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共同通信杯の追い切りが9日、東西トレセンで行われた。美浦では、東京スポーツ杯2歳S2着のアサヒが、Wコースで古馬オープン馬に楽々と先着。時計がかかる時間帯にもかかわらず、ラストは目を引く伸び脚を繰り出して、調教評価は『S』となった。前走と同じ東京芝1800メートルで重賞初制覇が期待できる仕上がりだ。
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早朝のまばゆい陽光を受けながら鋭く脚を伸ばした。東京スポーツ杯2歳S2着のアサヒが、美浦Wコースで道中5馬身ほど先行したイモータルスモーク(古馬OP)を、余裕の手応えのままあっさり2馬身引き離す快走。手綱を取った田辺騎手が明るい口調で、ムードの良さを伝えた。
「すごくいい雰囲気。走りにくい馬場状態でバランスを取りながら走らせたけど、気合を少し入れた程度でしっかり動けた。フットワーク、息遣いともにいい感じです」
マークした5ハロン69秒1、ラスト1ハロン12秒1は特に目立つものではないが、整地後しばらくたって荒れた馬場状況を考えれば上々の数字。鞍上が仕掛けた瞬間に僚馬の内からサッと加速して見る見る引き離していったインパクトがとにかく強烈だった。調教評価は文句なしの『S』だ。
昨年6月のデビューから馬体重が496~498キロとほぼ平行線で推移していた。それが、ここにきて10キロほど成長。「今回はプラス体重で出られると思うし、秋よりも一段成長している。何より精神面の成長が大きいね。気持ちに余裕が出て、カーッとしなくなった」と金成調教師は心身両面の上積みを明かす。
ここまで4戦1勝2着3回という堅実派。新馬戦では後の札幌2歳王者ジオグリフの、前走はクラシック有力候補イクイノックスの2着と、強い相手にも崩れない安定感を見せてきた。パワーアップした今ならさらにもうひとつ上を狙えてもいいはず。祖母がウインドインハーヘアで、叔父にディープインパクトがいる母系も魅力だ。
「馬体がだいぶ良くなってきましたね。3歳の時期だし、もっと成長してほしいと思っていたので良かったです。今回も相手は強いけど、期待している馬ですから」
先週の東京新聞杯をイルーシヴパンサーで勝つなど好調な田辺騎手が、2週連続の重賞Vを意識する存在。青空へ昇っていく太陽のように急上昇中のアサヒが、過去10年の優勝馬のうち7頭がGI馬へと出世した登竜門を制し、春の大舞台への手応えをつかむ。(板津雄志)
★共同通信杯の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
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