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【天皇賞・春】キングス最上位…血統診断

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 一昨年の菊花賞アサクサキングスは距離適性は実証済みで、ポイントになる成長力も問題なさそう。近親のジェニュインが3歳時に皐月賞を勝ったように完成が早かったわりに、4歳時にマイルCSを制覇し、5歳秋までタフに第一線で活躍し続けた。昨年は案外だったが、今年はGIIを連勝と強さを増したムードが伝わり、最上位にランクできる。

 ダイヤモンドSを勝ったモンテクリスエスは、成長力あるシンボリクリスエス産駒。母ケイウーマンは93年GIII京都4歳特別(芝2000メートル)を勝っており、GIで要求される母系の底力も十分。

 産経大阪杯を勝ったドリームジャーニーステイゴールド×メジロマックイーンと配合は中長距離型ながら、母系はスピード馬が目立ち、この馬自身、切れ過ぎる印象がある。軽視はできないが、本格的な長距離戦では割り引かざるをえない。

 日経賞で重賞初制覇を飾ったアルナスラインは、日本ダービーアドマイヤベガ×愛ダービー馬エルグランセニョールの配合。菊花賞2着の実績もあるように、距離は問題ないが、母系の勢いが今ひとつ。GIを勝ち切るまではどうか。

 昨年のJCを勝ったスクリーンヒーローは、有馬記念連覇などGI4勝のグラスワンダー産駒で、近親に菊花賞、天皇賞・春ともに2着のステージチャンプがいる。3200メートルにも対応は可能で成長力も伝わってくる。

 ジャングルポケット産駒が2頭出走予定。ともに母の父がSSだが、タイプは違う。香港ヴァーズ僅差3着のジャガーメイルの母系は2000メートル以下に実績がある馬が目立つだけに、2500メートルを超えると少々不安。一方、阪神大賞典2着のヒカルカザブエは近親に万葉Sを勝ったアドマイヤロードがいる。好勝負して不思議ない。(血統取材班)

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