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夏の函館開催の幕開けを告げるスプリント重賞。札幌開催時代の第2~3回(1995~1996年)はノーブルグラスが連覇し、第3回に騎乗していた安田富男騎手は、この勝利で史上初となるJRA全10場重賞制覇を達成した。第6回(1999年)のシンコウフォレスト、第10回(2003年)のビリーヴ、第25回(2018年)のセイウンコウセイと高松宮記念やスプリンターズステークスの覇者が貫禄勝ちを収めるほか、第4回(1997年)のマサラッキ、第9回(2002年)のサニングデール、第15回(2008年)のキンシャサノキセキ、第18回(2011年)のカレンチャンなど、のちのG1ウィナーも勝ち馬欄に多く名を刻んでいる。
1986年以降の優勝馬を掲載しています。優勝馬の馬齢は2000年以前も現行表記と統一しています。
回数 | 開催日 | 優勝馬 | 性齢 | 勝ち タイム |
騎手 | 調教師 | レース 結果 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
第31回 |
2024年6月9日 函館 芝1200m |
サトノレーヴ | 牡5 | 1:08.4 | 浜中俊 | 美 | 堀宣行 | 全着順を 見る | |
第30回 |
2023年6月11日 函館 芝1200m |
キミワクイーン | 牝4 | 1:08.2 | 横山武史 | 美 | 奥村武 | 全着順を 見る | |
第29回 |
2022年6月12日 函館 芝1200m |
ナムラクレア | 牝3 | 1:07.2 | 浜中俊 | 栗 | 長谷川浩 | 全着順を 見る | |
第28回 |
2021年6月13日 札幌 芝1200m |
ビアンフェ | セ4 | 1:07.6 | 藤岡佑介 | 栗 | 中竹和也 | 全着順を 見る | |
第27回 |
2020年6月21日 函館 芝1200m |
ダイアトニック | 牡5 | 1:07.5 | 武豊 | 栗 | 安田隆行 | 全着順を 見る | |
第26回 |
2019年6月16日 函館 芝1200m |
カイザーメランジェ | 牡4 | 1:08.4 | 江田照男 | 美 | 中野栄治 | 全着順を 見る | |
第25回 |
2018年6月17日 函館 芝1200m |
セイウンコウセイ | 牡5 | 1:07.6 | 池添謙一 | 美 | 上原博之 | 全着順を 見る | |
第24回 |
2017年6月18日 函館 芝1200m |
ジューヌエコール | 牝3 | 1:06.8 | 北村友一 | 栗 | 安田隆行 | 全着順を 見る | |
第23回 |
2016年6月19日 函館 芝1200m |
ソルヴェイグ | 牝3 | 1:07.8 | 丸田恭介 | 栗 | 鮫島一歩 | 全着順を 見る | |
第22回 |
2015年6月21日 函館 芝1200m |
ティーハーフ | 牡5 | 1:08.3 | 国分優作 | 栗 | 西浦勝一 | 全着順を 見る | |
第21回 |
2014年6月22日 函館 芝1200m |
ガルボ | 牡7 | 1:08.5 | 津村明秀 | 美 | 清水英克 | 全着順を 見る | |
第20回 |
2013年6月16日 函館 芝1200m |
パドトロワ | 牡6 | 1:08.5 | 勝浦正樹 | 栗 | 鮫島一歩 | 全着順を 見る | |
第19回 |
2012年6月17日 函館 芝1200m |
ドリームバレンチノ | 牡5 | 1:09.4 | 松山弘平 | 栗 | 加用正 | 全着順を 見る | |
第18回 |
2011年7月3日 函館 芝1200m |
カレンチャン | 牝4 | 1:08.0 | 池添謙一 | 栗 | 安田隆行 | 全着順を 見る | |
第17回 |
2010年7月4日 函館 芝1200m |
ワンカラット | 牝4 | 1:08.2 | 藤岡佑介 | 栗 | 藤岡健一 | 全着順を 見る | |
第16回 |
2009年7月5日 札幌 芝1200m |
グランプリエンゼル | 牝3 | 1:08.5 | 熊沢重文 | 栗 | 矢作芳人 | 全着順を 見る | |
第15回 |
2008年7月6日 函館 芝1200m |
キンシャサノキセキ | 牡5 | 1:08.4 | 岩田康誠 | 美 | 堀宣行 | 全着順を 見る | |
第14回 |
2007年7月1日 函館 芝1200m |
アグネスラズベリ | 牝6 | 1:08.9 | 角田晃一 | 栗 | 西浦勝一 | 全着順を 見る | |
第13回 |
2006年7月2日 函館 芝1200m |
ビーナスライン | 牝5 | 1:09.1 | 秋山真一郎 | 美 | 堀宣行 | 全着順を 見る | |
第12回 |
2005年7月3日 函館 芝1200m |
シーイズトウショウ | 牝5 | 1:09.0 | 池添謙一 | 栗 | 鶴留明雄 | 全着順を 見る | |
第11回 |
2004年7月4日 函館 芝1200m |
シーイズトウショウ | 牝4 | 1:09.4 | 池添謙一 | 栗 | 鶴留明雄 | 全着順を 見る | |
第10回 |
2003年7月6日 函館 芝1200m |
ビリーヴ | 牝5 | 1:09.3 | 安藤勝己 | 栗 | 松元茂樹 | 全着順を 見る | |
第9回 |
2002年6月30日 函館 芝1200m |
サニングデール | 牡3 | 1:10.3 | 福永祐一 | 栗 | 瀬戸口勉 | 全着順を 見る | |
第8回 |
2001年7月1日 函館 芝1200m |
メジロダーリング | 牝5 | 1:09.5 | 武幸四郎 | 美 | 大久保洋 | 全着順を 見る | |
第7回 |
2000年7月2日 函館 芝1200m |
タイキトレジャー | 牡4 | 1:08.7 | 横山典弘 | 美 | 藤沢和雄 | 全着順を 見る | |
第6回 |
1999年7月18日 函館 芝1200m |
シンコウフォレスト | 牡6 | 1:09.4 | 四位洋文 | 美 | 栗田博憲 | 全着順を 見る | |
第5回 |
1998年7月19日 函館 芝1200m |
ケイワンバイキング | セ5 | 1:09.0 | 横山典弘 | 美 | 奥平真治 | 全着順を 見る | |
第4回 |
1997年7月13日 函館 芝1200m |
マサラッキ | 牡4 | 1:08.8 | 河内洋 | 栗 | 増本豊 | 全着順を 見る |
夏季競馬の短距離重賞の充実を図るために、1994年に「札幌スプリントステークス」の競走名で創設。格付けはG3。第3回までは札幌芝1200mで開催された。1997年の札幌競馬と函館競馬の開催順序入れ替えにともない、舞台を函館芝1200mに移し、競走名も「函館スプリントステークス」に改称。2006年からは「サマースプリントシリーズ」の第1戦として行われている。
第1~6回(1994~1999年)は7月中旬。第7~18回(2000~2011年)は原則として7月上旬。第20回(2012年)以降は6月中旬~下旬に開催されている。
施行場所:函館芝1200m(右回り)
出走資格:3歳以上
1着賞金:4100万円
負担重量:別定
1994年 | 札幌芝1200m、4歳(現在の3歳)以上、別定、G3(国内独自)、混合競走、「札幌スプリントステークス」として創設 |
---|---|
1996年 | 指定交流競走に指定 ノーブルグラスがレース史上初の2連覇を達成 |
1997年 | 競走名を「函館スプリントステークス」に改称 施行場を函館芝1200mに変更 |
2005年 | シーイズトウショウがレース史上2頭目の2連覇を達成 |
2006年 | サマースプリントシリーズに指定 |
2007年 | 格付け表記をJpn3に変更 |
2009年 | 国際競走に指定、国際G3に格付け 札幌芝1200mで施行 |
2010年 | ワンカラットが函館芝1200mのコースレコードを更新 |
2016年 | ソルヴェイグが函館芝1200mのコースレコードを更新 |
2017年 | ジューヌエコールが函館芝1200mのコースレコードを更新 |
2019年 | 禁止薬物「テオブロミン」検出騒動により6頭が競走除外 |
2020年 | COVID-19の流行により無観客競馬として開催 |
2021年 | 札幌芝1200mで施行 |
2024年 | 「JRA70周年記念」の副題を付して実施 |
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