9月3日の札幌11Rで行われた第51回
札幌2歳S(2歳オープン、GIII、芝1800メートル、13頭立て、1着賞金=3100万円)は、川崎競馬所属の5番人気
トラスト(牡、
河津裕昭厩舎)が
柴田大知騎手に導かれ、2着
ブラックオニキス(10番人気)に2馬身1/2差をつけて逃げ切り、重賞初制覇を飾った。タイムは1分49秒9(良)。さらにクビ差の3着に
アドマイヤウイナー(7番人気)が入り、3連単50万1710円の好配当となった。
トラストは川崎競馬でデビューから2戦連続で逃げて楽勝した後、中央初戦となった前走のクローバー賞(札幌)は2着だった。オーナーは、マイネル軍団の総帥として知られる岡田繁幸氏。レース後、陣営は中央競馬入りを明らかにした。栗東・
中村均厩舎に移籍し、クラシック路線を目指す。
トラストは、父
スクリーンヒーロー、母グローリサンディ、母の父エイシンサンディという血統。北海道新冠・中本牧場の生産馬。通算成績は4戦3勝(うち地方2戦2勝)。
札幌2歳Sは、
河津裕昭調教師、
柴田大知騎手ともに初勝利。
◆
柴田大知騎手「ポンと出たので、馬の気持ちに任せてハナへ。返し馬から雰囲気が上々で、デキの良さを感じていました。物見をしていたので、ゴールするまで必死に追いましたが、勝てて良かったですよ。目標が高い馬。今後は無事にいってくれればいいですね」
★3日札幌11R「
札幌2歳ステークス」の着順&払戻金はこちら