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【桜花賞】血統診断

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 昨年の3冠牝馬アパパネキングカメハメハ×ソルトレイクという配合でサンデーサイレンスの血を持たなかったが、やはり底力の面ではSSの血を持つ馬が優位といえそうだ。

 なかでも母の父にSSを持つ馬が主力を形成する。ホエールキャプチャは名門ビューチフルドリーマー系の出身。近年も活力を失ってはおらず、底力には敬意を払う必要がある。父がクロフネで平均ペースの持続力勝負に強く、その点も外回りで行われる現在の桜花賞に向いている。

 ダンスファンタジアは母ダンスインザムードとの母子制覇を狙う。ファルブラヴ産駒らしく気性が勝ったタイプでポカもあるが、折り合ったときの爆発力はナンバーワン。クラシックに強い母系だけに、見限ることはできない。

 同じファルブラヴ×SSのスピードリッパーは、有馬記念2着など活躍したポップロック(父エリシオ)の半妹。母系の影響が強いのか、あまりファルブラヴらしさが見られない。それを考えると桜花賞よりもオークス向きか。

 父SS系では、マンハッタンカフェ産駒トレンドハンターに魅力がある。母の父がブライアンズタイムでヘイルトゥリーズンの同系配合(4×4)となり、マイルは少し忙しい印象もあるが、外回りなら父の産駒らしい末脚の爆発力に期待できる。

 ディープインパクト産駒マルセリーナは、欧州のマイル血統が詰まった母系の出身。母マルバイユもマイルGIのアスタルテ賞(現ロートシルト賞)勝ち馬だ。完成はもう少し先の印象だが、舞台適性は高い。

 非SSの代表格はタイキシャトル産駒フレンチカクタス。マイルは持つが、母系が米国特有のダート血統で時計が速いとどうか。できれば馬場が渋ってほしい。

 ソングオブウインド産駒ライステラスは、母系が有馬記念勝ちのハーツクライなどを輩出しており、GI級の下地はある。ただ、ミスタープロスペクターの同系配合(4×4)でもあり、単調なスピード馬といった印象だ。(血統取材班)

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