この中間は、ルメール騎手が2週前、1週前と追い切りに跨り、動きを見ても集中力のある走りを見せている。長距離戦に向けての調整として、良い内容。

オーソリティ(B)中9週 阪神芝0.0.0.0
走りを見ると左回りのほうがスムーズな印象があり右回りは気になるが、初の関西への長距離輸送を克服できれば。1週前追い切りの動きからも、直線の伸び脚良好で出来の良さが伝わってくる。

ワールドプレミア(B)中4週 阪神芝0.1.1.0
長期休養明けを使われつつ出来は良くなっている感じ。1週前はまだ重いという感触は残すものの、初騎乗の福永騎手を背に折り合いがついた動きを見せていて悪い印象はない。ここ2戦はパドックでも落ち着いていて、無観客で行われる点はこの馬にもプラスに。

ユーキャンスマイル(A)中5週 阪神芝1.2.0.1
長距離実績があり、阪神内回りでは3戦して3連対でこのコースが最も向いている馬。1週前追い切りでは、いつもより内目を回っているので時計も速くなっているが、ビッシリ追われて終いしっかり先着と、直前リハを控えての動きとしては文句なし。

マカヒキ(D)5ヶ月 阪神芝0.0.0.4
1週前は、先着こそ果たしているが、終いに首が上がり脚も上がり気味で出来自体物足りず。それ以前に、ジャパンCからの休み明けで、芝3200m戦は普通に考えて厳しい。

オセアグレイト(A)中4週 阪神芝0.0.0.0
休み明けの前走を使われて状態は上向き。1週前追い切りでは、外ラチ沿いを抜群の伸び脚で駆け抜け、内の併走馬2頭とは動きが違った。

ディアスティマ(C)中8週 阪神芝1.0.1.0
この中間も前走同様に坂路で追われて時計も優秀。ただ、1週前の動きを見ると終いの伸び脚がもう少しほしい感じ。

ゴースト(C)中5週 阪神芝2.0.0.2
乗り込み豊富で1週前に長めから強めに追われている。ただ、動きはやや重めで少し物足りない感じ。

ナムラドノヴァン(B)中5週 阪神芝0.0.1.2
この中間、1週前追い切りでは併せて遅れているものの動き自体は悪くない。近走3000m級で差のない競馬が続いており、最終追い切りでの動きが軽くなれば好勝負が期待できそう。

メイショウテンゲン(B)中5週 阪神芝1.0.2.2
前走時の追い切りでは動きが良くなっていて、ここにきて状態が上がってきている。1週前追い切りからも、首を使った走りに戻ってきている様が見てとれ、出来引き続き良好。

ジャコマル(C)中4週 阪神芝0.0.0.2
この中間も追い切りの時計は良くも悪くも変わらず。状態は特に悪くなさそうではあるが、走りが硬く、そのあたりが変わってこないともうひとつ上のステージでは厳しいか。

ディバインフォース(B)中1週 阪神芝2.2.0.1
阪神は向いているが、今回中1週でこの中間は軽めの調整。近走は詰めて使われていて、前走時のパドックでは馬体が仕上がっていた印象を受けた。どれだけ今の状態をキープできるかが鍵になってくる。

メロディーレーン(E)中2週 阪神芝2.0.1.6
かなり小柄な牝馬で、(そのキャラもあって)人気先行する馬。中2週で臨む今年は、前走時のパドックでイレ込んでいた点も含め、特にプラスになる材料はない。

シロニイ(C)中5週 阪神芝0.0.0.4
併せ馬では遅れることの多い馬。動きを見ると、白い馬なのでバネがあるように感じてしまうが、終いに首が上がり気味で伸び脚は物足りない。


このコラムからの推奨馬はディープボンドユーキャンスマイルアリストテレスオセアグレイトの4頭をあげておきます。


◇今回は天皇賞(春)編でした。
毎年のように当コラムで、近年の天皇賞(春)菊花賞は長距離戦とはいえスタミナよりも折り合いが重要ということを書いてきました。それは、3コーナーに下り坂のある独特のコース形態の京都競馬場で行われるが故の見解。
そして、周知の通り、今年は阪神競馬場に舞台を移して行われます。阪神競馬場で行われるとなれば、当然話は少し変わってきます。阪神芝3200mに最も近い条件で行われている阪神大賞典のレース内容を見ていると、大前提として折り合いはもちろんのこと、スタミナもかなり重要になっている印象があります。そういった意味からすると、今年の天皇賞(春)は、ステイヤーにとってビワハヤヒデの勝利した1994年以来およそ四半世紀ぶりに訪れる、またとないG1制覇のチャンスなのかもしれません。


天皇賞(春)出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。


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2016年9月8日(木) 11:30 競馬プロ予想MAX
先週の回顧~(9/3~9/4)☆まんでがんプロ的中連発で収支プラス62万超をマーク!
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先週は、3(土)に札幌競馬場でG3札幌2歳ステークスが、4(日)小倉競馬場でG3小倉2歳ステークスが、新潟競馬場でG3新潟記念行われました。それでは、いつものようにレース結果と競馬予想の達人・ウマニティプロ予想家陣のスマッシュヒットを振り返っていきたいと思います。
 
G3札幌2歳ステークスは抜群のスタートを決めたトラストが先手を取って直線コースへ。先頭はトラストでリードは3馬身、単独2番手にアンノートル、内にはジャコマルエトルディーニュが続いて、後方各馬も追い出しにかかります。残り100mを通過、ここでブラックオニキスアドマイヤウイナーが2番手に浮上して前を追いますが、先頭を行くトラストの逃げ脚は衰えず、完全にセーフティリード!2着のブラックオニキスに2馬身半差をつけての快勝でした!そこからクビ差の3着にはアドマイヤウイナーが入っています。
 
公認プロ予想家では馬券生活プロ他7名が的中しています。
   
G3小倉2歳ステークスは押して先手を主張したナムラアイドルがレースを引っ張りますが、4コーナーで一杯。変わってレーヌミノルが先頭に立って直線コースへ。先頭は逃げるレーヌミノルでリードは3馬身、2番手グループにはカシノマストクインズサリナダイイチターミナル、外からはオールポッシブルが追い込み態勢。残り200mを通過、ここで浜中騎手のGOサインに応えて逃げるレーヌミノルが一気にスパート!グングン後続を引き離し、最後は2着ダイイチターミナルに6馬身差をつけ、重賞初制覇を飾りました!2着にダイイチターミナル、そこから半馬身差の3着にカシノマストが入っています。
 
公認プロ予想家では霧プロ他12名が的中しています。
 
G3新潟記念メイショウナルトが先頭で直線コースへ。逃げるメイショウナルトのリードは4馬身!2番手以降は内から外にずらっと横一線で各馬徐々に追い出しにかかります。残り200mを通過、ここでメイショウナルトは一杯、代わってマイネルミラノクランモンタナの先頭争いとなりますが、直後、大外からアデイインザライフが一気の伸び脚!前の2頭を捉えるとゴールまで力強い末脚で快勝しました!3/4差の2着にアルバートドック、そこから半馬身差の3着にロンギングダンサーが入っています。
 
公認プロ予想家ではdream1002プロくりーくプロが的中しています。
 
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☆☆☆注目プロ →☆まんでがんプロ
勝負レースとした3(土)新潟12Rで『成長力ある血の背景。体重が増え、好走している。1列前の競馬なら差し届いて驚けない脚力。』と本命にした◎ウサギノカケアシからの馬単145.5倍、3連単653.8倍を的中させ、31万9910円を払い戻しました!この他にも小倉9Rで22万3520円、小倉12Rで20万5480円を払い戻すなど的中連発!週末トータル回収率187%、収支プラス62万9040円の好成績を収めています。
 
☆☆☆注目プロ →馬券生活プロ
3(土)札幌11R札幌2歳ステークスG3で単勝59.8倍の穴◎ブラックオニキスの複勝を3000円、馬連181.2倍を2300円的中させ、45万2160円の払い戻し!週末トータル回収率296%、収支プラス36万8790円をマークしています。
 
☆☆☆注目プロ →きいいろプロ
3(土)札幌7Rで○◎の印で単勝8.6倍を3000円、馬連50.5倍を4000円的中させ、22万7800円を払い戻し!同日の札幌1Rでも◎ララベスラーナの単勝19.3倍を1万円的中させ、19万3000円を払い戻し!週末トータル回収率129%、収支プラス20万9380円をマークしています。
 
☆☆☆注目プロ →kmプロ
4(日)小倉5Rで◎ケンビションの単勝を1万円的中させ、51万5000円を払い戻し!新潟12Rでは単勝17.3倍の◎ミキノドラマーの単勝を的中させ、17万3000円を払い戻しました!週末トータル回収率109%をマークしています。
  
☆☆☆注目プロ →加藤拓プロ
4(日)札幌5Rで◎レッドアルカディアの単勝5.8倍を5000円、○エクスプレスレーンとの馬連、ワイドを的中させ、14万9400円を払い戻しました!週末トータル回収率124%をマークしています。
 
この他にも馬っしぐらプロ(107%)、夢月プロ(102%)が回収率100%超の活躍を見せています。
 
今週もウマニティプロ予想MAXにご期待ください!

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2016年9月6日(火) 10:23 ター坊
【新潟記念他】先週の結果などふり返り byうまカレ
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学生団体うまカレ副代表の金沢ユウダイです。
先週の競馬で考えたことをまとめます。

●このメンバーなら当然
札幌2歳Sはトラストが制しましたが、今年は血統レベルを見ても、新馬・未勝利のレース振りを見ても低レベルだと感じていましたし、このメンバーならトラストにチャンスがあるだろうと思っていました。岡田繁幸氏は、「自身の育成手法に見合った馬を見つけ出すこと」に関してはとんでもない能力をお持ちだと感じます。ただ、だからこそいわゆる「マイネル軍団」もそうですが、ほかの育成馬に比べて血統で語れる範囲が狭いのです。先輩プレイアンドリアルは名門Keties牝系にAlydar、Danzig、ティンバーカントリーと配された良血で、レース振りを見ても東京2400のGIで勝負になる馬だったでしょう。一方トラストはというと、血統派プレイアンドリアルに比べると地味な血統、距離適性も短めにうつりますし、東京2400ならプレイアンドリアルの方が上だろうと現状では思っています。今後は戦法や気性面などで課題がありますが、常識で語れない岡田氏の持ち馬ですのでどんな馬に成長するのか実に楽しみです。

フラワープレミアジャコマル
負けた組で注目したいのは5着フラワープレミアと6着ジャコマル
フラワープレミアは牝系がソシアルバターフライで、叔母にオークス出走のフロイテアクィーンがいる血統。Bold Reason≒Never bend5×4のパワーとHalo≒Drone4×5の柔らかさのバランスが絶妙で、それでもパワー優先ですから内回りの中距離がベスト。今回も直線スムーズならば2着を争っていてもおかしくありませんでしたし、いかにも冬の中山が合いそうなイメージです。
ジャコマルダノンシャンティ×トニービンという組み合わせですがポイントとなるのは母母ミスティックアイズだろうと思います。3代母スキムがNijinsky×Buckpasserというマルゼンスキー的相似配合で、そこにEastern Echoを配されてSearching≒Busanda5×4(War AdmiralとLa Troiennne)。このパワーが効いているように思いますね。父ダノシャンティはどちらかというと「柔」の血を伝える種牡馬ですから、相反するパワー≒「剛」の血を母から取り込み、そのバランスが良いのでしょう。トラストの2番手という展開は厳しいものでしたが、6着に粘っているのは悪くない内容でした(同じく4角2番手のアンノートルは9着)。

●素質開花
新潟記念アデイインザライフが再昇級初戦の重賞参戦で重賞初制覇。大外差し3頭での決着だったので、8枠や横山典弘騎手の騎乗が見事ではあったのですが、55キロでも休み明けで勝ち切るとは思わなかったので、この素質開花には拍手を送りたいところです。配合的にはレース考察にも書きましたが、「父中距離馬×母父短距離馬」という配合系で、血統表の1/4も「パワー」のフレンドレイ(デインヒル×マルゼンスキー)となると、「直線の長いコースで末脚を活かす競馬」で大きなところを取るタイプではないし、馬体や走法をみてもそういう印象はありません。だから常総Sの捲りこそこの馬の本質で、GIを取るのであれば有馬記念宝塚記念だろうと思います。
望田先生のアデイインザライフの弥生賞時における考察が非常に印象的です。

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デインヒルのパワーを凝縮したフレンドレイに、Princely Gift×ノーザンテーストというサッカーボーイステイゴールド的な和風な柔らかさ伝えるサクラバクシンオーが配され、Halo≒Sir Ivor3×5でサンデー系最高のしなやかさを伝えるディープインパクトが配されてアデイインザライフが出たというのは、ディープ×デインヒルでミッキーアイルが出たり、ステゴ×デインヒルでナカヤマフェスタやフェニーメノが出ている状況や、それらの配合と比較してみても非常に興味をそそられる。
そのあたりも踏まえた上で京成杯で◎にしたときにナカヤマフェスタとの比較で書いたのだが、実馬の比較でもサンデーの“柔”とデインヒルの“剛”の噛み合い方や発現の仕方など重なるところは多い。550キロ近い大型だがまだまだ緩いところがあって大雑把なレースしかできないが、ナカヤマフェスタ京成杯アーリーロブストに逃げ切られていたころは似たような緩さがあった。岡田総帥は「素質は高いけどまだまだ緩いから、こういう馬はバンバン実戦に使ってダービーまで筋力をつけていくべきだ」とおっしゃっていた。「父中距離×母父スプリンター(母もスプリンター)」の配合形だから、悠然と捲ってしまうような脚質に完成するのではないかと思っているし、緩さが解消されればそういうレースができるようになるだろうとも思っているが、解消されてこないならば3歳春はナカヤマフェスタと似たような道を歩むことになるだろう。

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果たしてこの新潟記念ナカヤマフェスタにおけるメトロポリタンSになるのか...

天皇賞(秋)向き
アルバートドックは58キロでも2着死守。母系の濃いHyperionが発現してきたのなら逆らいたくないと思っていたし、58でも勝ち切ってほしかったところだが、先述したようにアデイインザライフナカヤマフェスタな可能性もあるので良しとします。声を大にして言いたいのは、極めて天皇賞(秋)向きな馬であるということです。その年のペースに寄りますが、厳しいペースで流れた年は、ジャスタウェイダイワメジャートーセンジョーダンなどHyperionを豊富に持つ馬が好走するのが天皇賞(秋)。この4歳秋の本格化はやっぱりジャスタウェイらしさを感じるし、もし出走するのであれば、今年はキタサンブラックエイシンヒカリという先行馬もいるし、「前走:新潟記念2着」というローテでも重い印を打ってみたくなります。ジャスタウェイだって「関屋記念2着→毎日王冠2着」からの覚醒でしたからね。

ダイワメジャー×タイキシャトル
小倉2歳Sはレーヌミノルが圧勝。母ダイワエンジェルは2010年生まれのダイワストリームからレーヌミノルまで5年連続でダイワメジャーを配されていて、その全てが中央で勝利を挙げています。このダイワメジャー×タイキシャトルという組み合わせはHalo3×4、さらにダイワメジャーと好相性のCaerleonを同時に取り込めるので相性が悪いはずがありません。
ちなみに現2歳のダイワメジャー×タイキシャトルは、本馬の他にメイショウアツヒメの2014だけで、母はメイショウボーラーの全妹、このCaerleon≒Storm Catはダイワメジャーに合うはずなので走ってくるでしょう。

ヤマカツグレース
先週の新馬・未勝利の中で取り上げたいのは土曜札幌5R(芝1500m)を制したヤマカツグレースヤマカツエースの半妹で、ヤマカツエース同様にAmerifloraの血を増幅できているのが良いですね(デインヒル≒Ameriflora3×3)。ただ、逆に「デインヒル増幅」という観点でみればLa Troiennneは増幅できていないのがどうか。イメージ的にはやはりフラワーカップでしょうか。外回りのマイルで弾けるタイプではありません。


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【参考】

『日本サラブレッド配合史―日本百名馬と世界の名血の探究』(笠雄二郎著)
望田潤さんのブログ http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
栗山求さんの連載「血統SQUARE」http://www.miesque.com/motomu/works.html
『覚えておきたい 日本の牝系100』(平出貴昭著)

【うまカレBlog】http://umacollege.blog.fc2.com
【Twitter】https://twitter.com/umacolle
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金沢ユウダイ
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【ブログ】http://derby6-1.hatenablog.com/

執筆者:うまカレ(MYコロシアム>最新予想にリンク)

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ジャコマルの口コミ


口コミ一覧
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 今年の天皇賞(春)は、昨年の菊花賞馬『タイトルホルダー』と昨年の天皇賞(春)2着馬『ディープボンド』が、これまでの実績から、他の出走馬の追随を許さず、どちらかが勝つのではないかと思われているようです。

 ちなみに、『ディープボンド』は菊花賞で4着になっていますので、3歳時点では『タイトルホルダー』の方が実績上位と言えるのですが、その後の成長により菊花賞馬と互角に戦える力を付けて天皇賞(春)で2着になったと捉えれば、この2頭の能力に差がないと推測することができます。

 確かに、天皇賞(春)における『菊花賞馬』は10年間で6勝を挙げていて、実績から菊花賞馬の『タイトルホルダー』に分があると思いたくなるのですが、両馬の力関係を正しく判断するため、菊花賞と天皇賞(春)の関連をもっと詳しく分析してみたいと思います。

 まず、過去10年間で6勝の内訳をみると、フィエールマンとキタサンブラックが2連覇していますので、実質は、菊花賞馬10頭中4頭が勝利していることになり、天皇賞(春)で4-0-1-3 不出走2、という成績では勝つ見込みが五分五分ということになり、菊花賞馬の成績が優秀と言えるか、微妙な感じがします。

 昨年の菊花賞馬『タイトルホルダー』が今年の天皇賞(春)で勝利することができるか、過去10年間で菊花賞馬が翌年春に『天皇賞(春)』を勝った例を確かめると、2連覇したフィエールマンとキタサンブラックの2頭だけです。

 残りの2頭は、菊花賞の翌々年に勝利したワールドプレミアと、3年後の『天皇賞(春)』を勝ったゴールドシップでした。

 更に遡って、菊花賞馬が翌年春に『天皇賞(春)』を勝つパターンを探し出すと2006年のディープインパクト、2003年のヒシミラクル、2002年のマンハッタンカフェの3頭が見つかります。

 即ち、極論すると『タイトルホルダー』が『ディープインパクト級』でなければ、4歳で初出走する『天皇賞(春)』では勝てないことになります。

 別の言い方をすると、過去22年間で7頭の菊花賞馬しか『天皇賞(春)』を勝つことができないこと(勝率31.8%:5頭の不出走馬を除くと勝率41.2%)が『タイトルホルダー』に対する不安材料になります。


 それでは、昨年の『天皇賞(春)』2着馬が連続で連対する可能性への期待は、『タイトルホルダー』に対する不安に勝るのでしょうか。

 これまで述べてきたことの根拠にしている『菊花賞馬が翌年春の天皇賞(春)を勝つことが如何に容易でないか』が分かるデータを示して、同じデータから2年連続で連対する可能性について検討してみたいと思います。

【菊花賞馬の天皇賞(春)への出走状況と成績】
実施年  菊花賞優勝馬   翌年天皇賞(春)  翌々年天皇賞(春)  3年後天皇賞(春)
2021年 タイトルホルダー  
2020年 コントレイル    2021年不出走
2019年 ワールドプレミア  2020年不出走   2021年1着
2018年※フィエールマン   2019年1着    2020年1着
2017年 キセキ       2018年不出走   2019年不出走   2020年6着
2016年 サトノダイヤモンド 2017年3着    
2015年※キタサンブラック  2016年1着    2017年1着
2014年 トーホウジャッカル 2015年不出走   2016年5着
2013年 エピファネイア   2014年不出走
2012年 ゴールドシップ   2013年5着    2014年7着   2015年1着
2011年 オルフェーヴル   2012年11着
2010年 ビッグウィーク   2011年不出走
2009年 スリーロールス   2010年不出走
2008年 オウケンブルースリ 2009年不出走   2010年不出走  2011年10着
2007年 アサクサキングス  2008年3着    2009年9着
2006年 ソングオブウインド 2007年不出走
2005年※ディープインパクト 2006年1着
2004年 デルタブルース   2005年不出走   2006年10着   2007年12着  2008年不出走  2006年10着
2003年 ザッツザプレンティ 2004年16着    2005年10着
2002年※ヒシミラクル    2003年1着    2004年不出走   2005年16着
2001年※マンハッタンカフェ 2002年1着    2003年不出走
2000年 エアシャカール   2001年8着


 上記のデータで分かるように『過去22年間で7頭の菊花賞馬しか「天皇賞(春)」を勝つことができない』ということになります。

 そして、この7頭の内『菊花賞馬が翌年春の天皇賞(春)を勝つパターン』に絞ると※印のついた5頭のみということになります。

 過去10年間に限定すると昨年の菊花賞馬が勝つ確率は20.0%(2頭/10頭)。過去22年間に広げれば22.7%(5頭/22頭)と推測することができます。


 そこで、菊花賞馬以外にどのような馬たちが『天皇賞(春)』で勝利して来たかが分かるように、先程のデータに『天皇賞(春)』の勝馬のデータを重ね合わせてみます。


【天皇賞(春)の勝馬+菊花賞馬の天皇賞(春)への出走状況と成績】

天皇賞(春)優勝馬 菊花賞  実施年  菊花賞優勝馬   翌年天皇賞(春)  翌々年天皇賞(春)  3年後天皇賞(春)
ワールドプレミア 1着   2021年 タイトルホルダー  
フィエールマン  1着   2020年 コントレイル    2021年不出走
フィエールマン  1着   2019年 ワールドプレミア  2020年不出走   2021年1着
レインボーライン 2着   2018年 フィエールマン   2019年1着    2020年1着
キタサンブラック 1着   2017年 キセキ       2018年不出走   2019年不出走   2020年6着
キタサンブラック 1着   2016年 サトノダイヤモンド 2017年3着    
ゴールドシップ  1着   2015年 キタサンブラック  2016年1着    2017年1着
フェノーメノ   不出走  2014年 トーホウジャッカル 2015年不出走   2016年5着
フェノーメノ   不出走  2013年 エピファネイア   2014年不出走
ビートブラック  3着   2012年 ゴールドシップ   2013年5着    2014年7着   2015年1着
ヒルノダムール  7着   2011年 オルフェーヴル   2012年11着

 2連勝したフィエールマンとキタサンブラックに加え、ワールドプレミアの勝ち星の3勝分は『菊花賞馬が翌々年春の天皇賞(春)を勝ったパターン』であり、ゴールドシップは『菊花賞馬が3年後の天皇賞(春)を勝ったパターン』になります。これらを合わせると菊花賞馬が計6勝となり、菊花賞馬の強さが際立つのは確かです。

 上記のデータで示したように、『春の天皇賞(春)』で菊花賞馬が勝てなかった年でも、菊花賞2着のレインボーラインや同3着のビートブラック、そして同7着のヒルノダムールが勝利していますので、菊花賞出走馬の優勢な状況は揺るぎのないものに感じられます。

 菊花賞の出走経験がない『天皇賞(春)』の勝馬は唯一、フェノーメノだけで、2連勝しています。菊花賞の出走経験がない場合は、3歳重賞実績があり、クラシックレース(皐月賞またはダービー)で勝ち負けできるだけの実力を発揮していなければ『天皇賞(春)』で勝ちきることができないことを示しているようです。

 その意味で、昨年の『ディープボンド』は、ほんの少し力が足りなかったために『菊花賞馬』になれず、『天皇賞(春)』でも1年先輩の『菊花賞馬』ワールドプレミアの2着に敗れてしまったのかもしれません。

 しかし、凱旋門賞を度外視すれば、その後はG2・G1で2勝2着1回の成績で、昨年以上の実績を引っ提げて、このレースに臨んで来ると思われます。

 『ディープボンド』が昨年の『有馬記念』で『エフフォーリア』の2着になっていることがそのように考える根拠になっています。

 ご存じの通り、『エフフォーリア』は『タイトルホルダー』を『皐月賞』と『ダービー』で2戦連続で下しており、この馬を物差しにして比較するなら、現在の『ディープボンド』ならば、1年後輩の『菊花賞馬 タイトルホルダー』にも、歴代の『菊花賞馬』にも遜色のない能力を持っていると推測することができます。

 『有馬記念』で同様に2着になり、その翌年の『天皇賞(春)』で2連勝した『キタサンブラック』級の力を『ディープボンド』が身につけるまで成長していれば、2年連続で連対または雪辱を果たして初のG1タイトルを獲得できるかもしれません。

 実は、『菊花賞馬』として『天皇賞(春)』で2連勝した『フィエールマン』も、『ディープボンド』と同様に凱旋門賞から『有馬記念』を経由して、翌年の『天皇賞(春)』で2連覇を果たしているのですが、有馬記念の成績では2着と4着で『ディープボンド』の方が上位の成績であることも、データ上は期待させる材料になっています。


 これまで、2強と思われる『タイトルホルダー』と『ディープボンド』について、菊花賞の成績と天皇賞(春)の成績の関連で検討してきましたので、これからは、どんな臨戦過程で『天皇賞(春)』に参戦してきた馬たちが上位に入賞してきたのかを調べてみたいと思います。

 ちなみに、『タイトルホルダー』は前走がG2日経賞1着で年明け2戦目の出走。『ディープボンド』は前走がG2阪神大賞典1着で、年明け3戦目の出走になります。

 『天皇賞(春)』はJRAにおける最長距離のG1レースですから、年明け初戦ではなかなか最大限に能力を発揮し難いと考えられます。

 ですから、4月下旬の約5カ月間に何戦するか、どのレースを選ぶのかによって、どんな成績を残しているかをデータから拾い出してみます。

 その際、昨年の日記に書いた以下の観点を再度確かめておきたいと思います。


『日経新春杯の1~3着までの馬たちが天皇賞(春)に目標を定めるとしたら、直行するのでなく次走に日経賞G2を経由してきた場合、過去11年間で最多の9頭が天皇賞(春) に出走し、2-1-2-4となかなか優秀な成績を収めています。今年(2021年)は日経新春杯から日経賞を経由して天皇賞(春)に参戦してくる馬がいないので来年(2022年)以降の参考にしたいものです。』


 それでは、前哨戦とみられる年明けのG2レース別の成績を確認にてみます。昨年は、『日経新春杯』『AJCC』『日経賞着』の3レースに絞って成績を調べていましたが、昨年の天皇賞(春)では『阪神大賞典1着』から参戦してきた『ディープボンド』が2着になり、今年も出走しますので『阪神大賞典』を加えて4つのG2レースについて検討してみます。

【同じシーズンにおけるG1での成績 2011年~2021年 過去11年】
① 日経新春杯からG1への参戦  2頭 (0-1-0-1)
   天皇賞(春)2着 グローリーヴェイズ 2019年  日経新春杯1着
   大阪杯  9着 アドマイヤビルゴ  2021年  日経新春杯10着

 【日経新春杯1着~3着馬のG1への参戦】 22頭 (1-1-0-20)
   天皇賞(春)1着 ヒルノダムール   2011年  日経新春杯2着 →大阪杯1着
   天皇賞(春)2着 グローリーヴェイズ 2019年  日経新春杯1着 天皇賞に直行
   大阪杯  9着 アドマイヤビルゴ  2021年  日経新春杯10着 大阪杯に直行

② AJCCからG1への参戦  1頭  (1-0-0-0)
   天皇賞(春)1着 フィエールマン   2019年  AJCC2着

 【AJCC1着~3着馬のG1への参戦】 19頭  (2-3-0-14)
   天皇賞(春)1着 フィエールマン   2019年 AJCC2着  天皇賞に直行
   天皇賞(春)4着 アリストテレス   2021年 AJCC1着 →阪神大賞典7着
   天皇賞(春)5着 ウインマリリン   2021年 AJCC6着 →日経賞1着
   QE2世C1着 ルーラーシップ   2012年 AJCC1着 →日経賞3着
   宝塚記念 2着 ルーラーシップ   2012年 AJCC1着 →日経賞3着
   宝塚記念 2着 ダノンバラード   2013年 AJCC1着 →日経賞7着
   宝塚記念 8着 モズベッロ     2021年 AJCC5着 →京都記念8着→大阪杯2着
   大阪杯  2着 モズベッロ     2021年 AJCC5着 →京都記念8着

③ 日経賞からG1への参戦   38頭 (5-2-4- 27)
   天皇賞(春)1着 ワールドプレミア  2021年  日経賞3着
   天皇賞(春)1着 フェノーメノ    2014年  日経賞5着
   天皇賞(春)1着 フェノーメノ    2013年  日経賞1着
   天皇賞(春)2着 スティッフェリオ  2020年  日経賞3着
   天皇賞(春)2着 ウインバリアシオン 2014年  日経賞1着
   天皇賞(春)3着 カレンブーケドール 2021年  日経賞2着
   天皇賞(春)3着 ミッキースワロー  2012年  日経賞1着
   天皇賞(春)3着 ホッコーブレーヴ  2014年  日経賞2着
   天皇賞(春)3着 ウインバリアシオン 2012年  日経賞2着
   天皇賞(春)5着 ウインマリリン   2021年  日経賞1着
   天皇賞(春)13着 オセアグレート   2021年  日経賞6着
   天皇賞(春)17着 ジャコマル      2021年  日経賞5着
   宝塚記念 1着 マリアライト     2016年  日経賞着
   QE2世C1着 ルーラーシップ    2012年  日経賞着

④ 阪神大賞典からG1への参戦   64頭 (3-3-5-53)
   天皇賞(春)1着 レインボーライン  2018年 阪神大賞典1着
   天皇賞(春)1着 ゴールドシップ   2015年 阪神大賞典1着
   天皇賞(春)1着 ビートブラック   2012年 阪神大賞典1着
   天皇賞(春)2着 ディープボンド   2021年 阪神大賞典1着
   天皇賞(春)2着 シュヴァルグラン  2017年 阪神大賞典2着
   天皇賞(春)2着 カレンミロティック 2016年 阪神大賞典6着
   天皇賞(春)3着 クリンチャー    2018年 阪神大賞典3着
   天皇賞(春)3着 サトノダイヤモンド 2017年 阪神大賞典1着
   天皇賞(春)3着 シュヴァルグラン  2016年 阪神大賞典1着
   天皇賞(春)3着 カレンミロティック 2015年 阪神大賞典4着
   天皇賞(春)3着 ナムラクレセント  2011年 阪神大賞典1着
   天皇賞(春)4着 アリストテレス   2021年 阪神大賞典7着
   天皇賞(春)4着 ユーキャンスマイル 2020年 阪神大賞典1着
   天皇賞(春)5着 トーセンカーナビ  2020年 阪神大賞典2着
   天皇賞(春)6着 キセキ       2020年 阪神大賞典7着
   天皇賞(春)7着 ユーキャンスマイル 2021年 阪神大賞典2着
   天皇賞(春)8着 メイショウテンゲン 2020年 阪神大賞典3着
   天皇賞(春)9着 ナムラドノバン   2021年 阪神大賞典3着
   天皇賞(春)11着 メロディーレーン   2020年 阪神大賞典5着
   天皇賞(春)12着 ゴースト       2021年 阪神大賞典中止
   天皇賞(春)14着 メイショウテンゲン  2021年 阪神大賞典6着
   天皇賞(春)16着 シロニイ       2021年 阪神大賞典4着


4つのG2レースの出走実数に対するG1上位入賞率は下記の通りになります。

      勝率  連対率 複勝率 
日経新春杯 4.5%  9.1%  9.1%   (1-1-0-20)
AJCC  10.5%  26.3%  26.3%   (2-3-0-14)
日経賞   13.2%  18.4%  28.9%   (5-2-4- 27)
阪神大賞典 4.7%  9.4%  17.2%   (3-3-5-53)

『日経新春杯』と『AJCC』については『天皇賞(春)』に直行するケースは少数派で、もう1戦G2を挟むのが常套手段になっていることが分かります。また、この2つのレースに出走後は『天皇賞(春)』ではなく、他のG1に向かうケースが散見されます。

 これに対して、『日経賞』と『阪神大賞典』の出走馬は、レース間隔の関係で『天皇賞(春)』に直行するのが主流で、目標が『天皇賞(春)』であることが明確になっています。


 このように4つ前哨戦は、それぞれの実施時期や距離の違いによって様々な選択の仕方があると思われますが、総合すると、4つのG2から直行した馬たちだけで9勝-2着6回-3着9回となり、着度数で考えると勝率81.8%であることは重く受け止めなければなりません。

 ですから、年明けのG2を1戦か2戦した出走馬を中心に本命候補を選ぶとすれば、これまでの『天皇賞(春)』の上位入賞馬がどのような臨戦過程で出走しているか、菊花賞に出走の有無と絡めながら過去のデータを調べ、今年の出走馬から本命候補を見つけるための選択に活かしたいと思います。



最初に、2011年の成績だけ詳しく示してみます。


【2021年天皇賞(春)におけるG2からの出走馬の成績】
 成績(着順)   馬名        前走G2着順  G2全体の成績 前々走(着順)
天皇賞(春)1着 ワールドプレミア  ←日経賞 3着  (5-2-4-27) ←有馬記念5着
天皇賞(春)2着 ディープボンド   ←阪神大賞典1着 (3-3-5-53) ←中山金杯14着
天皇賞(春)3着 カレンブーケドール ←日経賞 2着  (5-2-4-27) ←有馬記念5着
天皇賞(春)4着 アリストテレス   ←AJCC1着  (2-3-0-14) ←菊花賞2着
天皇賞(春)5着 ウインマリリン   ←日経賞 1着  (5-2-4-27) ←AJCC6着
天皇賞(春)13着 オセアグレート   ←日経賞 6着  (5-2-4-27) ←有馬記念15着
天皇賞(春)17着 ジャコマル      ←日経賞 5着  (5-2-4-27) ←ダイヤモンド7着

 昨年は1着から3着までの前走が全て前哨戦とみられるG2だけで占められています。掲示板に載った5頭まで広げても、やはり前哨戦の3つのG2だけで決まったレースになりました。(昨年は『日経新春杯』からの直行馬はいませんでした。)

 昨年の天皇賞(春)の4つの前哨戦では『日経賞』が優勢であり、次に『AJCC』であることも窺われます。とは言いながら、なぜか『日経賞1着馬』が、前走となった『AJCC』で6着、天皇賞(春)でも5着に敗退しているのがなんとも皮肉な結果であったと思います。

 全体の傾向を捉えることができたとしても、前走(前々走)の着順通りに決まらないことを踏まえながら、過去11年間の成績を見ていきましょう。

 ○レース全体のデータに示してあるのは

実施年度  優勝タイム   参考にする 前年の菊花賞優勝タイム 優勝馬名

菊花賞に出走経験のある全出走馬の成績  ※牝馬の場合は秋華賞の出走経験も含む

 天皇賞(春)が年明け初戦の成績  2戦目の馬の成績 3戦目の馬の成績 4戦目以上の馬の成績

菊花賞に出走経験のない全出走馬の成績  ※牝馬の場合は秋華賞の未経験も含む
 天皇賞(春)が年明け初戦の成績  2戦目の馬の成績 3戦目の馬の成績 4戦目以上の馬の成績


 ○1~3着馬のデータに示してあるのは

馬名 菊花賞前の重賞成績(菊花賞前の全成績)菊花賞出走の有無と着順 前々走→前走→天皇賞(春)着順
  G1(菊花賞以降~天皇賞(春)前の全G1の成績) レース名と着順
  G2(菊花賞以降~天皇賞(春)前の全G2の成績) レース名と着順
     ※天皇賞(春)で2回以上の場合は、その年の天皇賞(春)前までの全G1・2の成績



【過去11年間の天皇賞(春)の成績 2011年~2021年】

2021年  3分14秒7   ※参考 2020年菊花賞 3分05秒5 コントレイル
菊花賞・秋華賞 あり1-1-1-6
  年明け初戦0-0-0-0 2戦目1-0-1-1 3戦目0-1-0-3 4戦目以上0-0-0-2
菊花賞・秋華賞 なし0-0-0-8
  年明け初戦0-0-0-1 2戦目0-0-0-3 3戦目0-0-0-1 4戦目以上0-0-0-3

ワールドプレミア 神戸新聞杯3着(2-1-2-0)菊花賞1着 有馬記念5着→日経賞3着→天皇賞(春)1着
  G1(0-0-1-2) 菊花賞1着、有馬記念3着、ジャパンC6着、有馬記念5着
  G2(0-0-1-0) 日経賞3着

ディープボンド 京都新聞杯1着(2-1-1-4)菊花賞4着 中山金杯14着→阪神大賞典1着→天皇賞(春)2着 
  G1(0-0-0-1) 菊花賞4着
  G2(1-0-0-0) 阪神大賞典1着

カレンブーケドール オークス2着(2-2-2-1)秋華賞2着 有馬記念5着→日経賞2着→天皇賞(春)3着  
  G1(0-2-0-2)  秋華賞2着、ジャパンC2着・4着、有馬記念5着
  G2(0-3-0-0) 京都記念2着、オールカマー2着、日経賞2着

アリストテレス       (3-4-0-1) 菊花賞2着 AJCC1着→阪神大賞典7着→天皇賞(春)4着 
  G1(0-1-0-0)  菊花賞2着
  G2(1-0-0-1)  AJCC1着、阪神大賞典7着

ウインマリリン  フローラS1着、オークス2着(3-1-0-1) 秋華賞15着 天皇賞(春)5着 
         AJCC6着→日経賞1着→天皇賞(春)5着
  G1(0-0-0-2)  秋華賞15着、エリザベス女王杯4着
  G2(1-0-0-1) AJCC6着、日経賞 1着


2020年  3分16秒5  ※参考 2019年菊花賞 3分06秒0 ワールドプレミア
菊花賞・秋華賞 あり1-1-1-7
  年明け初戦1-0-0-1 2戦目0-0-0-3 3戦目0-1-1-3 4戦目以上0-0-0-0
菊花賞・秋華賞 なし0-0-0-4
  年明け初戦0-0-0-1 2戦目0-0-0-1 3戦目0-0-0-2 4戦目以上0-0-0-0


フィエールマン ラジオNIKKEI2着 (2-1-0-0) 菊花賞1着 凱旋門賞12着→有馬記念4着→天皇賞(春)1着
  G1(2-0-0-2) 菊花賞1着、天皇賞(春)1着、凱旋門賞12着、有馬記念4着
  G2(0-0-0-0) 

スティッフェリオ     (2-2-1-4) 菊花賞14着 AJCC8着→日経賞3着→天皇賞(春)2着
  G1(0-0-0-5) 菊花賞14着、大阪杯7着、宝塚記念7着、天皇賞秋12着、有馬記念13着
  G2(1-0-1-2) 札幌記念5着、オールカマー1着、AJCC8着、日経賞3着

ミッキースワロー セントライト1着 (3-0-1-2) 菊花賞6着 AJCC4着→日経賞1着→天皇賞(春)3着
  G1(0-0-0-4)菊花賞6着、大阪杯5着、ジャパンC5着、有馬記念11着、
  G2(1-2-0-2)AJCC2着、札幌記念13着、オールカマー2着、AJCC4着、日経賞1着



2019年  3分15秒0  ※参考 2018年菊花賞 3分06秒1 フィエールマン
菊花賞・秋華賞 あり1-1-0-5
  年明け初戦0-0-0-0 2戦目1-1-0-2 3戦目0-0-0-2 4戦目以上0-0-0-1
菊花賞・秋華賞 なし0-0-1-5
  年明け初戦0-0-0-0 2戦目0-0-1-2 3戦目0-0-0-2 4戦目以上0-0-0-1

フィエールマン ラジオNIKKEI2着 (2-1-0-0) 菊花賞1着 菊花賞1着→AJCC2着→天皇賞(春)1着
  G1(0-0-0-0) 菊花賞1着
  G2(0-1-0-0) AJCC2着

グローリーヴェイズ きさらぎ賞2着(2-2-0-1) 菊花賞5着 菊花賞5着→日経新春杯1着→天皇賞(春)2着
  G1(0-0-0-0) 菊花賞5着
  G2(1-0-0-0) 日経新春杯1着

パフォーマプロミス 3歳時2戦全勝(2-0-0-0) 菊花賞なし 有馬記念14着→京都記念4着→天皇賞(春)3着
  G1(0-0-0-0) 宝塚記念9着、有馬記念14着
  G2(0-0-0-0) 日経新春杯1着、目黒記念3着、京都記念4着


2018年  3分16秒2  ※参考 2017菊花賞 3分18秒9 キセキ 不良
菊花賞・秋華賞 あり1-0-1-3
  年明け初戦0-0-0-0 2戦目1-0-0-2 3戦目0-0-1-1 4戦目以上0-0-0-0
菊花賞・秋華賞 なし0-1-0-10
  年明け初戦0-0-0-0 2戦目0-1-0-3 3戦目0-0-0-2 4戦目以上0-0-0-5

レインボーライン アーリントン1着、NHKマイル3着、札幌記念3着 (3-2-3-4) 菊花賞2着 
         天皇賞秋3着→有馬記念8着→阪神大賞典1着→天皇賞(春)1着
  G1(0-1-1-5)菊花賞2着、ジャパンC6着・6着、天皇賞春12着、宝塚記念5着、
           天皇賞秋3着、有馬記念8着 
  G2(1-0-0-1) 日経賞4着、阪神大賞典1着

シュヴァルグラン 京都2歳S3着 (3-2-2-3) 菊花賞なし 有馬記念3着→大阪杯13着→天皇賞(春)2着
  G1(1-1-3-4) 天皇賞(春)3着、宝塚記念9着、ジャパンC3着、有馬記念6着、
            天皇賞(春)2着、宝塚記念8着、ジャパンC1着、有馬記念3着、
大阪杯13着
  G2(2-2-1-0) 日経新春杯2着、阪神大賞典1着、アルゼンチン1着、阪神大賞典2着、
            京都大賞典3着

クリンチャー     (2-0-0-4) 菊花賞2着 京都記念1着→阪神大賞典3着→天皇賞(春)3着
  G1(0-1-0-0) 菊花賞2着
  G2(1-0-1-0) 京都記念1着、阪神大賞典3着


2017年  3分12秒5  ※参考 2016年菊花賞 3分03秒3 サトノダイヤモンド
菊花賞・秋華賞 あり1-0-1-6
  年明け初戦0-0-0-0 2戦目1-0-1-3 3戦目0-0-0-2 4戦目以上0-0-0-1
菊花賞・秋華賞 なし0-1-0-8
  年明け初戦0-0-0-0 2戦目0-1-0-6 3戦目0-0-0-1 4戦目以上0-0-0-1

キタサンブラック スプリングS1着、皐月賞3着、セントライト1着  (4-0-1-1) 菊花賞1着
         有馬記念2着→大阪杯1着→天皇賞(春)1着
  G1(4-1-2-0)菊花賞1着、有馬記念3着、天皇賞春1着、宝塚記念3着、ジャパンC1着、
           有馬記念2着、大阪杯1着
  G2(1-1-0-0)大阪杯2着、京都大賞典1着

シュヴァルグラン 京都2歳S3着 (3-2-2-3) 菊花賞なし 有馬記念6着→阪神大賞典2着→天皇賞(春)2着
  G1(0-0-2-2) 天皇賞(春)3着、宝塚記念9着、ジャパンC3着、有馬記念6着
  G2(2-2-0-0) 日経新春杯2着、阪神大賞典1着、アルゼンチン1着、阪神大賞典2着

サトノダイヤモンド きさらぎ賞1着、皐月賞3着、ダービー2着、神戸新聞杯1着 (4-1-1-0)
           菊花賞1着  有馬記念1着→阪神大賞典1着→天皇賞(春)3着
  G1(2-0-0-0) 菊花賞1着、有馬記念1着
  G2(1-0-0-0) 阪神大賞典1着


2016年  3分15秒3  ※参考 2015年菊花賞 3分03秒9 キタサンブラック
菊花賞・秋華賞 あり1-0-0-5
  年明け初戦0-0-0-0 2戦目1-0-0-3 3戦目0-0-0-2 4戦目以上0-0-0-0
菊花賞・秋華賞 なし0-1-1-10
  年明け初戦0-0-0-0 2戦目0-1-0-4 3戦目0-0-1-4 4戦目以上0-0-0-2


キタサンブラック スプリングS1着、皐月賞3着、セントライト1着 (4-0-1-1) 菊花賞1着 
         天皇賞(春)1着  有馬記念3着→大阪杯2着→天皇賞(春)1着
  G1(1-0-1-0) 菊花賞1着、有馬記念3着
  G2(0-1-0-0) 大阪杯2着

カレンミロティック   (2-0-0-6) 菊花賞なし ジャパンC15着→阪神大賞典6着→天皇賞(春)2着
  G1(0-1-1-5) 有馬記念6着、宝塚記念2着、香港ヴァース5着、天皇賞(春)3着、
            宝塚記念13着、天皇賞秋13着、ジャパンC15着、
  G2(1-0-1-4) 金鯱賞1着、中山記念14着、大阪杯4着、阪神大賞典4着、
            京都大賞典3着、阪神大賞典6着

シュヴァルグラン  京都2歳S3着 (3-2-2-3) 菊花賞なし
          日経新春杯2着→阪神大賞典1着→天皇賞(春)3着
  G1(0-0-0-0) 
  G2(0-0-0-0) 日経新春杯2着、阪神大賞典1着


2015年  3分14秒7  ※参考 2014年菊花賞 3分01秒0 トーホウジャッカル
菊花賞・秋華賞 あり1-0-0-5
  年明け初戦0-0-0-0 2戦目1-0-0-4 3戦目0-0-0-1 4戦目以上0-0-0-0
菊花賞・秋華賞 なし0-1-1-9
  年明け初戦0-0-0-0 2戦目0-0-1-2 3戦目0-1-0-6 4戦目以上0-0-0-1


ゴールドシップ  札幌2歳S2着、皐月賞1着、神戸新聞杯1着 (5-2-0-1) 菊花賞1着
         AJCC7着→阪神大賞典1着→天皇賞(春)1着
  G1(0-0-0-0) 菊花賞1着、有馬記念1着、天皇賞(春)5着、宝塚記念1着、
            ジャパンC15着、有馬記念3着、天皇賞(春)7着、宝塚記念1着、
            凱旋門賞14着、有馬記念3着
  G2(0-0-0-0) 阪神大賞典1着、京都大賞典15着、阪神大賞典1着、札幌記念2着、
            AJCC7着、阪神大賞典1着

フェイムゲーム  京成杯1着(2-0-0-4) 菊花賞なし AJCC12着→ダイヤモンドS1着→天皇賞(春)2着
  G1(0-0-0-2) 天皇賞(春)6着、宝塚記念6着
  G2(1-0-1-2) AJCC3着、オールカマー6着、アルゼンチン1着、AJCC12着

カレンミロティック  (2-0-0-6) 菊花賞なし 香港ヴァース5着→阪神大賞典4着→天皇賞(春)3着
  G1(0-1-0-2) 有馬記念6着、宝塚記念2着、香港ヴァース5着
  G2(1-0-0-3) 金鯱賞1着、中山記念14着、大阪杯4着、阪神大賞典4着


2014年  3分15秒1  ※参考 2013年菊花賞 3分05秒2 エピファネイア 不良
菊花賞・秋華賞 あり0-1-0-3
  年明け初戦0-0-0-0 2戦目0-1-0-1 3戦目0-0-0-1 4戦目以上0-0-0-1
菊花賞・秋華賞 なし1-0-1-12
  年明け初戦0-0-0-1 2戦目1-0-1-4 3戦目0-0-0-5 4戦目以上0-0-0-2


フェノーメノ 青葉賞1着、ダービー2着、セントライト1着 (4-1-0-2) 菊花賞なし 天皇賞(春)1着
       宝塚記念4着→日経賞5着→天皇賞(春)1着
  G1(1-1-0-2) 天皇賞秋2着、ジャパンC5着、天皇賞(春)1着、宝塚記念4着、
  G2(1-0-0-1) 日経賞1着、日経賞5着

ウインバリアシオン青葉賞1着、ダービー2着、神戸新聞杯2着(3-2-0-3) 菊花賞2着 天皇賞(春)2着
         有馬記念2着→日経賞1着→天皇賞(春)2着
  G1(0-2-1-2) 菊花賞2着、ジャパンC5着、天皇賞(春)3着、宝塚記念4着、
            有馬記念2着
  G2(1-1-1-1) 京都記念6着、日経賞2着、金鯱賞3着、日経賞1着

ホッコーブレーヴ    (1-2-2-4) 菊花賞なし ジャパンC12着→日経賞2着→天皇賞(春)3着
  G1(0-0-0-1) ジャパンC12着
  G2(0-1-0-1) アルゼンチン5着、日経賞2着


2013年  3分14秒2  ※参考 2012年菊花賞 3分02秒9 ゴールドシップ
菊花賞・秋華賞 あり0-1-0-3
  年明け初戦0-0-0-0 2戦目0-1-0-2 3戦目0-0-0-0 4戦目以上0-0-0-1
菊花賞・秋華賞 なし1-0-1-12
  年明け初戦0-0-1-0 2戦目1-0-0-1 3戦目0-0-0-9 4戦目以上0-0-0-2

フェノーメノ 青葉賞1着、ダービー2着、セントライト1着 (4-1-0-2) 菊花賞なし 天皇賞(春)1着
       ジャパンC5着→日経賞1着→天皇賞(春)1着
  G1(0-1-0-1) 天皇賞秋2着、ジャパンC5着
  G2(1-0-0-0) 日経賞1着

トーセンラー きさらぎ賞1着、セントライト2着(2-1-2-2) 菊花賞3着 天皇賞(春)2着
       新潟記念7着→京都記念1着→天皇賞(春)2着
  G1(0-0-0-0) 菊花賞3着
  G2(0-0-0-0) 京都記念4着、日経賞10着、京都記念1着

レッドカドー     (0-0-0-0) 菊花賞なし ジャパンC8着→天皇賞(春)3着
  G1(0-0-0-1) ジャパンC8着
  G2(0-0-0-0) 


2012年  3分13秒8  ※参考 2011年菊花賞 3分02秒8 オルフェーヴル
菊花賞・秋華賞 あり1-0-1-6
  年明け初戦0-0-0-0 2戦目0-0-0-4 3戦目0-0-1-2 4戦目以上1-0-0-0
菊花賞・秋華賞 なし0-1-0-9
  年明け初戦0-0-0-0 2戦目0-1-0-2 3戦目0-0-0-4 4戦目以上0-0-0-3


ビートブラック   (3-3-2-6) 菊花賞3着 ダイヤモンドS6着→阪神大賞典10着→天皇賞(春)1着
  G1(0-0-1-2) 菊花賞3着、天皇賞(春)7着、宝塚記念11着
  G2(0-1-0-5) 日経新春杯10着、京都大賞典2着、アルゼンチン5着、
            ステイヤーズS11着、日経新春杯4着、阪神大賞典10着

トーセンジョーダン 共同通信杯2着(3-2-0-1) 菊花賞なし 有馬記念5着→大阪杯3着→天皇賞(春)2着
  G1(1-1-0-3) 有馬記念5着、宝塚記念9着、天皇賞秋1着、ジャパンC2着、
            有馬記念5着
  G2(3-0-1-0) アルゼンチン1着、AJCC1着、阪神大賞典取消、札幌記念1着、
            大阪杯3着

ウインバリアシオン青葉賞1着、ダービー2着、神戸新聞杯2着(3-2-0-3) 菊花賞2着 天皇賞(春)3着
         京都記念6着→日経賞2着→天皇賞(春)3着
  G1(0-1-0-1) 菊花賞2着、ジャパンC5着
  G2(0-1-0-1) 京都記念6着、日経賞2着


2011年  3分秒  ※参考 2010年菊花賞 3分06秒1 ビッグウィーク
菊花賞・秋華賞 あり1-0-1-5
  年明け初戦0-0-0-0 2戦目0-0-0-1 3戦目0-0-1-2 4戦目以上1-0-0-2
菊花賞・秋華賞 なし0-1-0-9
  年明け初戦0-0-0-0 2戦目0-1-0-3 3戦目0-0-0-5 4戦目以上0-0-0-1


ヒルノダムール  皐月賞2着 (2-3-0-3) 菊花賞7着 京都記念3着→大阪杯1着→天皇賞(春)1着
  G1(0-0-0-1) 菊花賞7着
  G2(1-1-1-0) 日経新春杯2着、京都記念3着、大阪杯1着

エイシンフラッシュ 京成杯1着、ダービー1着、神戸新聞杯2着(4-1-2-1) 菊花賞なし
          天皇賞(春)2着  有馬記念7着→大阪杯3着→天皇賞(春)2着
  G1(0-0-0-2) ジャパンC8着、有馬記念7着
  G2(0-0-1-0) 大阪杯3着

ナムラクレセント  (3-0-1-4) 菊花賞3着 日経新春杯4着→阪神大賞典1着→天皇賞(春)3着
  G1(0-0-1-2) 菊花賞3着、天皇賞(春)4着、宝塚記念9着
  G2(1-0-1-4) 阪神大賞典3着、毎日王冠4着、日経賞8着、金鯱賞8着、
            日経新春杯4着、阪神大賞典1着


 過去11年間の上位入賞馬の傾向を総合すると次のようにまとめられます。

2011年~2021年
菊花賞・秋華賞 あり9-5-6-54
  年明け初戦1-0-0-1 2戦目6-3-2-26 3戦目0-2-4-19 4戦目以上2-0-0-8
菊花賞・秋華賞 なし2-6-5-96
  年明け初戦0-0-1-3 2戦目2-5-3-31 3戦目0-1-1-41 4戦目以上0-0-0-21


 過去11年間の上位入賞馬の傾向と前哨戦となるG2の傾向のデータを踏まえ、本命候補を絞るための視点を次の8点にしたいと思います。

(1) 菊花賞出走経験のある中から本命候補を選ぶ  9-5-6-54
(2) 年明け2戦目(前哨戦のG2で1戦)の上位入賞馬に本命候補を絞り込む 6-3-2-26
(3) 前走が『日経賞』の場合は、1~3着馬から。前年秋のG1実績があれば掲示板5着前後まで広げて選択する。
(4) 前走が『阪神大賞典』の場合は、1着馬から。年明け3戦目(前哨戦のG2で1戦または2戦)の上位入賞馬も可。
(5) 菊花賞出走経験がない場合は、前年秋のG1上位入賞経験か、年明けのG1大阪杯1着からなら対抗扱い。
(6) 菊花賞1~6着の実績があり、G1で3回以上掲示板に載っていれば連下以上の評価
(7) 菊花賞の経験がなくても、G2を1勝以上で複勝圏を外していなければ穴馬候補に。
(8) 菊花賞の経験がなくても、G1で2回以上の掲示板があれば連下以上の評価


 では、『タイトルホルダー』と『ディープボンド』を脅かす可能性がある馬を探しながら最終予想をしたいと思います。


×1.アイアンバローズ  (2-2-1-4) 菊花賞なし ステイヤーズS2着→阪神大賞典2着→天皇賞(春)
  G1(0-0-0-0) 
  G2(0-2-0-2) 京都大賞典12着、アルゼンチン共和国杯6着、ステイヤーズS2着、
            阪神大賞典2着

 2.ハーツイストワール  (1-2-0-0) 菊花賞なし ウエルカムS2着→早春S1着→天皇賞(春)
  G1(0-0-0-0) 
  G2(0-0-0-0) 

 3.ディバインフォース  (2-1-0-5) 菊花賞4着 ステイヤーズS1着→日経賞11着→天皇賞(春)
  G1(0-0-0-2) 菊花賞4着、天皇賞(春)15着
  G2(1-0-0-1) ステイヤーズS1着、日経賞11着

△4.ユーキャンスマイル  (3-2-0-2) 菊花賞3着 有馬記念9着→阪神大賞典5着→天皇賞(春)
  G1(0-0-1-10) 菊花賞3着、天皇賞春5・4・7着、天皇賞秋4・9着、
            ジャパンC5・12・12着、有馬記念11・9着
  G2(1-1-0-3) 阪神大賞典1着、アルゼンチン4着、阪神大賞典2着、札幌記念6着、
            阪神大賞典5着

△5.マカオンドール 京都2歳3着、京都新聞3着(2-3-4-4) 菊花賞なし
           万葉S1着→阪神大賞典4着→天皇賞(春)
  G1(0-0-0-0) 
  G2(0-0-0-1) 阪神大賞典4着

 6.メロディーレーン (2-0-2-8) 菊花賞5着 有馬記念15着→ダイヤモンドS13着 天皇賞(春)
  G1(0-0-0-5)  菊花賞5着、 天皇賞(春)11着、天皇賞(春)11着、宝塚記念11着、
            有馬記念15着
  G2(0-0-0-0) 日経新春杯9着、阪神大賞典5着

△7.テーオーロイヤル   (4-0-1-3) 菊花賞なし 尼崎S1着→ダイヤモンドS1着→天皇賞(春)
  G1(0-0-0-0) 
  G2(0-0-0-0) 

△8.クレッシェンドラヴ  (1-1-1-5)→ 菊花賞なし AJCC7着→日経賞4着→天皇賞(春)
  G1(0-0-0-3) ジャパンC13着、有馬記念8着、大阪杯11着
  G2(0-0-0-4) オールカマー5着・4着、AJCC7着、日経賞4着

△9.ヒートオンビート   (3-3-1-3) 菊花賞なし 中山金杯3着→日経賞3着→天皇賞(春)
  G1(0-0-0-0) 
  G2(0-1-1-1) 目黒記念2着、京都大賞典8着、日経賞3着

×10.トーセンカーナビ  (3-3-1-3) 菊花賞なし ダイヤモンドS3着→阪神大賞典7着→天皇賞(春)
  G1(0-0-0-2) 天皇賞(春)5着、宝塚記念8着
  G2(0-1-0-4) 阪神大賞典2着、アルゼンチン14着・7着、ステイヤーズS4着、
            阪神大賞典7着

△11.マイネルファンロン スプリングS3着(3-2-3-2) 菊花賞なし 中日新聞杯17着→AJCC2着→天皇賞(春)
  G1(0-0-0-0) 
  G2(0-0-0-0) 毎日王冠10着、金鯱賞8着、毎日王冠12着、AJCC2着

 12.ハヤヤッコ  レパードS1着(3-2-1-3) 菊花賞なし 東海S14着→日経賞5着→天皇賞(春)
  G1(0-0-0-0) 
  G2(0-0-0-3) 東海S6着、東海S14着、日経賞5着

×13.ロバートソンキー 神戸新聞杯3着 (1-1-1-1) 菊花賞6着 
            長久手特別1着→御堂筋S3着→天皇賞(春)
  G1(0-0-0-1) 菊花賞6着
  G2(0-0-0-0) 

 14.ヴァルコス  青葉賞2着(2-2-0-4)→ 菊花賞8着 
          ステイヤーズS8着→ダイヤモンドS4着→天皇賞(春)
  G1(0-0-0-1) 菊花賞8着
  G2(0-0-0-1) ステイヤーズS8着

▲15.タガノディアマンテ きさらぎ賞2着(1-1-1-6) 菊花賞7着 
             AJCC9着→京都記念2着→天皇賞(春)
  G1(0-0-0-1) 菊花賞7着
  G2(0-1-0-1) ステイヤーズS2着、AJCC9着、京都記念2着


○16.タイトルホルダー 弥生賞1着(2-2-0-3)→ 菊花賞1着 
            有馬記念5着→日経賞1着→天皇賞(春)
  G1(1-0-0-1) 菊花賞1着、有馬記念5着
  G2(1-0-0-0) 日経賞1着

△17.シルバーソニック  (3-3-0-0)→菊花賞なし 万葉S3着→阪神大賞典3着→天皇賞(春)
  G1(0-0-0-0) 
  G2(0-0-2-0) ステイヤーズS3着、阪神大賞典3着

◎18.ディープボンド 京都新聞杯1着 (2-1-1-4)菊花賞4着
           有馬記念2着→阪神大賞典1着→天皇賞(春) 
  G1(0-2-0-2) 菊花賞4着、天皇賞(春)2着、凱旋門賞14着、有馬記念2着  
  G2(3-0-0-0) 阪神大賞典1着、フォワ賞1着、阪神大賞典1着


 予想方針で挙げた8つの視点にピッタリ当てはまる有力候補は、今年の出走馬にはいなかったので『タイトルホルダー』と『ディープボンド』の2強を脅かす馬はいない・・・と言いたいところですが。

 『タイトルホルダー』と『ディープボンド』は、現時点ではどちらもディープインパクト級とも、キタサンブラック級とも言い難いので、8つの視点を若干緩めに修正して印を付けてみました。


 データを信じるか信じないかは自分次第!

これでなんとか的中しますよう 幸運を祈ります。

 お美沙@爆益舎 2021年8月7日() 08:33
馬とパチの日々・・土曜日馬券予想! 
閲覧 294ビュー コメント 2 ナイス 27

爆益舎では、競馬のみならずFX 株 仮想通貨 はたまたシカゴ赤身豚肉相場までこの世の合法的ギャンブル全般を守備範囲にしておりますが、もちろんパチンコに関しても積極的に利益追求活動をしております!
( • ̀ω•́ )

そのパチンコですが、最近PAスーパー海物語INジャパン2RAとかいう新機種が登場しました。
これは大当たり確率1/99の甘デジスペックのやつです。

私はこの新機種と非常に相性が良く今週に入ってから3戦3勝!
3日間トータルで6万円ほどの浮き♪

そして今日は3連休初日の土曜日ですので、この3連休で出る日があるとすれば今日しかない!
(。+・`ω・´)シャキーン☆
ってことで、9時20頃になったらメインホールであるマルハン茂原店に出向きます!
狙ってる台があるんで、並んで整理券もらわないとイカンのです!

その前に本日の馬券を購入しました。

今日は全部で11レースに参加。 馬券購入総額は6900円です。

では、主要なレースにつきひと言コメント

・函館3R  ◎キネシクス
休養明けだがこのメンバーなら能力傑出! 8分の出来でも楽勝でしょう。
前走2着が評価されて人気しとるロゼクランなんぞは真っ先に消し!

・新潟5R  ◎ショウナンマーズ
フォラブリューテとかいう牝馬に人気が集中しとるようですが、こんな馬は要らんでしょう。
ここは牡馬のショウナンマーズに期待しました。 
フジキセキの肌にモーリス。 いかにも新潟芝外1600Mに向きそうなタイプ!

・函館9R  ◎アイリッシュムーン
例によってルメールのオブデユモンドが過剰人気しておりますので、こんな馬は真っ先に切り捨て同枠のピンク帽アイリッシュムーンから馬連流し。


・函館メイン 札幌日経オープン  ◎ゴースト
春の天皇賞以来となる馬が3頭出走。
ディアスティマ ジャコマル そしてこのゴースト
人気を集めているのは3頭で再先着したディープ産駒のディアスティマですが、こんな馬は消してここは夏競馬に強いゴーストから!
舞台は札幌でしたが昨年のこのレースの覇者です。


以上です。 では今週の競馬  頑張りましょおお~ ☆*.・(*ゝ∀・*)ノ

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 競馬戦略研究所所長 2021年5月5日(水) 21:20
重賞回顧 天皇賞春
閲覧 174ビュー コメント 0 ナイス 8

早めのペースで進行したレースでしたが、人気馬がしっかり力を出し切れたレースになりました。前走で同距離を勝ったことにより穴人気となったディアスティマに自分のレースはさせまいとジャコマルがつつく展開。それを見るように内ラチで抜け出しを狙う所長◎のカレンブーケドール。2週目の3コーナーすぎでペースを上げて前の2頭を潰して自力勝負に出たカレンブーケドールに外から手をしごいて追いかけるディープボンド。直線に向いたときはカレンブーケドールが「勝った!」と思いました。しかしながら、ここから牡馬の実力馬が本領を発揮。手ごたえが悪く見えたディープボンドがカレンブーケドールを交わし勝ちが見えたところに満を持してアリストテレスの脚色を見てマークを早めに前にスイッチする福永騎手の好判断でNO1の上りを使い、ディープボンドを交わし切ったところがゴールでワールドプレミアが菊花賞以来2つ目のG1制覇となりました。これで菊花賞が武豊騎手のファインプレーで勝ったとは言われないようになるでしょうし、次走は気になると思いますが、有馬記念を3度目の正直で勝てる下地はできました。

 2着は常にコントレイルの陰に隠れていたディープボンドが前走で覚醒。G1制覇が手の届くところにありましたが、最後の粘りは特筆もの。スタミナ勝負のG1では常に注意しなければならない馬に成長しました。

 所長◎のカレンブーケドールは今回もG1に手が届きませんでしたが、馬体を少し増やして臨むなど、陣営はやることはやっての出走。今回で評価は上がっても落とす内容ではありません。

 アリストテレスも今回のレースで、自分の勝ちパターンを見つけたはずです。ルメール騎手はG1に出走する有力馬はたくさんおりましが、ぜひこの馬は継続騎乗をして欲しいです。

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コメント一覧
2:
  fc0703d559   フォロワー:6人 2020年7月17日(金) 23:38:15
ラボ水
粘り込み、穴、鉄砲○、
1:
  fc0703d559   フォロワー:6人 2020年7月17日(金) 21:32:55
jp水、穴、大外枠で内の出方を見ながら、スムーズ先行ならしぶとい。3走前○。先週同じダノンシャンティ産駒が勝ち。休み明け実績。

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