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【前走距離】
福島で行われた直近9回(2014~2020、2022~2023年)の1~2着馬18頭の前走使用距離を確認すると、芝1800m、芝2000mの2通りに集約される。前走のレース内容を比較する際は、当時の距離もチェックしておきたい。
(減点対象馬)
④ペイシャフラワー ⑫ラリュエル
【前走クラス】
福島で施行された直近9回の1~2着馬18頭の前走をクラス(レース格)で分けると、G3、OP特別、3勝クラス(旧1600万下)、2勝クラス(旧1000万下)の4組に絞られる。近年の傾向を重くみるならば、G1やG2からの参戦馬は扱いに注意したほうがよさそうだ。
(減点対象馬)
⑦ファユエン
【前走着順】
前走の着順については、左回りの重賞なら問わないが、右回りの重賞であれば1桁、それ以外の場合は3着以内(回りの左右は不問)が理想。福島施行の直近9回において、この条件を満たしていなかった左回り重賞以外からの臨戦馬は、いずれも3着以下に敗れている。
(減点対象馬)
③ピンクジン ④ペイシャフラワー ⑤トーセンローリエ ⑥エリオトローピオ ⑨エミュー ⑩キミノナハマリア
【近走成績】
福島施行の直近9回、G1 3着以内歴を有していた実績上位馬を除くと、近3走とも芝のレースで4着以下に敗れていた馬が、福島牝馬Sで2着連対圏入りしたケースはゼロ。該当馬は過信禁物とみるべきだろう。
(減点対象馬)
②エリカヴィータ ⑤トーセンローリエ ⑥エリオトローピオ ⑧ウインピクシス ⑨エミュー
【距離実績】
福島で行われた直近9回の1~2着馬18頭のうち、17頭には芝1800mでの1着歴、もしくは芝1800mの重賞で2~3着かタイム差0秒2以内の善戦・好走経験があった。例外の1頭は、芝1800m戦未経験馬。芝1800mのレースに出走経験がありながらも、先述の距離実績をクリアしていない馬は評価を控えめにしたい。
(減点対象馬)
②エリカヴィータ ⑤トーセンローリエ ⑬ライトクオンタム
【データ予想からの注目馬】
上記5項目で減点がないのは、①コスタボニータ、⑪タガノパッション、⑭フィールシンパシー、⑮シンリョクカ、⑯グランベルナデットの5頭。
⑭フィールシンパシーを1番手に推す。福島施行の直近9回、【4.5.4.39】と馬齢別で最大シェアの5歳馬に該当。そのなかでも、前走が中山牝馬S、かつタイム差0秒3以内惜敗の関東馬は【1.1.1.0】という、優秀な成績を収めている。要注目の1頭だ。
福島施行の直近9回、前走が中山牝馬S、かつ1着かタイム差0秒1以内の惜敗馬は【2.3.1.3】。それに当てはまる、⑮シンリョクカを次位にピックアップ。ほか、①コスタボニータ、⑪タガノパッション、⑯グランベルナデットらに対する警戒も怠れない。
<注目馬>
⑭フィールシンパシー ⑮シンリョクカ ①コスタボニータ ⑪タガノパッション ⑯グランベルナデット
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