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★後の名馬が数多く生まれた出世レースがGIIに昇格 今年は14頭が登録
20日の東京では東スポ杯2歳Sが実施される。同レースは過去の優勝馬25頭のうち、過半数の13頭がその後JRA・GIを制している出世レースとして知られており、競走内容が充実していることから26回目を迎える本年よりGIIに昇格した。
今年の東スポ杯2歳Sに登録した14頭にJRA重賞勝ち馬はいないものの、コスモス賞を勝ち、札幌2歳S3着のトーセンヴァンノ(牡、美浦・小桧山悟厩舎)、アイビーS2着のグランシエロ(牡、美浦・武井亮厩舎)といったオープンで好走した実績のある馬に加え、8月28日の新馬戦を6馬身差で制したイクイノックス(牡、美浦・木村哲也厩舎)など1戦1勝の馬も6頭登録しているが、出世レースを制して来年のクラシック戦線の主役候補に名乗りをあげるのはどの馬だろうか。なお、トーセンヴァンノには戸崎圭太騎手、グランシエロには三浦皇成騎手、イクイノックスにはC・ルメール騎手が騎乗する予定。
★2歳重賞勝ち馬2頭の弟レッドベルアーム 母クロウキャニオンのダンテスヴューも出走予定
東スポ杯2歳Sに登録しているレッドベルアーム(牡、栗東・藤原英昭厩舎)は、父ハーツクライ、母レッドファンタジアという血統で、2019年のデイリー杯2歳Sを制したレッドベルジュール、20年のデイリー杯2歳Sを制したレッドベルオーブの弟にあたる。レッドベルアームは6月27日の新馬戦1着以来、約5カ月ぶりの出走になるが、2頭の兄に続いて2歳重賞を制すことができるかどうか。同馬には東スポ杯2歳Sで最多タイの4勝を挙げる福永祐一騎手が騎乗する予定。
また、10月2日の未勝利戦を勝ち上がったダンテスヴュー(牡、栗東・友道康夫厩舎)は父キングカメハメハ、母クロウキャニオンという血統で、クロウキャニオンの産駒は初仔のキラウエアから13世代続けてJRAの競走で勝利を挙げており、ボレアス、カミノタサハラと2頭のJRA重賞勝ち馬が出ているが、ダンテスヴューは同産駒3頭目のJRA重賞勝ち馬になることができるかどうか。
★東スポ杯2歳Sの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載★【東スポ杯2歳S】レース展望はこちら
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