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12月9日の中京11Rで行われた第59回中日新聞杯(3歳以上オープン、GⅢ、芝2000メートル、ハンデ、17頭立て、1着賞金=4300万円)は、三浦皇成騎手の2番人気ヤマニンサルバム(牡4歳、栗東・中村直也厩舎)が好位のインでロスなく追走。直線で外に持ち出されると先行したホウオウビスケッツとユニコーンライオンを交わし、そのまま押し切って勝利。6度目の重賞挑戦で初タイトルを手にした。タイムは1分58秒8(良)。
3/4馬身差の2着には直線で大外から猛烈な追い上げを見せたハヤヤッコ(13番人気)、さらにクビ差遅れた3着に紅一点のピンハイ(4番人気)が入った。なお、1番人気のリューベックは9着に敗れた。
中日新聞杯を勝ったヤマニンサルバムは、父イスラボニータ、母ヤマニンエマイユ、母の父ホワイトマズルという血統。北海道新冠町・錦岡牧場の生産馬で、馬主は土井肇氏。通算成績は20戦6勝。重賞は初勝利。中村直也調教師、三浦皇成騎手ともに中日新聞杯は初勝利。
◆三浦皇成騎手(1着 ヤマニンサルバム)「今回はハナにはこだわらず自信を持ってためて行こうと思っていました。前回にハナへ行ったことで、この馬のペースを僕が理解することができたので、3コーナーで速くなったときも追いかけず、この馬のリズムで追い出して、最後までキッチリ踏ん張ってくれました。本当に、ここにきて馬が良くなってくれています。厩舎のおかげだと思うので感謝したいです。いいときに乗せてもらいました」
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