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着 順 |
枠 番 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 負担 重量 |
騎手 | 調教師 | 馬体重 | B | タイム | 着差 | オッズ | 人気 | 上がり 3F |
通過順 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | 2 | 牡3 | 56.0 | 福永祐一 | 栗 矢作芳人 | 460(0) | 2.12.5 | 1.1 | 1 | 35.6 | ⑧⑦⑧⑥ | |||
2 | 8 | 18 | 牡3 | 56.0 | 池添謙一 | 栗 池江泰寿 | 488(+2) | 2.12.8 | 2 | 20.3 | 3 | 35.4 | ⑭⑭⑮⑯ | ||
3 | 3 | 5 | 牡3 | 56.0 | 伊藤工真 | 美 林徹 | 474(-8) | 2.12.8 | クビ | 112.7 | 14 | 35.7 | ⑫⑫⑬⑩ | ||
4 | 6 | 11 | 牡3 | 56.0 | 和田竜二 | 栗 大久保龍 | 490(+6) | 2.13.0 | 1 | 23.5 | 4 | 36.4 | ②②③③ | ||
5 | 7 | 13 | 牡3 | 56.0 | 富田暁 | 栗 昆貢 | 468(-8) | 2.13.1 | 3/4 | 191.0 | 17 | 36.0 | ⑧⑨⑧⑩ | ||
6 | 4 | 7 | 牡3 | 56.0 | 秋山真一 | 栗 清水久詞 | 442(+2) | 2.13.3 | 1 1/4 | 51.0 | 7 | 36.6 | ⑤④⑤⑤ | ||
7 | 2 | 4 | 牡3 | 56.0 | 松山弘平 | 栗 池添学 | 484(+4) | 2.13.4 | クビ | 102.8 | 13 | 36.3 | ⑭⑭⑮⑩ | ||
8 | 5 | 9 | 牡3 | 56.0 | 北村友一 | 栗 角居勝彦 | 494(+16) | 2.13.5 | 1/2 | 132.6 | 16 | 36.2 | ⑫⑫⑬⑮ | ||
9 | 3 | 6 | 牡3 | 56.0 | M.デムー | 栗 斉藤崇史 | 486(-6) | 2.13.5 | アタマ | 55.1 | 9 | 36.0 | ⑱⑱⑰⑯ | ||
10 | 7 | 14 | 牡3 | 56.0 | 岩田望来 | 栗 藤原英昭 | 472(-2) | 2.13.6 | 1/2 | 98.1 | 12 | 36.8 | ④⑥⑤⑥ | ||
11 | 2 | 3 | 牡3 | 56.0 | 吉田隼人 | 美 相沢郁 | 474(+10) | 2.13.7 | 3/4 | 39.4 | 6 | 37.1 | ⑤④③③ | ||
12 | 5 | 10 | 牡3 | 56.0 | 坂井瑠星 | 栗 矢作芳人 | 474(+16) | 2.13.9 | 1 | 67.9 | 10 | 37.6 | ①①①① | ||
13 | 8 | 16 | 牡3 | 56.0 | 古川吉洋 | 斉藤正弘 | 458(-2) | 2.14.1 | 1 | 123.3 | 15 | 37.0 | ⑦⑦⑪⑩ | ||
14 | 4 | 8 | 牡3 | 56.0 | 小崎綾也 | 栗 牧田和弥 | 464(+5) | 2.14.1 | クビ | 268.7 | 18 | 37.2 | ⑩⑪⑧⑥ | ||
15 | 6 | 12 | 牡3 | 56.0 | 藤岡康太 | 栗 西浦勝一 | 476(+6) | 2.14.2 | 3/4 | 80.8 | 11 | 36.7 | ⑯⑯⑰⑯ | ||
16 | 7 | 15 | 牡3 | 56.0 | 川田将雅 | 栗 角居勝彦 | 446(+2) | 2.14.3 | クビ | 52.9 | 8 | 37.5 | ⑩⑨⑤⑥ | ||
17 | 1 | 1 | 牡3 | 56.0 | 藤岡佑介 | 栗 藤岡健一 | 502(0) | 2.16.9 | 大差 | 19.9 | 2 | 40.4 | ②②②② | ||
18 | 8 | 17 | 牡3 | 56.0 | 武豊 | 栗 友道康夫 | 510(+10) | 2.18.3 | 8 | 26.5 | 5 | 41.1 | ⑰⑯⑪⑩ |
ラップタイム | 12.6 - 10.9 - 11.5 - 12.4 - 12.5 - 12.3 - 12.1 - 12.0 - 12.2 - 11.8 - 12.2 |
---|---|
前半 | 12.6 - 23.5 - 35.0 - 47.4 - 59.9 |
後半 | 60.3 - 48.2 - 36.2 - 24.0 - 12.2 |
■払戻金
単勝 | 2 | 110円 | 1番人気 |
---|---|---|---|
複勝 | 2 | 110円 | 1番人気 |
18 | 240円 | 3番人気 | |
5 | 870円 | 14番人気 | |
枠連 | 1-8 | 350円 | 1番人気 |
馬連 | 2-18 | 610円 | 2番人気 |
ワイド | 2-18 | 350円 | 2番人気 |
---|---|---|---|
2-5 | 1,680円 | 14番人気 | |
5-18 | 16,520円 | 94番人気 | |
馬単 | 2-18 | 620円 | 2番人気 |
3連複 | 2-5-18 | 19,020円 | 63番人気 |
3連単 | 2-18-5 | 37,180円 | 118番人気 |
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2回中京開催ならびに土曜日の中京芝のレース結果、近年の神戸新聞杯の結果をもとに、馬場や血統のバイアスを考察していきます。予想の際にお役立てください。
金曜日に降った雨の影響で、土曜日の芝コースは稍重(JRA発表)でスタート。その後の降雨はなく、5Rには良(JRA発表)に回復した。野芝の盛りは過ぎたものの、温暖な気候もあって立ち直りが早い。
レース結果を振り返ると、枠順における不利が少ない印象。外枠がガンガン来ているようにも映るが、これは進路取りによるものが大きく、過度の外枠依存は危険かと思われる。脚質についても同様で、展開不向きの後方勢を除けば、おおむね公平なコンディションだったといえよう。
日曜日の降水確率は10%。突発的な雨でもなければ、脚質については土曜日の傾向を踏襲する可能性は高い。よほどの力量差または適性差でもない限り、道中外、直線も外、という馬は苦しい競馬を強いられることが予想される。
ただでさえ、前半開催では高速決着が頻発していた中京芝コース。加えて、Bコース変更1週目でもある。ゆえに、道中で中より内めを先んじて通る馬、またはロスが少ない内めの枠(1~3枠あたり)を引いた馬に軸足を寄せたほうが、好結果につながりやすいのではないか。
血統面に関しては、土曜日施行の芝2000m戦2鞍はディープインパクト産駒が連勝。また、今開催の芝2200m戦3鞍をみると、ディープインパクトの血を引き継ぐ馬が2勝を挙げている。重要視すべき血脈であることに疑う余地はない。
とはいえ、今回の出走メンバーと照らし合わせてみると該当馬が多い印象。もうひとつフィルターをかけて、近5年の神戸新聞杯の2着以内馬すべてに共通する、日本ダービー4着以内、条件クラス1着、という2パターンの前走着順に当てはまる馬に的を絞りたい。
今年の出走メンバーで、血統面と先述した馬場傾向(1~3枠)の要点をともに満たしているのは、②コントレイル1頭のみ。従って当欄では、②コントレイルを本命に指名する。
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出演:スガダイ(予想神) 夢月(単勝スペシャリスト) 岡田大(ウマニティ編集長)
◆アイアンバローズ・小滝助手 「夏を越して大きくなった。レースに集中できるかが鍵」
◆イロゴトシ・小崎騎手 「しまいは止まってしまったけど、感触は良かったです」
◆エンデュミオン・清水久師 「仕上がりはいいです。素質はあるので、順調に成長してくれれば」
◆コントレイル・矢作師 「追い切りとしては何も言うことはない。万全とは言わないけど、かなりいい状態で使えるのは間違いない」
◆シンボ・齊藤正師 「長距離輸送を考慮した調整で控えめですが、いい仕上げができた」
◆ターキッシュパレス・富田騎手 「最後までよく伸びて最後も余裕があった。一戦ごとに成長しているので楽しみ」
◆ディープキング・藤原助手 「体の使い方が良くなって、可動域が広くなった。中京も良さそう」
◆パンサラッサ・矢作師 「いい休みを取っていい仕上がり。先行して見せ場を作りたい」
◆ビターエンダー・相沢師 「馬なりでこのくらいの時計が出せれば十分。ダービーはスタートでつまずいて競馬にならなかった」
◆ファルコニア・小滝助手 「調教を積むにつれてしっかりしてきて、子どもらしさも抜けてきた。何とか権利を」
◆マイラプソディ・友道師 「予定通りしまいだけ。2週前くらいから動きが良くなってきた」
◆メイショウボサツ・西浦師 「動きは良かった。何とか権利を取りたい」
◆レクセランス・池添学師 「先週よりいい動きで真っすぐ走れていた。直線が長いコースはいい」
◆ロバートソンキー・林師 「迫力のあるいい動き。順調に乗り込めて、いい臨戦過程です」
★神戸新聞杯の出馬表はこちら 調教タイムも掲載
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日曜日に行われる神戸新聞杯の出走馬の追い切りについて、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。
※評価は上からA~D、F(判定不能)の5段階
①グランデマーレ【B】
栗東CW併走。鞍上と息が合わないシーンもあったが、その後は力強い動きを示した。抜け出してからも集中を切らすことなく、脚を伸ばしている点は評価できる。あとは、実戦勘を取り戻せるかどうか。その1点に尽きる。
②コントレイル【A】
栗東坂路単走。やや頭が高いが、首はしっかり使えており、走りのリズムは悪くない。春先と比べて、楽に時計を出せるようになっているし、集中力も増している。前哨戦の仕上がりとすれば、優に合格点だろう。
③ビターエンダー【B】
美浦南W併走。全体的に動きが小さく迫力は感じられないが、持ち前の回転鋭い脚さばきは健在。水分を多く含んだチップを苦にすることなく駆け抜けた。ダービー以来の実戦とすれば、いい仕上がり具合ではないか。
④レクセランス【B】
栗東坂路併走。遅れを喫したものの、この馬としては食い下がっているほう。良い意味の前進気勢が出てきているし、ヨレるクセも解消している。少なくとも前回より雰囲気はいい。
⑤ロバートソンキー【C】
美浦坂路併走。バタバタした走りで刻んだ時計ほどのスピードは感じられなかった。脚勢が衰えそうになりつつも、しぶとく粘った点は評価できるが、強豪集うトライアルで上位争いに加わるには、もう一段階上の変わり身がほしい。
⑥マンオブスピリット【C】
栗東CW単走。鞍上の指示に対しては従順。その一方、自発的にハミを取らないのは相変わらず。脚元の動き自体は悪くないので、展開がハマれば、という条件付きの狙いとなろう。
⑦エンデュミオン【C】
栗東坂路単走。マズマズのラップを記録した反面、四肢の着地点が安定せず、ラチ側に体が流れがち。そのため、非力な印象を受ける。上昇度に乏しく、今回は割引が必要かもしれない。
⑧イロゴトシ【D】
栗東坂路単走。道中の進みは悪くなかったが、しまいにかけてペースダウン。隣から追いかけてきた関係のない馬にアッサリとかわされてしまった。G2で通じるデキにあるかといえば甚だ疑問。今回は見送りが賢明だろう。
⑨アイアンバローズ【C】
栗東坂路併走。マズマズのラップを踏んだものの、首の動きが安定せず、見映えはイマイチ。そのせいもあってか、弾けそうで弾けきれない印象。相手関係を考えると、期待よりも不安のほうが先立つ。
⑩パンサラッサ【B】
栗東坂路併走。軽めの内容とあって、こぢんまりとした走り。その一方で、ステイフーリッシュに馬体を併せると、自らハミを取ってグイグイ脚を伸ばす前向きさはある。この馬なりに順調とみていい。
⑪ディープボンド【B】
栗東CW単走。緩めの内容ながら、テンポの良い走りを披露した。さほどキレは感じないものの、最後までしぶとく脚を伸ばしており、自身の持ち味は出せている印象。及第点のデキにある。
⑫メイショウボサツ【B】
栗東坂路併走。タイムは平凡だが、稽古は動かないタイプなので、過度に不安視する必要はない。僚馬が体を寄せてきたにもかかわらず、怯むことなく自身の進路を維持できた点は好感が持てる。圏内突入があってもおかしくはない。
⑬ターキッシュパレス【C】
栗東CW併走。長めからしっかりと追われ、先着を果たしたことは評価できる。ただし、中間過程を検証する限り、良い意味での大きな変化は見受けられない。良くも悪くも平行線、といったところか。
⑭ディープキング【C】
栗東坂路併走。中盤までは勢いよく登っていたが、しまいにかけての伸びは今ひとつ。終始馬なりのパートナーに後れをとってしまった。相手強化のG2に臨むにあたり、モチベーション不足の感は拭えない。勝ち負けまではどうか。
⑮ファルコニア【C】
栗東坂路単走。しまいは脚を伸ばしたものの、頭の位置が安定せず、躍動感という面では今ひとつ。舌を越してハミの収まりが悪い点も気になるところ。最終追いの動きを見る限り、評価は上げづらい。
⑯シンボ【B】
門別坂路単走。今週は軽めの内容で済ませたが、16日に前回の最終追いと同水準のタイムを記録。10日には本馬場で併せ馬を消化しており、体調面の不安はなさそう。あとは、輸送をクリアできるかどうか。当日の気配には注意したい。
⑰マイラプソディ【B】
栗東坂路単走。体を持て余し気味の動きではあるが、脚取りは力強く、ストライドもしっかり伸びている。推進力が上に逃げる完歩が目についた、春先の走りとはひと味違う印象。要警戒の1頭だ。
⑱ヴェルトライゼンデ【B】
栗東CW併走。前肢の出が少し窮屈に映るが、しまいの伸びは上等の部類。調教巧者なので過度の評価はできないものの、気配は決して悪くない。一応の態勢は整ったのではないか。
過去5年間の1着馬の最低指数は96.0、同様に2着馬は93.3、3着馬は90.4となっているので、高評価を与えるラインは93あたりに設定できそう。今年は(コントレイル除くと)2~6位の5頭がその対象になる。
面白そうなのは2位に付けているシンボ(96.9)だ。北海道所属ながら、ここ2戦はJRAのレースで前評判以上の活躍を見せており、それが高い指数を算出する後押しとなった格好。引き続き人気はなさそうなので、穴馬券の使者として注目してみたい。
以下、実績的にはコントレイルに次ぐ“断然2位”の存在で、U指数3位にランクされているヴェルトライゼンデ(95.7)、ダービーで掲示板を確保し、まだまだ伸びしろがありそうな5位のディープボンド(93.2)の2頭を押さえておく。
2010年以降(すべて阪神芝2400mで施行)、栗東所属馬の9勝を含む19連対に対し、美浦所属馬は1勝のみ。しかも、後者の1勝はダービー馬のレイデオロが挙げたもの。相応の実績がない関東馬は、評価を控えめにしたい。
2010年以降の2着以内20頭の前走クラス(レース格)を確認すると、G1、G3、1600万下(現3勝クラス)、1000万下(現2勝クラス)の4パターン。これ以外のステップで臨んだ馬は、ことごとく3着以下に敗れている。
前走の着順についてはG1ならば11着、G3は8着、条件クラスであれば1着が最低ライン。2010年以降の2着以内全馬がこの条件を満たしていた。
2010年以降の2着以内20頭には、例外なく近2走内に2着以内の連対経験があった。レースの格を問わず、勝ち負け争いから遠ざかっている馬は、疑ってかかるべきだろう。
2010年以降の1~2着馬20頭は、いずれもオープンクラスのレースに出走歴があった。条件戦より下のクラスでしかレース経験のない馬は、苦戦を強いられている。
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今年は京都競馬場整備工事に伴う開催日割の変更があり、神戸新聞杯-G2は中京芝2200mを舞台に行われる。直近3年以内の同コースにおける種牡馬成績は、ディープインパクトが2位にダブルスコアを付ける8勝、次点で4勝のハーツクライとルーラーシップが続く。
なお、今開催は同コースで特別戦が3レース行われており、ディープインパクト、エピファネイア、オルフェーヴルが1勝ずつとなるほか、ディープインパクトは母の父としても「1-0-1-0」と存在感を放っている。
コントレイルは、父ディープインパクト×母ロードクロサイト(母の父Unbridled's Song)。2代母Folkloreは05年にメイトロンS-米G1、BCジュヴェナイルフィリーズ-米G1とアメリカのダートG1を2連勝。本馬はソラを使う癖がありながらも圧巻のパフォーマンスを披露し続けており、世代最強馬の肩書きに疑う余地はない。今開催、父ディープインパクト×母の父Unbridled's Song系は、リアアメリアがローズS-G2を制し、レッドベルオーブが従来の2歳コースレコードを1秒1も更新するなど、顕著な活躍が続いていることも追い風だろう。
ディープキングは、父ディープインパクト×母ダリシア(母の父Acatenango)。母は05年シュパルカッセンフィナンツグルッペ賞-独G3の勝ち馬で、20年から日本で種牡馬として供用されることになった半兄アニマルキングダムは11年ケンタッキーダービー-米G1、13年ドバイワールドC-首G1などを制した。本馬は母系が非主流血統の晩成型でもあり、ひと夏を越した成長力にも期待が持てるタイプ。先述した半兄が11番人気でG1初制覇となったように、ダークホースとしての魅力もありそうだ。
ヴェルトライゼンデは、父ドリームジャーニー×母マンデラ(母の父Acatenango)。19年菊花賞-G1を制したワールドプレミアの半弟で、叔父Manduroは07年にイスパーン賞-仏G1、プリンスオブウェールズS-英G1、ジャックルマロワ賞-仏G1と欧州のG1を3連勝してみせた。本馬も本格化するのは古馬になってからかもしれないが、成長力においては折り紙付きの血統馬。ただし、日本ダービー後に軽い骨折、熱発の影響で予定していた朝日杯セントライト記念-G2を回避するなど少し順調さを欠く点がどうか。
ディープボンドは、父キズナ×母ゼフィランサス(母の父キングヘイロー)。09年に春秋スプリントG1制覇を果たしたローレルゲレイロほか、リキサンマックスやアメージングムーンが出たモガミヒメに遡る牝系。本馬が先行してしぶとい走りをするあたりは母系譲りともいえそうで、ここも自分のペースで伸び伸びと走らせたら簡単には止まらないはず。
(文・シンヤカズヒロ)
春のクラシック実績馬の多くがここから秋競馬に臨む菊花賞の最重要トライアル。第50~51回(2002~2003年)は名門・藤沢和厩舎がシンボリクリスエスとゼンノロブロイで連覇を達成。2頭はその後、G1を複数回勝利する大活躍を収めた。第52回(2004年)は、結果的にこれが引退レースとなってしまうキングカメハメハが圧勝。第53回(2005年)を勝ったディープインパクトは、続く菊花賞も制して日本競馬史上6頭目の三冠馬に輝いた。ほか、第56回(2008年)のディープスカイ、第59回(2011年)のオルフェーヴル、第60回(2012年)のゴールドシップ、第64回(2016年)のサトノダイヤモンド、第68回(2020年)のコントレイルなどなど、そうそうたる面々が1着でゴール板を駆け抜けている。