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2024年12月28日(土) | ホープフルS G1 |
---|
着 順 |
枠 番 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 負担 重量 |
騎手 | 調教師 | 馬体重 | B | タイム | 着差 | オッズ | 人気 | 上がり 3F |
通過順 |
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1 | 3 | 3 | 牡3 | 56.0 | 川田将雅 | 栗 友道康夫 | 492(+2) | R2.23.5 | 5.0 | 3 | 33.1 | ⑤⑦⑦⑧ | |||
2 | 5 | 6 | 牡3 | 56.0 | 池添謙一 | 栗 中竹和也 | 528(+12) | 2.23.5 | アタマ | 24.5 | 10 | 33.4 | ③③③④ | ||
3 | 5 | 7 | 牡3 | 56.0 | 武豊 | 栗 西村真幸 | 502(+12) | 2.23.6 | 1/2 | 4.3 | 2 | 33.7 | ①①①① | ||
4 | 4 | 4 | 牡3 | 56.0 | 坂井瑠星 | 栗 中内田充 | 478(-4) | 2.23.6 | アタマ | 7.3 | 4 | 33.5 | ⑤⑤⑤④ | ||
5 | 8 | 13 | 牡3 | 56.0 | 松山弘平 | 美 武井亮 | 492(-2) | 2.23.6 | ハナ | 3.4 | 1 | 33.3 | ⑨⑧⑦⑦ | ||
6 | 8 | 12 | 牡3 | 56.0 | 岩田望来 | 栗 石橋守 | 462(+2) | 2.23.8 | 1 1/4 | 99.1 | 12 | 32.9 | ⑫⑫⑫⑬ | ||
7 | 2 | 2 | 牡3 | 56.0 | M.デムー | 栗 須貝尚介 | 486(0) | 2.23.9 | 1/2 | 18.3 | 8 | 33.2 | ⑨⑩⑨⑩ | ||
8 | 6 | 8 | 牡3 | 56.0 | 横山武史 | 栗 宮徹 | 496(-6) | 2.24.1 | 1 1/4 | 15.9 | 6 | 33.4 | ⑧⑧⑨⑩ | ||
9 | 1 | 1 | 牡3 | 56.0 | 北村宏司 | 美 木村哲也 | 486(+6) | 2.24.2 | 3/4 | 22.7 | 9 | 33.7 | ⑬⑫⑨⑨ | ||
10 | 7 | 11 | 牡3 | 56.0 | 角田大河 | 美 久保田貴 | 498(+8) | 2.24.5 | 1 3/4 | 17.8 | 7 | 34.6 | ②②②② | ||
11 | 7 | 10 | 牡3 | 56.0 | 和田竜二 | 美 大竹正博 | 482(+6) | 2.24.8 | 2 | 9.1 | 5 | 34.9 | ④④③② | ||
12 | 4 | 5 | 牡3 | 56.0 | 古川吉洋 | 栗 浜田多実 | 504(0) | 2.25.0 | 1 | 276.2 | 13 | 34.2 | ⑪⑪⑫⑩ | ||
13 | 6 | 9 | 牡3 | 56.0 | 松若風馬 | 栗 梅田智之 | 494(-6) | 2.25.7 | 4 | 95.6 | 11 | 35.5 | ⑤⑤⑤④ |
ラップタイム | 12.8 - 11.4 - 12.7 - 12.4 - 11.9 - 12.6 - 12.5 - 12.0 - 11.6 - 10.7 - 10.9 - 12.0 |
---|---|
前半 | 12.8 - 24.2 - 36.9 - 49.3 - 61.2 |
後半 | 57.2 - 45.2 - 33.6 - 22.9 - 12.0 |
■払戻金
単勝 | 3 | 500円 | 3番人気 |
---|---|---|---|
複勝 | 3 | 180円 | 3番人気 |
6 | 460円 | 10番人気 | |
7 | 180円 | 2番人気 | |
枠連 | 3-5 | 1,080円 | 5番人気 |
馬連 | 3-6 | 4,740円 | 22番人気 |
ワイド | 3-6 | 1,230円 | 17番人気 |
---|---|---|---|
3-7 | 490円 | 3番人気 | |
6-7 | 1,570円 | 24番人気 | |
馬単 | 3-6 | 6,860円 | 28番人気 |
3連複 | 3-6-7 | 6,370円 | 24番人気 |
3連単 | 3-6-7 | 34,690円 | 112番人気 |
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土曜日の阪神芝のレース結果、近年の神戸新聞杯の結果をもとに、馬場のバイアスなどを考察していきます。予想の際にお役立てください。
この中間は水曜日から木曜日にかけて33ミリの降水を観測。金曜日の夜にも1.5ミリの雨が降った。しかしながら、その後の回復が早く、土曜日の芝コースは良馬場(JRA発表)でスタート。野芝の成長こそ盛りを過ぎようとしているものの、温暖な気候や強めの風も手伝って、立ち直りが相当早い。
土曜日施行の芝外回り競走3鞍における勝ち馬の最終4角通過順位は7、7、3番手。Bコース初日らしく、最後の直線で内寄りに進路を取る馬がなかなかの踏ん張りを見せていた。その一方、多少の距離ロスがありながらも、馬混みを避けて運んでいた馬の活躍も目を引く。
実際、1~2着馬6頭はいずれも上がり3F3位以内をマーク。上がり3F最速馬(タイを含む)は【3.0.1.0】という、抜群の成績を収めている。つまり、最後の直線でどれだけ脚を伸ばすことができるかが肝要。少なくとも、先行力だけに頼った押し切り勝ちは容易ではない。その点は頭に入れておくべきだ。
枠順については、外回り戦に限れば真ん中より外が優勢。5~8枠の3勝を含む3着以内6頭に対し、1~4枠は2~3着3頭と分が悪い。ようはロスなく回るメリットよりも、インで包まれるなどのデメリットのほうが大きいということ。スムーズに加速できる位置を確保した馬が優位の立場にある。
日曜日午後からの予報は晴れベース(24日7時の時点)。風向きと風速も、前日と比較して極端な変化まではなさそうな見通し。となれば、土曜日の傾向を踏襲する公算が高い。ゆえに神戸新聞杯に関しては、真ん中より外の枠を引いた差せるタイプを優先したほうが、好結果につながりやすいのではないか。
なお、阪神で行われた直近5回の神戸新聞杯(2015~2019年)では、近3走内に3勝クラス(旧1600万下)以上のレースにおいて、上がり3F3位以内での連対経験を持つ馬が堅調。5頭の勝ち馬すべてが該当する。上がりの脚という点は先述した傾向にも重なることから、見逃せないデータといえよう。
また、芝2400mの潜在適性も重要なファクター。阪神で施行された直近5回の優勝馬5頭は、父または母の父が芝2400mのG1ウイナーという点で共通する。先に述べた上がりの要素とセットで押さえておきたい傾向だ。
今回の出走メンバーで、要点(5~8枠+近3走の内容+父or母の父)を満たしているのは、⑪シーズンリッチ、⑬ハーツコンチェルト。従って当欄では、これら2頭を軸馬の有力候補として推奨したい。
◆サヴォーナ・柴田助手「春先から成長しています。ゲートをうまく出て流れに乗れれば」
◆サスツルギ・北村宏騎手「(初めての右回りを)どういうバランスで走るのかというのは調教で確認できました」
◆サトノグランツ・友道師「数字は変わっていませんが、体がしっかりして、走りのフォームも良くなってきています」
◆ショウナンバシット・須貝師「乗りやすいから距離は合っていると思います。仕上がりは悪くないですよ」
◆シーズンリッチ・山﨑助手「(前走は)瞬発力の差で負けた感じでした」
◆スマートファントム・石橋師「状態は変わりないですよ。(舞台も)問題ないと思います」
◆ナイトインロンドン・大竹師「時計が速くなった際にどう対応できるかだが、しまいは確実」
◆バールデュヴァン・浜田師「ダートを使っていましたが、(近走からみると)芝の方が良かったんでしょうね」
◆ビキニボーイ・梅田師「この馬なりの動き。今の時計の速い馬場で、強い相手にどこまでやれるか」
◆マイネルラウレア・宮師「太め感なく仕上がっている。距離は大丈夫だし、このメンバーでどれだけやれるか」
◆ロードデルレイ・福永助手「休み明けだった前走より上積みをもって臨めそうです」
2013年以降(2020~2022年は中京芝2200mで施行)の所属別成績は、栗東【9.10.9.101】、美浦【1.0.1.9】。連対(2着以内)率と複勝率は前者が優位の立場にある。なお、後者の1勝は日本ダービーを制したレイデオロ(2017年)が挙げたもの。相応の実績がない関東馬は、評価を控えめにしたほうがよさそうだ。
(減点対象馬)
①サスツルギ ⑩ナイトインロンドン ⑪シーズンリッチ ⑬ハーツコンチェルト
2013年以降の1~2着馬20頭の前走クラス(レース格)を検証すると、G1、3勝クラス(旧1600万下)、2勝クラス(旧1000万下)の3パターン。これ以外のステップで臨んだ馬は、みな2着連対圏を逃している。
(減点対象馬)
⑧マイネルラウレア ⑫スマートファントム
2013年以降の2着以内馬20頭の前走使用距離を確認すると、1600m、2000m、2400mの3通りに集約される。根幹距離(400mで割り切れる距離)を経由してきた馬が優位の傾向にあるようだ。
(減点対象馬)
①サスツルギ ⑤バールデュヴァン ⑥サヴォーナ ⑧マイネルラウレア ⑨ビキニボーイ ⑩ナイトインロンドン
前走の単勝人気に関しては、G1であれば不問。3勝クラスなら5番人気以内、2勝クラスの場合は4番人気以内が一応の目安。2013年以降、2~3勝クラス組で2着連対圏に入った全馬が、この条件を満たしていた。
(減点対象馬)
⑤バールデュヴァン
前走の着順については、G1なら11着以内、G1以外であれば6着以内がひとつの基準。2013年以降の1~2着全馬がこの条件をクリアしている。
(減点対象馬)
②ショウナンバシット
2013年以降の1~2着馬はいずれも、近3走内に2着以内の連対歴かG1での3着好走経験があった。G1での上位好走歴がないうえに、2着連対圏からも遠ざかっている馬は強調しづらい。
(減点対象馬)
⑨ビキニボーイ
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U指数的には、比較的順当に決まりやすいレースである。2020年3着のロバートソンキー(18位、14番人気)や2022年2着のヤマニンゼスト(14位、12番人気)のようなケースはあるが、これらはほぼイレギュラーと考えていい。直近5年の3着以内馬15頭中13頭が指数も人気も一桁順位で、勝ち馬に関しては全頭が2位以内かつ5番人気以内となっている。ヒモ荒れはいちおう視野に入れつつも、馬券の中心は指数上位の人気サイドという方針で問題ない。無理に捻らず、素直に攻略するのが最善策となるだろう。
中心視したいのは、U指数トップ評価を受けている⑦ファントムシーフ(97.4)。共同通信杯1着、皐月賞3着の実績は光っており、ダービーは3番人気8着と期待に応えられなかったが、コンマ4秒差と大きく崩れなかった。阪神は新馬戦を勝っているコース。ここは立て直しての復活に期待したい。
そして、不気味なのは3戦3勝とまったく底を見せていない2位④ロードデルレイ(96.2)。重賞戦線を戦ってきた馬たちよりも高い指数をマークしており、まだまだ上でもやれそうな雰囲気を漂わせている。ファントムシーフを逆転しても、なんら驚けない。
ほかでは、ダービー最先着(3位)の3位⑬ハーツコンチェルト(95.6)と、同じくダービーから直接臨む毎日杯勝ち馬の4位⑪シーズンリッチ(94.4)に注目する。
瞬発力を活かしやすく、まぎれの少ない阪神芝2400mの外回りが舞台となることから、上位人気に支持されるような実績馬が実力を遺憾なく発揮しやすいことが最大の特徴。そういう意味でも、日本競馬を牽引してきたディープインパクトやキングカメハメハの血脈を強調しやすいところがある。なお、19年1着サートゥルナーリア(父系祖父キングカメハメハ)、21年1着ステラヴェローチェ(母の父ディープインパクト)のように、今後は父系祖父や母の父としてその名前を目にする機会も増えてくるだろう。
ほか、父が神戸新聞杯の勝ち馬であるケースも非常に多く、例えばディープインパクトは4組、キングカメハメハは2組、シンボリクリスエスとゼンノロブロイは1組ずつとなる父子制覇を達成している。
サトノグランツは、父サトノダイヤモンド×母チェリーコレクト(母の父Oratorio)。父系祖父ディープインパクトが達成した4組の父子制覇のうち、その1組目となったのが16年サトノダイヤモンド。本馬は全3勝が外回りコースとなるが、「サトノダイヤモンド×Oratorio×Hernando×Caerleon」という血統構成からも加速力に優れたタイプなので、伸び伸びと走れる広いコースがあっている。阪神芝2400mは誂え向きの舞台といえるだろう。
マイネルラウレアは、父ゴールドシップ×母マイネボヌール(母の父ロージズインメイ)。父子制覇がかかった一戦としても衆目を集めるが、その父は12年神戸新聞杯を制するほか、現役時は史上初となる宝塚記念2連覇を含む重賞6勝など、阪神競馬場との相性のよさが際立つ存在だった。一方、本馬の近親には09年マーメイドSを制したコスモプラチナがおり、同馬がステイゴールド(=本馬の父系祖父)の産駒であることにも好感を持てる。
ナイトインロンドンは、父グレーターロンドン×母ムーンハウリング(母の父メジロマックイーン)。注目したいのは母の父の血脈で、同じ母の父となる馬は07年ドリームジャーニー、11年オルフェーヴル、12年ゴールドシップと出走した3頭すべてが勝利。いずれもステイゴールド産駒という共通点はあるが、サンデーサイレンスの直系と大枠で考えれば本馬にも当てはまる。異彩を放つディープインパクトの孫世代としても動向を注視したい。
春のクラシック実績馬の多くがここから秋競馬に臨む菊花賞の最重要トライアル。第50~51回(2002~2003年)は名門・藤沢和厩舎がシンボリクリスエスとゼンノロブロイで連覇を達成。2頭はその後、G1を複数回勝利する大活躍を収めた。第52回(2004年)は、結果的にこれが引退レースとなってしまうキングカメハメハが圧勝。第53回(2005年)を勝ったディープインパクトは、続く菊花賞も制して日本競馬史上6頭目の三冠馬に輝いた。ほか、第56回(2008年)のディープスカイ、第59回(2011年)のオルフェーヴル、第60回(2012年)のゴールドシップ、第64回(2016年)のサトノダイヤモンド、第68回(2020年)のコントレイルなどなど、そうそうたる面々が1着でゴール板を駆け抜けている。