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密着取材でGI勝ち馬を探る連載『東西現場記者走る』。阪神ジュベナイルフィリーズ(JF)は、3年続けて馬券プレゼントに成功している東京サンスポ・千葉智春記者(35)が担当する。栗東トレセンでの4日目は、デビュー連勝で新潟2歳Sを制したウーマンズハートに注目。母、兄、叔父と一族を担当してきた深川助手にGIへの手応えなどを探った。
寒風が吹き込んだ木曜朝はウーマンズハートを追跡した。新潟マイルの新馬戦、新潟2歳Sとも上がり3ハロン32秒台の末脚を使ってV。2歳時に同33秒0以下を2度マークしたのは、のちの日本ダービー馬ワグネリアン(新馬戦、野路菊S)のみ。末脚のすごさが分かる。ただ、夏の新潟2歳Sからの臨戦は【0・2・1・4】。桜花賞馬ハープスターでも2着だったので、仕上がりを見定めたい。
追い切り翌日は厩舎周辺の運動。作業を終えたところで深川助手を直撃した。「前走時より大人になりました。体はひと回り、気性的にはふた回り成長しましたね」。馬房に近づくと愛くるしく顔を寄せてくる。「かまないから大丈夫」と笑う世話役は、母レディオブパーシャ、現オープンの兄デザートストーム、叔父のサドンストーム(京王杯2歳S2着)&ティーハーフ(函館SS勝ち)も担当。母系の特徴を熟知している。
これまでの一族は短距離指向だが、ハーツクライ産駒のウーマンズにはまたがった瞬間、「1200メートルではない」と思ったという。「バネ、柔らかみがあり、跳びもきれいですから」。自然と桜花賞を見据え、夏場に広いコースのマイル戦を求めて新潟で連戦した。今回は初の右回りとなるが「左右のバランスが取れているので問題ないと思います」ときっぱりだ。
ティーハーフは記者にとっても思い出深い。週刊ギャロップ所属時、育成時に北海道で取材して印象に残っている。「評判馬でしたよね。ただ、若いときは心身ともに伴っていない中、能力だけで走っていました」と同助手。「(ハートも)良くなるのはまだ先。間隔をあけたのはプラスです」。放牧先で成長を促し、帰厩から1カ月半はジワリと状態を上げてきた。「ピークに持ってこられました。体重は今日(5日)で470キロ(前走から14キロ増)。プラス1桁台は成長分と思っていいです」。
定年まで残すところ1年3カ月の西浦調教師は、「レディオブパーシャから預けてくれた縁。4歳、5歳と良くなる血統だし、ますます楽しみなんです」。最後のクラシックだけでなく、定年後の活躍も期待する。その前に2歳女王の座を-。可能性は十分にありそうだ。(千葉智春)
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