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まずは、過去5年のジャパンカップ優勝馬が前走・前々走で記録したカツラギ指数の一覧をチェックしてみよう。
■2011年【優勝馬：ブエナビスタ】
57.8 天皇賞・秋（4着）
58.7 宝塚記念（2着）
■2010年【優勝馬：ローズキングダム】
55.1 菊花賞（2着）
57.3 神戸新聞杯（1着）
■2009年【優勝馬：ウオッカ】
59.9 天皇賞（秋）（3着）
57.7 毎日王冠（2着）
■2008年【優勝馬：スクリーンヒーロー】
57.2 アルゼンチン共和国杯（1着）
53.6 オクトーバーステークス（2着）
■2007年【優勝馬：アドマイヤムーン】
54.5 天皇賞(秋)（6着）
58.8 宝塚記念（1着）
以上の通り過去5年の勝ち馬の前走・前々走の最高指数は57.2以上で、重賞勝ち（GIは3着以内入線）の実績があることが分かる。
それでは、今年の出走予定馬でこの条件をクリアしている馬をピックアップしてみよう。
■エイシンフラッシュ
58.1 天皇賞（秋）（1着）
54.4 毎日王冠（6着）
■フェノーメノ
57.6 天皇賞（秋）（2着）
56.3 セントライト記念（1着）
■ルーラーシップ
56.8 天皇賞（秋）（3着）
59.0 宝塚記念（2着）
以上の3頭が該当する。
以上の考察により、今年のジャパンカップは、天皇賞（秋）組のエイシンフラッシュ・フェノーメノ・ルーラーシップに、凱旋門賞帰りのオルフェーヴルを加えた4頭の優勝争いになると結論づけたい。
なお、ここで述べた見解はあくまでも、カツラギ指数をベースにした前走・前々走に関する一考察であり、カツラギの最終結論ではないことをお断りしておきたい。
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