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2歳マイル王決定戦の朝日杯FSの追い切りが14日、滋賀県の栗東トレーニングセンターで行われた。サウジアラビアロイヤルCを制したドルチェモア(栗東・須貝尚介厩舎、牡)は、坂路を軽やかに駆け上がって好仕上がりをアピール。調教評価はメンバーでただ一頭、最高の『S』だ。桜花賞馬アユサンを母に持つ良血は、1984年のグレード制導入後では史上16組目の母子JRA・GⅠ制覇を狙う。
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タレントぞろいの一戦でも、主役は俺だ。無傷の2連勝でGⅠに挑むドルチェモアは、栗東坂路の冷え込んだ空気を吹き飛ばす熱走を披露。見守った須貝調教師が声を弾ませた。
「先週にしっかりやっていいフォームで走れていたので、調整程度にやりました。それでも時計が出ていましたからね。息遣いも良かったです」
全身を使って伸びやかなフットワークで駆け上がり、スムーズに直線に向く。最後まで馬なりのままながら脚取りは力強く、4ハロン51秒7-12秒6でまとめた。調整程度でも、全体時計では自己最速に0秒2に迫る好時計をマーク。レース当週もこれだけ攻められるのは頼もしい限りで、調教評価はただ一頭、最高の『S』だ。
さらに7日には栗東CWコースで一杯に追われ、自己ベストの6ハロン81秒4(ラスト1ハロン11秒4)を計時。2カ月半ぶりでもしっかり仕上がっている。トレーナーは「休みを経て全体的にパワーアップをしている」と目を細めた。
札幌での新馬戦を3馬身差で逃げ切った。前走のGⅢサウジアラビアロイヤルCは、グラニットが前半1000メートル通過57秒8のハイペースで大逃げ。特殊な展開ながら2番手で運び、メンバー最速の上がり3ハロン33秒4をマークして差し切った。初めての距離、舞台、重賞、控える形にすんなり対応。トレーナーは「能力の高さを感じましたね。どんな競馬でもできる」と高く評価する。
また、担当の山田助手は「初戦は北海道の滞在競馬で、2戦目は東京への輸送があったけど、何の問題もなかった。普段もどっしりしていて、しっかりしているね」と優等生ぶりを証言する。自分の力をしっかり出し切れるタイプなのは、キャリアが浅い2歳戦では武器の1つになる。
須貝調教師は「十分、チャンスはあると思っています」と力を込めた。
母アユサンは2013年の桜花賞を制覇。母子JRA・GⅠ制覇となれば、史上16組目の快挙となる。母が桜の女王に輝いた舞台で、息子は無傷の3連勝で2歳マイル王の称号を勝ち取る。(山口大輝)
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【無敗馬は過去10年で6度V】
過去10年の朝日杯FSは、無敗馬が6度優勝(2013年アジアエクスプレス、15年リオンディーズ、17年ダノンプレミアム、18年アドマイヤマーズ、19年サリオス、21年ドウデュース)している。そのうちダノンプレミアム、サリオスは前走で同じサウジアラビアロイヤルCを制しての参戦で、3戦3勝で2歳マイル王に輝いた。今年はドルチェモアを含めて5頭の無敗馬がエントリーしている。
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