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安田記念の勝ち馬を探り当てる好評連載企画は枠順確定の5日目。東京サンスポ・漆山貴禎記者(37)は、美浦に取材の地を移してアーモンドアイに密着した。女傑が引き当てたのは〔7〕枠(14)番。後入れの偶数枠に陣営のムードは最高潮だ。
木曜は直線距離にして約400キロ、5時間半の長旅で栗東から美浦へ。本来ならビールで疲れを癒やすところだが、春の健康診断で目を疑うような数値が出たため、じっとハイボールで我慢。血圧を下げるといわれるトマトジュースも飲んで、翌朝に備えた。
美浦でのお目当ては、もちろんアーモンドアイ。現地で目撃したドバイターフVは一生に残る思い出だ。VTRで確認した追い切りは相変わらずほれぼれする動きで、ルメール騎手が「彼女はスーパーホースです!」と語るのも納得。ただ、気掛かりなのはスタートだ。ゲートボーイ(発走補助員)のついた前走はスムーズだったが、国内では立ち遅れるケースもしばしば。目下の高速馬場では致命傷になりかねない。
もちろん、陣営も手を尽くしている。金曜朝は南Aコースをキャンターで1周半してからゲート練習。中で15秒ほど駐立していたが、立ち上がったりするそぶりは全く見られなかった。「気持ちが高ぶったときにそういう(出遅れる)傾向があるけど、今は大丈夫。全然問題ないよ」と国枝調教師。芝1600メートルは向こう正面の発走で、スタンドの大歓声による影響も軽減されるはずだ。
午前9時過ぎに決まった運命の枠順は〔7〕枠(14)番。過去10年で2011年リアルインパクト、17年サトノアラジンと2勝を飾っている“好枠”だ。後入れの偶数枠はデビュー戦以来で「(ゲートに)ゆっくり入ってほどなく出てもらえれば。隣のダノンプレミアムの動きを見ながら行けるのもいい」と、厩舎で一報を受けたトレーナーは笑顔。そばを通りかかったスタッフも「ちょうどいいところ」、「内で包まれなくていい」と口々に歓迎した。
ドバイでは体調を崩していた指揮官に「今回は?」と尋ねると、「もうプレッシャーで食べられない、しゃべれない。ドクターヘリを用意しておいてくれ」と“国枝節”全開。それだけ女王の調整は順調ということだろう。オークス、ジャパンC時と同様、レース前日に東京競馬場へ移動。ルーティンを崩さずに、歴代トップタイのGI出走機会6連勝に挑む。
土曜は府中で到着後の気配や、レース傾向を見極めて最終結論を出す。心身ともバテバテだが、往年の名実況にならえば“あと100っ!”。力を振り絞ってラストスパートを決めたい。 (漆山貴禎)
★安田記念の枠順はこちら 調教タイムも掲載
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