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【日本ダービー】ジャスティンミラノはCWを周回し最終追い切りに備える 友道師「変わりなく順調にきている」

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【日本ダービー】ジャスティンミラノはCWを周回し最終追い切りに備える 友道師「変わりなく順調にきている」

<栗東トレセン>

3戦無敗で皐月賞を制したジャスティンミラノは、CWコースをゆったりと周回して22日の最終追い切りに備えた。友道調教師は「在厩での調整になりますが、変わりなく順調にきているし、テンションも上がっていません。明日は坂路でサッとやる予定です。折り合いがつくので、東京の2400メートルは一番いいと思います」とうなずく。

全兄に2020年の凱旋門賞を制したソットサスを持つシンエンペラーは、ホープフルS2着、皐月賞5着とGⅠで上位争いを演じている。外国産馬として初の日本ダービー制覇が懸かる一戦に、吉田助手は「体重は変わりませんが、見た目がパンパンで前走とは中身が違います。近走では一番の状態だし、この感じのままでいければ」と期待を寄せる。

同じく矢作厩舎のミスタージーティーは、2走前に若葉Sを勝利している。久保助手は「ダービーなので、しっかりやっています。メンタル的にも体的にもまだ幼いところはありますが、皐月賞のときよりも状態は上がっています」と上積みを見込む。


メンバー中最多のキャリア9戦を誇るジューンテイクは、京都新聞杯で重賞初制覇を決めた。中2週での参戦となるが、ダメージはなく順調そのものだ。武英調教師は「元気いっぱいで本当に充実しています。少しずつ小脚を使ったりすることも覚えてきていますね」と成長に目を細める。

ショウナンラプンタは、今回と同じ舞台の青葉賞2着で出走権を獲得。2走前には2400メートルのゆきやなぎ賞を快勝しているように、距離適性は高い。高野調教師は「きょう(21日)はジョッキー(鮫島駿騎手)が乗りたいということで、CWコースで左回りの確認をしました。問題なかったし、状態面も大丈夫そうです」と話した。

サンライズジパングは、2走前の若駒Sで鮮やかな差し切りV。ホープフルS3着の実績を考えても侮れない存在だ。音無調教師は「皐月賞は一頓挫明けだったし、今回の方が順調です。今はすごくいい状態なので、それを維持できれば」と上昇ぶりを伝える。

ビザンチンドリームは、デビューから2連勝できさらぎ賞を勝利。皐月賞は4コーナーの不利もあって不完全燃焼の競馬となったが、素晴らしい決め手を持っている。坂口調教師は「体の張りも良くなっていますし、使った上積みはありそうです。もう少しゲートを出てくれればいいですが、舞台は向いていると思います」と語った。

エコロヴァルツは、昨年の朝日杯FS2着の実力馬。前走の皐月賞も後方からメンバー最速の末脚を発揮して7着まで追い上げた。牧浦調教師は「前走はテンションを上げすぎないことを重点に調整していましたが、今回は全体的に強めていけています。距離は延びるけど、この前のような競馬ができれば問題ないと思います」と楽しみにする。

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