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3歳マイル王を決めるNHKマイルカップの追い切りが6日に行われ、昨年の2歳女王レシステンシア(栗東・松下武士厩舎、牝3歳)は、栗東坂路で余裕を残した動きで態勢を整えた。4ハロン56秒5と、同49秒5の一番時計をたたき出した前走時と比べて“静”の調整は、初の長距離輸送を考慮してのもの。メンバーただ1頭のGIホースが、持てる力を東京のターフで解き放つ。
◇
GI直前では、あまりにも遅い。レシステンシアの坂路時計は、なんと4ハロン56秒5-13秒7。“こんな平凡なタイムでいいのか”-。不安視する周囲の声を封じるように、松下調教師が力強い口調で切り出した。
「いい感じ。状態はいいですよ。リラックスした状態で、しっかりと走れていました」
ゆっくりとスタートし、力むことなくゴールを目指す。4ハロン49秒5と破格の一番時計だった桜花賞のように、好時計をたたき出してきたこれまでが“動”なら、今回は“静”の調整。馬なりで、余裕たっぷりにフィニッシュした。
4月29日の1週前追いで、ルメール騎手がまたがって坂路4ハロン53秒2をマーク。時計のかかる馬場で負荷をかけられ、この時点で順調に仕上がっていた。加えて、今回は6戦目にして初の長距離輸送を控えている。さまざまな要素を考慮し、陣営はソフトな最終仕上げを選んだ。
「この春3戦目ですし、中身ができていますからね。前走のダメージもありません」。一見、遅いと見える時計も計算ずくで、問題はない。
昨年末のマイルGI・阪神JFを制した2歳女王。桜花賞は2着に敗れたが、今回が初コンビのルメール騎手は「フットワークが力強い。彼女はすぐにいいポジションにつけられるし、直線ではゴールまで一生懸命に伸びてくれる馬」と追い切りで感触を確認済み。今までのレースもきっちりと頭に入れている。
関東への長距離輸送、東京芝1600メートル戦、牡馬が相手と、今回は初物づくしの一戦となるが、松下師は前を向く。
「手前(注)をコロコロと替える面がありますし、左回りは大丈夫じゃないかと思います。男馬が相手ですが、2キロの斤量差もありますからね。とにかく、いい状態で出走できれば」
デビューから常に勝ち負け。馬場の善しあしを問わず、能力を出し切ってきた。牝馬限定でのものとはいえ、メンバーでただ1頭のGI勝利の勲章はさん然と輝く。
あとは、ため込んだエネルギーを府中のターフで解き放つのみ。男勝りのスピードとパワーで、2つ目のビッグタイトルをつかみとる。(宇恵英志)
★マイルGI父は3勝…レシステンシアの父、ダイワメジャーは現役時代にマイルGI3勝を含むGI5勝。優れたスピードは産駒にも受け継がれ、NHKマイルCに産駒が過去14頭が出走し、昨年のアドマイヤマーズなど種牡馬別で最多の3勝、3着2回の好成績だ。前年の最優秀2歳牝馬でこのレースに参戦したのは2016年のメジャーエンブレム1頭で、1番人気に応えてV。同馬もダイワメジャー産駒で、前走の桜花賞で敗戦(4着)と、レシステンシアとの類似点は多い。メジャーエンブレムが阪神JFを制した15年に、ダイワメジャーは前年まで5年連続トップだったディープインパクトの牙城を崩し、初の2歳リーディングサイアーを獲得。翌16年春に配合する繁殖牝馬のレベルが格段に向上したため、17年産(現3歳)の活躍が期待されていた。
★NHKマイルCの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
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