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【カペラS】テイエムトッキュウが名前通り鮮やか逃げ切りで重賞初V

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【カペラS】テイエムトッキュウが名前通り鮮やか逃げ切りで重賞初V

12月10日の中山11Rで行われたカペラステークス(GⅢ、3歳以上オープン、ダート1200メートル、別定、16頭立て、1着賞金=3800万円)は、津村明秀騎手の2番人気テイエムトッキュウ(牡5歳、栗東・木原一良厩舎)が逃げ切って重賞初勝利を決めた。タイムは1分9秒3(良)。

3馬身差の2着にはチェイスザドリーム(10番人気)、さらに2馬身差遅れた3着にメタマックス(6番人気)が続いた。

テイエムトッキュウは、父ロードカナロア、母アグネスナチュラル、母の父サクラバクシンオーという血統。北海道浦河町・高昭牧場の生産馬。栗東・木原一良厩舎。馬主は竹園正繼氏。戦績は16戦6勝。重賞初勝利。

津村明秀騎手(1着 テイエムトッキュウ)「僕が乗った中山のダート1200メートルでは相性が良く、勝たせてもらっていて、スタートが速い馬なので、自信を持ってこの馬の競馬をしました。スタートセンスが抜群なので、大体ハナに行くだろうなというのは想定していたので、スタートだけ気をつけました。あとはそんなに緩めることなく、自分のリズムを心がけました。最後の1ハロンは若干苦しそうでしたが、セーフティーリードもあった分、最後まで頑張ってくれました。この馬の持ち味はスタートダッシュとそのスピードの持続力なので、小さい競馬場もこなしてくれるでしょうし、これからいろんな条件が待っていると思うので楽しみです」


木原一良調教師(同)「芝スタートなので、この馬のダッシュを特に生かすことができると思っていました。あとは内枠だったので、ゲートだけ普通に出てくれればと思っていました。(津村)ジョッキーは何回も乗っていて分かっていたので、この馬の競馬をしてくれればと思い、全て任せていました。ひと言も言っていません(笑)。1200メートルがベストだと思っていますが、賞金を加算できたので、今後のことはオーナーといろいろ相談したいと思います」



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