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安藤勝己騎手(49)=栗・フリー=が23日、美浦トレセンに姿を見せた。天皇賞・春で初めてコンビを組むジャガーメイル(美・堀、牡5)の乗り味を確かめるためで、約3年ぶりの来場。絶対的な主役不在の春の盾ではジャガーにもチャンス十分だ。断然人気のブエナビスタを桜の女王に導くなど手綱捌きが冴える名手は、春競馬でもファンを魅了する。
朝から突風が吹き荒れた美浦に、関西の名手の姿があった。咲き誇る八重桜が花吹雪のように散っていく中で、安藤勝騎手は天皇賞で新コンビを組むジャガーメイルの背中をじっくりと味わう。馬から下りたベテランは、うまそうにたばこをくゆらせながら、笑顔で取材に応じた。
「ズブいところがあるね。終わってすぐに息が入っていたし、もっと気合を入れた方がよかったかな。でも、乗りやすくて大人しい馬ですよ」
ジャガーメイルは昨年、3連勝でオープン入りを果たし、重賞初挑戦だったアルゼンチン共和国杯で2着。続くGI香港ヴァーズでは世界の強豪を相手にタイム差なしの3着に好走した。アンカツはその素質馬の感触を確かめるための来場。美浦は06年NHKマイルC(キンシャサノキセキ)、同安田記念(ダイワメジャー)の追い切り以来、約3年ぶりだ。
追い切りは、自身初騎乗のポリトラックコース。「音がしなくて、軽く時計が出る」という感触の馬場を楽しみつつ、リヴザルト(牡4、500万下)との併せ馬に臨んだ。6馬身ほど追いかけて直線では内に馬体を併せ、軽く気合をつけて併入。6ハロン79秒2、37秒3-12秒4の好時計だ。
「長いところで良さそうだね。香港でいい脚を見せていた馬だし、今年(の天皇賞)は絶対という存在がいないし、京都の馬場さえこなせれば」
初騎乗で状態面の比較は避けたアンカツだが、手応えは感じた様子。先週は皐月賞でフィフスペトル(7着)、今週の京都日曜アンタレスSでもサトノコクオーに騎乗するなど、関東からの信頼も厚い。「仁川S(2着)は最後に息切れしていたけれど、素質のある馬だから」と評価するサトノコクオーは、期待も大きい1頭だ。
49歳を迎えた今年も、騎乗数をセーブしながら勝率トップを堅持。桜花賞でブエナビスタの圧倒的な強さを引き出す手綱さばきも見事の一語。東西を問わず続々と有力馬を依頼されるアンカツが、今週もその存在感を見せつけそうだ。(黒田栄一郎)
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