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安田記念に出走する現役最強馬アーモンドアイ(美浦・国枝栄厩舎、牝5歳)が3日、茨城・美浦トレセンのWコースでクリストフ・ルメール騎手(41)=栗東・フリー=を背に追い切られた。デビュー以来最も短い中2週のレース間隔ながら、軽やかに5ハロン66秒1を計時し、調教評価は最高の『S』。久々に美浦へ駆けつけた主戦騎手は「(昨年3着の)リベンジと新記録、頑張ります」と史上初の芝GI8勝へ絶好の手応えをつかんだ。
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琥珀(こはく)色の瞳が、大記録をその視界にはっきり捉えた。アーモンドアイの“8冠壮行デモ”は、見る者全員をうならせる極めつきの先着スパー。「すごいよ。勢いが違うもんな」と国枝調教師からも驚きの声が上がる圧巻の走りで、万全の仕上がりをアピールした。
早朝から照りつけるまばゆい日差しの下、白いポロシャツ姿のルメール騎手を背に美浦Wコースへ登場。僚馬サトノラディウス(3勝クラス)を2馬身追いかける形でスタートした。
騎手の東西間の移動制限が解除され、ようやく追い切りで握ることができた名手の手綱は、終始持ったまま。それでも勢いを取り戻した女王の加速力は桁が違っていた。直線半ばであっという間に1馬身半抜け出すと、あとは流す格好でフィニッシュ。5ハロン66秒1の時計は休み明けだった前走時(5ハロン63秒8)に及ばなかったが、走りの滑らかさは一段と増した。文句なしの『S』評価だ。
「いつも通り。心身ともに充実してフットワークがとても良かったし、国枝先生(調教師)もうれしそうでした。5歳になって体がトップ(コンディション)になった。だからすごい競馬ができます。一番のすごさは瞬発力。加速するとき、ストライドがすごく速い」
3月のドバイ遠征直前(開催中止)以来となった調教での背中の感触。鞍上は満点の評価を与える。デビュー以来最も短い中2週のローテーションについても「前走は楽勝で、ムチもハードプッシュもいらなかった。だから、すぐに次のレースを考えられた。安田記念へいい練習でした」と、余力を残した勝ちっぷりからノープロブレムを強調する。
先のドバイ遠征では帰国後、国内のレースに2週間乗れないことも覚悟のうえでコンビ継続を決めるなど、ここ3年近くは常に“アーモンドアイ・ファースト”で過ごしてきた。特別なパートナーとの日々。歴代の名馬たちに肩を並べる芝GI7勝…。今回は、その記録を塗り替える大きな挑戦。もちろん、昨年の雪辱も強く意識している。
「去年(3着)はスタートでぶつけられてしまって、マイルのGIで特にきつい競馬になった。本当に残念だったので、今年はリベンジと新記録がとても楽しみ。メンバーはすごく強いから、みんな、好きな馬を応援してください。僕はリベンジと新記録、頑張ります」
ここ2週、デアリングタクト、コントレイルと続けて無敗の2冠馬が誕生した。東京5週連続GIの最終戦、名手と真打ちが新たな時代の扉を開ける。(内海裕介)
★安田記念の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
★これまで芝GI8勝に挑んだ馬たち…アーモンドアイを除く日本の“芝7冠馬”6頭のうち、GI7勝目が引退レースだったのはディープインパクト、ジェンティルドンナ、キタサンブラックの3頭。シンボリルドルフは有馬記念連覇の翌年(1986年)、米GI・サンルイレイSに出走したが6着に敗れ、これがラストランに。テイエムオペラオーは2001年の天皇賞・春でGI7勝し、その秋にはGI3戦したが、天皇賞・秋とジャパンCともに2着、有馬記念は5着に終わった。また、ウオッカは09年のジャパンCを制した翌年、ドバイワールドCの前哨戦マクトゥームチャレンジR3(UAEメイダン、GIII)8着時に鼻出血を発症して引退。いずれも、目に見えない壁に阻まれた。
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